ウルフ50　何故かエンジンがかからない･･･

ウルフ50の嫁ぎ先が決まりそうなので、最終チェックをしました。

キック2発で、かかることはかかったのですが、アイドリングしません。
その後、2回くらいはかかったのですが、それからは全然かかりません。
押しがけも駄目です。
10日ほど前には普通に乗れていたので、原因がさっぱり分かりません。

症状的には、ガソリンが行っていないような状況だったので、タンクにガソリンを継ぎ足したのですが、依然としてかかりません。
プラグの火は飛んでいて、キャブにはガソリンが流れていて、圧縮も前と変わりません。
そんな事はないだろうと思いながらも、キャブの分解洗浄、プラグを新品にしたのですが、相変わらず爆発しません。
リードバルブの固着か何かとも思ったのですが、この車両はシリンダーを外さないとリードバルブが外れないので、これは最終確認事項です。
チャンバーを外し、見える範囲でピストンも見たのですが、大きな損傷はありませんでした。

ありえないですが、フロートチャンバーが逆になっていて油面が低いのかと思い、もう一度、キャブを分解したところ、チャンバー室のガソリンが透明なことに気が付きました。
最初に開けたときも、透明だったのですがあまり気にしませんでした（アホです）。

案の定、別ガソリンを入れてみたら、問題なくかかりました。
どうやら、水が底にたまっていたみたいです。
タンクのガソリンを抜いてみたら、2Lのペットボトル1/5くらい透明の液体が出てきました。
何でこんなことになったのかが疑問です。
可能性としては、このところの寒暖で結露して、それが溜まってしまったという感じでしょうかね。
いつも走行中に、家の手前でコックOFFにして、キャブ内のガソリンもなるべくなくすようにしているのですが、漏れ等がなければ、ONのままの方が良いのかしら･･･

他のバイクもチェックが必要そうです。

こんな事のために、半日以上使っちゃいました。

まぁー、動くようになったし、トラブルシューティングの経験値も増えたので良しとします。