クラッチフルード交換

車検のときにクラッチフルード交換をお願いしましたが、エアが咬んでいたのでエア抜きしました。調子乗っていたら、マスターのカップの中のフルードが無くなってしまったので、結局全交換になってしまいました。
要領は、ブレーキと同じです.
中にはオペレーションシリンダー（レリーズシリンダー）の可動部を固定して行なう人もいますが、CE9Aのクラッチは重たい部類なので固定なしで行ないました。オペレーションシリンダーは、メンバーのすぐ上にいます。アンダーカバーを外せば一目瞭然。

基本、二人作業ですが今日は都合が合わなかったので、一人で寂しくフルード交換を決行。以前作った自作ワンマンブリーダーを用います。
コレ使うの、何年ぶりだろ・・・。二人作業だと、どの位エアが咬んでいたかとか、エアが抜けきったかが目視できますが、ワンマンブリーダーだと、見えないので「かん」で行い、安全を見て必要以上にフルードを抜く為、フルードが沢山必要になります。

ホースの間に「チェック弁（ワンウェイバルブ）」をかませただけの物なんですけど、矢印が刻印されていて矢印方向にしか流れない様になっています。このバルブはバイク部品の「南海○品」で購入しました。
青アルマイトと赤アルマイトの2種類ありましたが気分で赤に・・・。
（今、売っているかは不明です。）
このチェック弁とホースがあれば、OKです。受けのタンクはペットボトルとか空き缶でもそれらしい受けがあればいいので。

オペレーションシリンダーのブリーダープラグにホースを差し込んで、ブリーダープラグを回し、マスターのカップのフルード量に注意しながらクラッチを踏み踏みするだけ。
久しぶりに使い、今回思ったのが、ブリーダープラグとチェック弁とをつなぐパイプの長さ。クラッチを一回踏んでフルードがチェック弁まで到達する長さで無いと、チェック弁を通過してないエアーがプラグまで戻って行きます。置き方の問題ですが、画像のようにシリンダーが上、チェック弁が下だと、シリンダー側にエアーが戻っていくんです。ブレーキならサスにタンクを引っ掛けてキャリパーより上にチェック弁が付くように配置すれば、上側のチェック弁側にエアーが上っていきます。何気に使ってましたが、今まで気づきませんでした。（言葉では分かりづらいですね。）
交換後、当然ですが今まで通りのクラッチフィールに戻りました。