昨日の話。
妻と娘と一緒に一寸ドライブに出かけた。特に目的もなく、国道254を上州(群馬県)に出て北上。小雨が止んだので、何処かに寄ろうとしたら、吉井町の吉井ICの近くで「牛伏山自然公園」の看板が。取り敢えず此処に行こうと思い、山へ向かうと山頂付近に天守閣らしい物が見える。うろ覚えながら、牛伏山に模擬天守閣がある事を思い出した。天守閣は、展望台になっており、ややもやがかっていたが見晴らしは良好。僕は此の手のインチキ天守閣は、大嫌いなのだが、後で調べてみると此処はちゃんとした「一郷山城」と云う山城。併し、遺構(郭、堀切、土塁、竪堀、虎口など)は、此のインチキ天守閣を作る為に、破壊されて残ってないとの事。
山を下りると、天久沢公園がすぐ近くにあるので寄ってみた。小高い丘になっているのだが、子供と遊んでいるとお堂らしき物がある。案内板を見ると、「天久沢馬頭観世音」とあり、永禄6年(1563)に武田信玄が此処に陣城を置き、其の最中に愛馬天久が死んだので馬頭観音として祀ったのが由来との事。これまた思いがけなく史跡に出会う。此れも後で調べると、壕や帯曲輪の跡が残っているようで、見ておけば良かったと一寸後悔。
子供と遊びながらも、歴史に触れる事が出来、小さな満足感があった。でも、矢張り史跡を訪ねる時は下調べが必要ですね。
本日はこれ切り。
Posted at 2009/03/23 22:55:06 | |
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歴史を行く | 日記