ラインゴルトのブログ一覧

前車の時も１日で５００kmを超えるドライブは何度も楽しみましたが、
その道中でも常に頭の片隅につきまとった不安がひとつだけあり・・・。

実は今回２０８を購入するにあたり、カタログの中で真っ先にチェックしたのも、
「次の愛車では絶対に欲しい！」 と思ったこちらの装備品でした。



そうなんです、たとえ応急用でもいいので 『スペアタイヤ』 が欲しかった。

長いクルマとの付き合いの中で、それがあることで何度助けられたか・・・。
道端でのタイヤ交換など造作もない、自分のような世代には必須の装備です。

今はこのような感染状況下でロングドライブもできない日々ですが、
以前の日常が戻ればこれで準備は万全、その時が待ち遠しく今からとても楽しみです。

我が家にとって初めてのプジョー。
と言っても、実は ２０８ じゃありません？！




もう３０年以上愛用してきたコーヒーミルがかなり傷んできたので、
同様のクラシカルな外観とサイズで、新しいものを探していたらこちらを発見。




暗示があったのか？、それが偶然にもプジョーのコーヒーミルでした。
現在の愛車 ２０８ が我が家に来る１年以上も前のことです。





長年使用していたコーヒーミルは、家内がお友達からいただいたもの。
調べると「コーノ サイフォン」という歴史ある老舗のメーカーだそうで、
贈り物にそのようなメーカーのコーヒーミルを選ぶセンスが素敵です。

そこで二人の意見が一致し、まず家内が徹底的に時間をかけて磨きます。
その後自分が各部の補修と調整を担当。
仕上げとして、意図的にヴィンテージ風の外観を壊さない程度に軽く塗装しました。



２番目の画像のレストア前の状態と比べると、
長年の汚れは消え、その上で大切に使い込まれた雰囲気は残せた気がしています。

これで珈琲好きの二人にとって、宝物がふたつになるという幸運な結果に・・・。
それぞれで挽いたコーヒーの風味が、僅かに違うという発見も楽しい毎日です♪

前回に続いて少しだけ・・・。


まずはマニュアルミッションですが欧州本国仕様 GT-Line のインテリア画像を。




そしてこちらは我が愛車のセンターコンソールの画像。



右ハンドルモデルでもカップホルダーとスイッチ類の位置は一緒です。
そこで使用頻度が高い電動パーキングブレーキのスイッチがやや遠くなってしまい、
更にカップホルダーにペットボトルなどを入れた場合にはじゃまになることも・・・。


次は欧州仕様のタッチスクリーンパネルの画像。



欧州モデルではオプションの純正ナビを選ぶと10インチのスクリーンになるそうです。
ワイドでちょっと羨ましかったり（笑）


こちらは我が208のタッチスクリーンパネル。
日本仕様は7インチのスクリーンで、左右の空いたスペースにメニューアイコンが。




ということは、欧州仕様のメニューアイコンはどこにあるか？というと、
以下の画像のようにピアノ風スイッチの奥にタッチスイッチとして並んでいます。




ちなみに我が208のピアノ風スイッチの奥の列はどうなっているのかというと、
以下の画像のようにタッチスイッチの名残？なのか柔らかな感触も残っていたり（笑）



加えてこのピアノ風スイッチとオーディオのボリューム及びON・OFFダイヤルですが、
画像で見るとこれもどうやら左ハンドルモデルと同じ配列のままのようです。
という理由から、日本モデルでは使用頻度の高いスイッチがどうしても遠くなり・・・。

また、ボンネットオープナーレバーなども助手席側にありますが、
これは慣れてしまえば使用頻度が意外に高い自分でも全く問題ありません。



以上、我が208で少し残念に思ったことと、ちょっと気になった点などを。
ただ、不便というほどでもなく、それらが霞むほどの魅力を日々味わっています。

先日の【愛車レビュー】の追記として少し・・・。


今回、２０８ の中で GT Line というグレードを選んだ理由のひとつで、
ガラスルーフよりも自分の中で重要だったものが以下の画像の仕様です。



助手席の家内にドライバーと同等の居心地を与えてくれるシートリフター。
自分同様、低目のポジションのシートが苦手な家内には必須の装備です。


そしてそのシート、自分にはたっぷりとしたサイズと厚みと、
適度な柔らかさで体にフィットする見事な形状は腰痛持ちを忘れるほど。



休日にはロングドライブが当たり前という国のクルマからのうれしい贈り物。


また、アナログなクルマばかりを乗り続けた自分には正にカルチャーショック、
ＡＣＣは高速道路に限らず郊外の一般道でも至極便利だということを初体験。



ただ、停止からの再発進加速と停止時のブレーキングには若干のぎこちなさも。
２０８独特？のブレーキのタッチにはコンピューターも苦戦してる？？（笑）


そしてもうひとつ書き忘れたことがこれも独特なシフトレバー。
実はこれが「どのくらいで慣れるだろうか？」と一番心配だった。



ところがいざ使ってみるとこれが不思議なことに数日で慣れてしまい、
軽く前後に動く先に少し力を込めるともうひとつストロークがあり、
ＰからＤやＤからＲなど、手首のスナップで一瞬でチェンジできる優れもの。


『臆せず慣れろ！』　デジタルの愛車から教えられた納車後の数日間。
初めてのフランス車、挑戦を諦めないでよかったと実感する日々です。

前車クロスポロに14年間乗り続けたのは、
その間に所有してみたいクルマが現れなかったから・・・。
今の208のスタイルに一目惚れして一緒に暮らすことになり、
14年間妥協せずに我慢した甲斐があったと実感しています。