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9/21日に行われたロードスターカップ第3戦。約10か月ぶりに富士のロードスターカップに参加しました。
今回は勝とう常時さん所有のNB8 35号車で参加。
普段NB8に勝てないのはドライバーの所為なのか、車の所為なのかを見極めるためにチャレンジさせてもらいました。

代わりに88号車には第1戦でも乗った橋本選手が乗車。
他人が乗った自分の車に負けるのは悔しいので、今回の第1目標は88号車に負けないことですｗ

事前の練習で35号車は35号車はブレーキの効きが弱かったことが分かっていたので、今回はアクレさんにお願いして強めのレーシングプロを使用。
だがしかし！
88号車ではちょうどよくても35号車は16インチ仕様のブレーキだったため逆に効きすぎる結果に。ドライでもペダルに触るぐらいのブレーキングで良く止まる(-_-;)
そして当日の天気予報は雨。このパッドで雨を走ったら間違いなくブレーキで吹っ飛ぶこと確実。
今になって考えれば元のパッドに戻すって選択肢があったにもかかわらず、結局そのまま不安を抱えてレース当日を迎える・・・

で、レース日当日。
夜中には少し降ったようで路面は濡れていたけれども、ありがたいことに雨は上がって曇りの天気。


このまま決勝まで降らないことを祈りながらロードスターカップ第3戦、開幕です。

＜予選＞
天気は曇りのまま迎えた予選。路面はすっかりドライ路面に。
今年から指定タイヤになったRE-71Rは最初しかタイムが出ないことが分かっていたので、早い段階でタイムを出す作戦。
コースインした段階では前にNA6とND。全周スリップを狙うならNB8を待つべきだが、集団に飲み込まれたり、待ってるうちにタイヤが終わってしまうことを警戒し、NA6のスリップでまずはタイムを出しにかかる。
アウトラップで前のNA6から距離を取り、1周目からアタック。
距離を開けすぎたせいで結局スリップは使えなかったものの、ギリギリ8秒台に入れてまずは総合トップ。
2周目はペースを落として距離を取り直して3周目で再度アタック。
今度は逆に距離を詰めすぎたせいで第3セクターで前に追いついてしまったために、今回も十分なスリップは使えなかったが、0.2秒のタイム短縮。
2周目の間に91号車に総合トップを奪われていたが、このタイム更新で再び逆転して総合トップ返り咲き。
その後もNCのスリップを使ってみたりしてアタックしてみたが、やはりタイヤが終わってしまったため全くタイム更新できず。
ただ、他の車両も同様だったらしくトップタイムは更新されずそのまま総合トップで予選終了。
ドライで総合トップは久々だと思って記録を調べてみたら2015年の第1戦以来の2回目。
やっぱりNB8は速い・・・のか？


＜決勝＞
天気予報は外れてドライのまま迎えた決勝。
ブレーキに不安を抱えた借り物の車でいきなりウェットのスタンディングスタートは怖かったのでちょっと一安心。
せっかくのポールスタートでスタート失敗してぶち抜かれるのはさすがに避けたかったので、今回はサイドブレーキを使わずにアクセルとクラッチだけに集中。
（失敗したらしたでネタになるからそれはそれでもよかったり…）
シグナルブラックアウトと同時にクラッチを緩めてアクセルを踏み込む。


若干のホイールスピンはあったものの無難にスタートを決め、順位を守ったまま1コーナーに侵入。その後も2番手の91号車に1秒前後のギャップを保ち周回を重ねる。


そして問題の5周目。
なかなかギャップの開かない91号車からのプレッシャーに負けたのか、ダンロップ立ち上がりの3速へのシフトアップでまさかのシフトミス。そしてその隙を逃さなかった91号車に前に出られる。
しかしストレートではスリップを使い1コーナー手前で横に並びブレーキング勝負。
だが、初のドライでの総合優勝が懸かっていたためか勝負を焦り完全にブレーキタイミングを見誤る。しかも焦ったせいで効き過ぎるブレーキを強く踏んでしまいブレーキロック。1コーナーを飛び出すほどのオーバーラン。何とかコースには復帰したものの55号車にも抜かれて3位転落。


せめて2位に復帰しようとプッシュするものの、頑張りすぎてダンロップで再びブレーキロック。
2回のブレーキロックで完全にフラットスポットがてきてしまい、グリップレベルが大幅に低下。
その後1度は55号車を抜いて2位に浮上するものの、ストレートでスリップを使って抜き返されてしまい。その後は挽回できずに3位でゴール。


1.8クラスは参加台数5台だったため、入賞は2位まで。残念ながら表彰台には登れませんでした。

途中までは良かったんですが、精神的な弱さが出てしまったようです。
今回の反省点としては
①勝負を焦りすぎたこと。
②十分なブレーキテストができていなかったこと。
の2点ですかね。
やっぱり信頼して乗れる車を用意するってのは重要ですね。

目的のNB8の速さですが、コーナー立ち上がりの加速とストレートスピードは明らかに速いんですが、トータルのタイムとしてはNA8と大きく変わらない感じ。
もう少し頑張ればNA8でもなんとかなりそうな感じでした。（そのもう少しが難しいんですが・・・）

次回は10/20のロードスターカップ最終戦。次はNA8 88号車で参加します。
もうシリーズ入賞とかは関係ありませんが、シリーズ優勝を引っ掻き回せるように頑張ります(笑)


最後に、今回もサポートしていただきました皆様。ありがとうございました。
・応援に来てくださる方々
・ジョイファスト様
・アクレ様
・アクシアスポーツ様
・広島高潤様

もう2週間も経ってしまいましたが、8/24に開催された東北ロードスターカップ特別戦 2時間耐久レースに参加してきました。

去年の富士ロードスターカップ最終戦以来の更新なので9か月ぶり。
もう誰も見てなさそうな予感がしますが、とりあえず記録として。

この耐久レースは去年から始まったのですが、去年の90分から120分に延長されました。
給油前提で8分のピット義務があるので常に全開で走ることになります。

レギュレーションではドライバーは2名以上、ピットストップ義務は1回なので、当然勝ちを狙うなら2名体制で臨むところを、ウチのチームは何を血迷ったか4人体制で参加(笑)

車両は自分の88号車を使用。

今回参加した目的は
・東北ロードスターカップの参加台数を１台でも増やす
・いろんな人にレースに参加してもらう。
・とにかく大勢でレースを楽しむ。
でした。
結局集まったメンバーが全員現役レーサーなので２つ目は達成できませんでしたが(汗

前日の練習走行ではチームメイトの東北ロードスターカップドライバーにタイムで負けて撃沈(泣)
なので、決勝は他の3人に任せて自分は予選だけ走ることに。
決勝の同じ条件でタイム負けたら立ち直れないので(笑)
ホントは単純に決勝のピット回数減らしたかっただけですが。

んで予選
結果は3番手。
トップと0.260秒差。2位とは0.045秒差

前日の反省点を修正して走ったんですが、わずかにトップ2台に及ばず。
タイヤも走るほどのグリップが落ち後半で走り方がつかめてきたのにタイムアップできず。
それでもトップ二台はSUGOの実力者なので、それに次ぐタイムは出せたので十分仕事は果たせたかと。

決勝は予定通りの6位(最下位)。
他が1ピットなのに、ウチだけ3ピットだったので当然でしょう。
（ドライバー交代2回なのに3ピットなのは・・・お察しください）


結果はともかく、参加したドライバーの方々は楽しんでいただけたようなので目的は達成できたのかなと思ってます。

予想外だったのはGS給油前後の手押し。GSからピットロードまでがわずかに上り坂になっているのでエライ疲れる。

自分とこ含めて3台押しましたが、予選よりも疲れた(笑)

今年初めて参加してみましたが、とても楽しむことができました。
よくある燃費を絞った耐久レースと違って、最初から最後まで全開というのが良いですね。
その分駆け引きや戦略という点では劣るかもしれませんが、普段スプリントレースしかやってないので、アクセルを全開にできないのに耐えられない(笑)

また来年もやってみたいですが、来年は今年参加したメンバーがそれぞれチームを率いてさらにたくさんのチームでバトルできるといいなと思ってます。