カーボン飛ばしドライブへ（フィードバックゾーン走行）

日曜日は、高速上限1000円を利用して、カーボン飛ばしのドライブに行ってきた。

クルマに詳しい人なら、大抵知ってるだろう。。。

高速道路でそれなりに高い回転数でしばらく走ると、エンジンの調子が良くなるよ　って部類の事。
とくにロータリーは、低回転ばかり使うよりそこそこ高めに回して乗っている方が調子がいいし、高回転を使わないエンジンは、上まで回らなくなる云々。。

僕もそれ思ってました。　
で、慣らし運転はそこそこにして、ふだんは燃費とかも気にせずに、高回転まで回しまくってました。しかし昨年末にねずみ取りで捕まっていらい、法定速度近辺でゆっくり走るようになる。すると、回す機会がずいぶん減ってしまいました。

さぞかし、エンジンの調子を保つのには不利だなとおもいきや
なにも高回転まで使わなくても、調子の良くなる走り方があるみたいなのです。

結論をいうと、　「80km/hから100キロkm/hで、300キロくらい巡航速度する」　　とのこと。

そうすると、フィードバックゾーンと言われ
理論空燃比（14.7：1）に制御される領域があって、その領域をつかって走ることにより、エンジンの中、完全燃焼によって、アペックスシールの溝とかのカーボンまで燃やす事ができ、圧縮まで回復することさえあるそうです。
「中村屋」　さんのブログに載っていました。
http://recharge.jp/blog/?p=931

目が釘付けに！なんか面白くて、はまっちゃったわけです。記事ほとんど全部よんだかも。エイトは、サイド排気なので、カーボンはなかなか排出されない。
いかにカーボンの蓄積を防ぐかが長く好調に乗るには重要らしい。。

いままでの自分の知識から見ても書いてある事に説得力があったので　

実際その、高速巡航カーボン飛ばしを試したくなったわけです。
で、効果は！　


結論からすると、効果ありそうです。体感できました。
まず、低速トルクが増しました。アイドリングがスムースになりました。
マフラーから　パンパン言いにくくなったような印象。

ただ、錯覚かもしれないー。

なんせ、アクセルに足をそっと載せてるような状態で何時間もとろとろ走り続けた後です。それに慣れた後で、いつもどおりにアクセルをラフに開けると
当然　いつもどうりのパワーでも、ハイパワーに感じてしまう。



かなり睡魔に襲われました。
帰り道は30分も走ると、もう　意識飛びそうになるくらい眠くて
すべてのPAで　休憩しながら　帰ってきたなあ(笑)

あ、SAに入る時の減速でのブリッピングが
距離が進むに連れて　鋭く軽快に変わって行くのは感じた。
これも上記の錯覚なのか？？

ETCで　往復2000円ちょいと　ガソリン4500円で　トータル6500円くらいで
ちょっとした　チューニングを味わえるので
あのクルマで長距離をとろとろ走るセルフコントロールができる貴殿ならば　
多いに試す価値はあると思います。

そうそう、2700回転〜3000回転での一定速度の巡航だと
リッター10キロ軽く越えますね。
正確に測ってませんが　30ℓで300キロ以上は軽く走れました。
リッター11とか12くらい行った感じがします。

p.s

いまはカーボン飛ばしのためだけに高速なんて走ってないです。
街乗りでもふだんから　3000回転中心（2500回転下限で）で、ハーフスロットルで走るように心がけていれば
だいたいそれが、フィードバックゾーン使用となり燃費もいいしエンジンの調子もいいです。
あと、アイドリングも長時間するのはNGだとおもう。
エンジン始動したら、即出発してます。そのかわりしばらくは　まわしすぎず、踏みすぎずです。走りながら暖気する感じです。

で、圧縮ははかってないけど(ていうか圧縮なんてあんま神経質に気にしなくていい気がする）、8万キロ超えのうちのエンジン、絶好調で、ディーラーでもほかのエイトよりパワーでてて、調子がいいみたいに言われてます。
2014.10現在

P.s 2
カーボン飛ばしドライブそのものを　やらなくなりました。
首都高つかって3時間くらい巡航するのは、たしかに調子よくなるとおもうけど
その労力と時間などを考えたら、フューエルワンを2〜3本添加して、プラグ掃除してやるほうが
楽に調子よくなる気がする。
エキマニと、エアクリは純正にして、できるだけ　純正の空燃比のママで、基本はフィードバックゾーンで走ることを意識して（ふつうにおとなしく流していれば、それはフィードバックゾーン）
あとはヒューエルワンを投入したり、定期的にプラグの確認（交換や洗浄）で良いかなとおもっている。
で、高回転もつかわないと、セカンダリー、オグジュアリポートを使わないことになるので
たまにつかってやる。　低回転だけしか使ってないエイトだと、プライマリーポートだけで走ってる状態になり、良くないとおもう。低負荷で上まで引っ張るのを加速のときに何回かに一度織り交ぜる感じ。
ときどき峠などで高回転でしばらく走ると　調子いいのは確かですな。
ただし、水温が高いとき（自分は101度以上のファンが高速回転時を特に水温高いときと認識している）のときは、セーブするようにして、温存する。高温時に高回転だと変摩耗しそうだとおもうから。
渋滞気味の街乗りオンリーが、いちばん良くないとおもう。クラッチも4万キロで半減するし。　　　2015、夏時点での考察