車を通じて得たものが多い車 - SL

過去所有

車を通じて得たものが多い車

使徒ぴっちゃん♪
メルセデス・ベンツ / SL
SL500_LHD(AT5.0) (2002年)
- レビュー日：2022年2月20日
- 乗車人数：２人
- 使用目的：レジャー

おすすめ度： 5

デザイン：5
走行性能：4
乗り心地：5
積載性：4
燃費：3
価格：5

満足している点: （当時）メルセデス最高クラスのオープンカーであること

オープンカーなのに剛性不足なんて微塵も感じさせない強固なボディ

メタルトップでオープンカーのウィークポイントである遮音性と雨漏りの心配が一切なかった

ボディはそんなに大きくなく使い勝手が良い

そんなに大きくはないけど、存在感は絶大、高速道路だと煽ってないのに自然と前走車が道を譲ってくれる
不満な点: 1箇所修理しているうちに2箇所壊れていく故障の多さ

乗っても乗らなくてもエンジン始動の度に、何かしらの警告が出る（そのうち慣れてきて気にしなくなる）、「乗っても乗らなくても壊れるなら、乗らなきゃ損」←みん友談
総評: 小林可夢偉がF1日本GPで表彰台を獲得し、嬉しさのあまり、何故か関係ないベンツSLを勢いで購入。
初輸入車でした。

まずは、圧倒的な存在感、乗り出し120万円で得られる満足感は最上級、120万円にはまず見られなかった。

そして、故障が多い分、情報を共有する友人が増えた。
友人達は、新車またはもっと程度の良い高額な個体を購入された方々なので、所得や社会的地位が高い方が殆どですが、中途半端な小金持ちじゃないので使徒のような底辺の人間にも見下すことなく接してくれたのは懐の深さと「本物の人間性」を学べた。
本物の人は、時間の使い方が上手く、努力家であることをしみじみと感じ、自分の甘さが現状の底辺だと思い知らされた。
実は、車より車を通じて人としての成長が大きかったと思う。
そんな方々のようになって、SLが似合う人間になりたいと感じた。

車以外の戯言が多い総評になりましたが、無理して購入してよかったと思うし、もう一度乗りたい車でもある。

デザイン: 5; 瓢箪目が不評だった世代ではあるものの、これはこれでボンネットの曲線美など、ほめるところはたくさんあるし、ベンツ以外のどの車種にも似てない独創性デザインは悪くないと思う。

でも後期の戦闘機のような顔の方が良いけど・・・
走行性能: 4; パワーは、5000㏄もあればパワーもトルクも過不足なく普通に走れるが、イメージほど速くはない。

取り回しは、普通に考えたら大きなボディだが見切りを含め悪くはない。

ABCサスは、トラブルも多いけど乗り心地は良いのにコーナーで殆どロールしない不思議な感覚
乗り心地: 5; オープンカーでも、ルーフ閉めれば普通のクーペと同等以上の静粛性

乗り心地も、さすがはアクティブサスと感じる。
積載性: 4; 2シーターなので、リアシート相当部にそこそこ荷物が積めるし、ルーフを閉めていれば、普通のクーペ程度のトランク容量は確保されていて、特に不便は感じなかった。
燃費: 3; 燃費は測定したことも気にしたこともないので不明、5000㏄もあるので良くはないでしょう。
価格: 5; 総額120万円で購入し、2年半乗って131万円で売却、11万円得しました。
故障経験: とにかく、マイナートラブルも含めると、常に何処かの何かは壊れてる状態でした。