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本質を突き詰めた公道を走るレーシングカー - エッセ
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りあー(Lear)
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ダイハツ / エッセ
D(MT_0.6) (2010年) -
- レビュー日:2019年3月17日
- 乗車人数:1人
- 使用目的:スポーツ走行
おすすめ度: 5
- 満足している点
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エッセは超軽量700kgボディで660ccNA(ノンターボ)で58馬力を叩きだすKFエンジン搭載のレーシングカー。
KFエンジンはレブ8000rpmまで回る超高回転型なのに全域でトルクを確保しつつ、7200rpmまで馬力が痩せないレーシングエンジン。メーカーはエンジンが速すぎて密かに生粋のレーシングカーを公道に出してしまったのをバレるのを恐れたのか、58馬力版KFエンジンは数車種に搭載した後はパワーを下げたダウングレード版を新型車に搭載している。
走りの5速MT設定があるのはもちろん、ABS無し、トラコン無し、スピードリミッター無しとかいうどこぞのタイプRもビックリのレーシング仕様。
更に2000年以降製造の車にも関わらず油圧パワステにワイヤースロットルという玄人にも満足の作り込みで人馬一体感は失わない。
- 不満な点
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新車価格68万円という超低価格でこの世にレーシングカーを解き放った罪深さは不満点だろうか?
- 総評
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ESSEは下記の頭文字の意味という。
Eco=耐久レースを前提に勝つための超低燃費
Simple&Smart=レーシングカーに不要なものは最初からつけないスタイル。かしこい。
Easy=誰でも簡単に速く走れる初心者ウェルカム精神
そしてレーシングのESSENCE(本質)を突き詰めたというメーカーの主張を表現するに相応しい車名だろう。
※全て個人の感想です。性能、効能については個人差があります。
編集後記:すみません調子に乗りましたが普通に足車としてはいい車ですよ。
- 走行性能
- 無評価
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デザインの第一印象は丸みを帯びたかわいい感じがするが見せかけに騙されてはいけない。往年の名レーシングカーであるルノーサンクターボからレーシングスピリットと形状をオマージュし、最新の空力解析を取り入れた角の無いデザイン、この融合によってできた最新レーシングボディ形状がこのエッセなのです。
通常、一般の車にはスタビライザーという部品がついており高速道路などでの安定性を高めるのだが、これを取り付けるということはコーナリング限界性能を落とすということである。
この車は生粋のレーシングカーゆえ新車状態では取付けがされていない。必要ならば乗り手に合わせてオーダーメイドで取付けをしてくれという意味合いだろう。
- 乗り心地
- 無評価
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サーキット走行をする際には車両から得られるインフォメーションは重要である。
襲いかかる強烈なG然り、タイヤからの振動やノイズ、エンジンの咆哮、昂ぶるエキゾーストノート。それらをドライバーに忠実に伝え、危険を包み隠さずに打診する。それは昨今のスポーツカーですら失われつつある本質をこの車は守り続けている。
- 積載性
- 無評価
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スポーツカーを語る時、重量物は中心に寄せる、というものがある。スーパーカーがミッドシップ(MR)を採用したり、FR車がエンジンを中心に近付けてフロントミッドシップという言葉を使う理由はそれだ。
なぜなら重心が中心にあるほどクルクルとコマの様に回ることができ、コーナリング性能が上がるからだ。レーシングカーほどになれば人が一番重いので人が中心に乗る。もちろんエッセはこれを考慮してほぼ中心にドライバーが乗れる。KFエンジンは軽量すぎて47kgしか無いので人の方が重いのだ。
- 燃費
- 無評価
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エッセは様々なレースレギュレーションに対応できるようにレギュラーガソリンで走ることができ、全開で走っても燃費17~18km/L走る燃費重視のエンデュランス(耐久レース)向きの車である。
なおその副産物として街乗りクルーズでは20km/Lを超える。
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