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ハイテク旗艦伝説最終章 - レジェンド
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ホンダ / レジェンド
レジェンド_4WD(AT_3.5) (2015年) -
- レビュー日:2024年10月28日
- 乗車人数:2人
- 使用目的:仕事
おすすめ度: 5
- 満足している点
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満足① 手縫いステッチ入りアイボリー本革内装と黒ダッシュボードのツートーンで仕立てられた明るく個性的なコクピット空間
満足② 3.5ℓフルサイズ四駆セダンとは思えない低燃費と、NSX 4ドアサルーンとも呼びたくなる壮絶ハイパワーを両立した3モーターハイブリッドシステム
満足③ 先代比大幅に進化したADAS(渋滞追従ACC、BSI、マルチビューカメラ、パーキングセンサー、オートハイビーム、HUD等…)と電動SH-AWDがもたらす盤石の安全性能
- 不満な点
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不満① 先代比+40ミリの全福1890ミリは都市部での取り回しに気を遣う
不満② あり得ない位にレスポンスが悪いオンデマンド・マルチユース・ディスプレイ(ODMD)
ODMDは実現したい機能に対し、プロセッサーのパフォーマンスが全く追いついていませんね。
オーディオ・ナビ・エアコンの操作はKB1/2の方がずっと軽快かつリズミカルに行えた事を鑑みると、ここは退化していると言わざるを得ません。
- 総評
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ハイパワーと省燃費を絶妙にバランスさせ、現代のフラッグシップに相応しいハイテク装備を詰め込んだHondaのビックリ箱。
人車一体感のスポーティ感覚が心地良かった先代KB1/2に対し、様々な電子デバイスが介在するKC2はやや”乗せられている感”は否めない。
とはいえ基本設計が10年新しい事によるアップデート量は凄まじく、フラッグシップモデルとしての完成度・満足度は非常に高い。
中古車市場に於いて、この様な大排気量で燃費そこそこ、しかも大柄なボディとなるとどうしても敬遠されがち。
知名度の低さも相まって、同等年式・走行距離のコンパクトエコカーと比べて驚くほど価格がこなれています。
18万キロ走行のKB2を下取りに出し、17万キロ走行のKC2への箱替に要した支払額はコミコミ70万円。
それで3年若返り、最新ADASやハイブリッドSH-AWDやコネクテッドといった盛り沢山のアップデートが手に入ったのだからありがたい。
KRELL謹製プレミアムオーディオシステムが織りなす「走るオーディオルーム」としての価値も高く、全福1890ミリの巨体を取り回す事さえ受け入れられれば、こんなにもお買い得なサルーンはそうそう無いでしょう。
- デザイン
- 4
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段チリが先代よりも退化しているとの声をチラホラ目にしてたけど、個人的にはさほど目くじら立てるほど酷くは無いかなぁというのが正直な印象。VWやAudiといった欧州勢の段チリ精度を見てしまうともっと頑張れとは思うけど。
発光部まで丁寧に造り込まれたジュエルアイヘッドライトが外装デザインのハイライトかな。
内装は手縫いのステッチで仕切られたホワイトとブラックのツートンカラーがお気に入り。
- 走行性能
- 5
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パワーとハンドリングは十分、お釣りがくるほどで、踏むと凄まじい加速感にビビります。
状況に応じてエンジン、モーター、そしてその両方が目まぐるしく切り替わっていく為、純粋なアクセルレスポンスの気持ち良さは先代KB1/2に軍配。
ハンドリングは、先代KB1/2のSH-AWDが完全に黒子に徹していて極めて自然なセッティングだったのに対し、KC2ではかなり幅広いシーンでリアのモーターに依るベクタリングが介入するセッティングの為、人工的に演出されている感は否めず。
とはいえそれらがレジェンドの愉しさをスポイルするものではなく、ワインディングを意のままに気持ちよく走れる事にかわりはない。
- 乗り心地
- 4
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先代KB2は純正OPのモデューロサスを入れていた事もあり、KC2の足回りはかなりソフトでしなやかに感じます。
40扁平タイヤなりのゴツゴツ感は伴うが、購入車にはほぼ新品のBSレグノGX-Ⅲが装着されている事もあり静かで不快感は全く感じません。
- 積載性
- 4
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トランクルームは先代KB1/2が452ℓあったのに対し、このKC2は414ℓと、1割弱狭くなっていますが、奥行きが削られているだけなので実用性はさほど変わらない印象。
それよりも、パワートランクが装備からドロップしてしまったのが残念。開閉時に外装に手を添える必要が無い事のありがたさが今になってよくわかります。後期型で復活したのは必然ですね。
- 燃費
- 4
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普通に運転しても10km/ℓは走ってくれるので、脱炭素が叫ばれる昨今に於いても罪悪感なく日常のアシとして使えます。
モーター巡行モード領域を上手に使ってやると、14km/ℓ位は割と容易に叩き出せるのも面白い。
リアクティブ・フォースペダルがアクセルを強く踏み込むのを抑制してくれる仕組みも相まって、ついついゲーム感覚で燃費14km/ℓラインを目指してしまいます。
- 価格
- 5
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装着されていたオプションはフロアマットとドアバイザーと前後ナンバーフレームとレーダー探知機。
それとほぼ新品ホヤホヤのBSレグノGX-Ⅲ。
KC2中古車乗り出し総額からKB2下取り価格を差し引いた差額支払額が約70万円。
某法人の送迎専用車だったという事で距離は走っているものの、正規ディーラーでキチンと部品交換メンテナンスされて来たワンオーナー屋内保管の健康体。
これまで乗ってきたKB2に対し3年ほど若返り、約10年分のADAS進化が取り込まれ、実燃費で50%以上改善するハイブリッドシステム搭載車にアップデート出来たので、非常に満足感の高い代替となりました。
- 故障経験
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ボンネットステーのダンパーが抜け気味で、保持出来ず落ちてきてしまう状態だったので、AliExpressで社外品ステーを調達しDIY交換実施。
KB1/2はどちらも13年近くヘッチャラだったのに。
ドライバードアのヒンジが少しコキコキ言い始めてるので、これもぼちぼち部品手配だけしておこうかと思案中。
前車KB2は購入した時点で既に盛大に鳴ってたのでいの一番に交換したけど、そこまでひどくは無い。
故障というより、どちらも消耗品ですね。
あとは故障と呼べるのかどうか微妙ですが、ナビがちょいちょい勝手に再起動します(笑)
何も無かったかの様にシレッと復帰して音楽も続きから再生するのでまぁ気持ち悪いだけであまり実害は無いものの、つくづくこのナビはダメな子だなぁと(^^;;
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