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・セダンをベースとした共有のプラットフォームである事がこの車の性格を如実に物語っている アウトランダー、ギャランフォルティス、エボ10,,,etc, - デリカD:5
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なおD:5
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三菱 / デリカD:5
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- レビュー日:2013年5月6日
おすすめ度: 4
- 満足している点
- ・・・・・
- 不満な点
- ・・・・・
- 総評
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・セダンをベースとした共有のプラットフォームである事がこの車の性格を如実に物語っている
アウトランダー、ギャランフォルティス、エボ10,,,etc,,,っと共有するってことは、、、
運転席の着座位置が、随分と車のセンター寄り座らされているという事である
これは他社の1BOX専用設計のミニバンなどと比べれば歴然
例えば、ジャスコの駐車場などで並んだセレナと、互いの前輪の位置を合わせると、運転席の前後の差に気づくと思う
ミニバン1BOXをカーゴカーと考えた場合、この事実は不利に働くだろう
それでもこの「車のセンターに座らされる」感覚が「走り」を意識したドライビングができるのもこの車の魅力のひとつである
・シャーシに伴う、足回りもFストラット、Rマルチリンクという構成もいい
特にリアのマルチリンクは、4駆仕様がある為でもあるだろうが、融通の利かないトーションビームより100倍いいと思う
・逆に犠牲になったものは
Aピラーを寝かせて無理やりスタイルを成立させた為?に無駄に長いダッシュボード
8人(7人)乗りの荷物を収容しよう、、、とはとても思えないリアカーゴの狭さ
・4B12というエンジンについて
4B1系というエンジンは、これまた三菱とダイムラーグループのワールドエンジンである
4B12は、ロングストロークエンジンで高回転には不向きだが、低回転からのトルクに分がある
これに3500rpmあたりから可変バルタイのMIVECが中~高回転側のフォローに入ってきて6000あたりまでなんとか回りきる感じ
ちなみに同じ4B1系でも、エボ10の4B11とは別モノ!
ターボorNAとかの差ではなく、パーツの耐久性や組み付け精度がまるで違ったりして、経験上エンジン関してはエボ10のD:5への流用がほぼ利かないと思ったほうがいい
・CVTの組み合わせについて
CVTはエンジンとのピックアップに合わせてリニアな反応(駆動)するというのが売り
まぁ長く乗っていると、それでもカッタルイと思うときもあるけど、ATのワンテンポも2テンポも遅れた加速よりは断然イイ
6速パドルシフトにしても、1BOXにしては贅沢な装備かもしれないが運転する楽しみにはかかせないアイテムだと思う
ただこのCVTはJATCO製の中型機と呼ばれるもので、容量的にはトルク250N・mが限界と言われている
エンジンスペックで226N・mであるD:5は、ほとんど余裕がない
いじるいじらない以前の問題としても、、、
例えば高速なんかの長時間・高回転を維持するドライビングとか
例えば過積載的とは言わないまでも、フル乗車時や、重い荷物で長時間行動するとか
ミッションに負担が大きいシチュエーションがあった場合、CVTの容量がぎりぎりなのはどうなんだろう?と思ってしまう
ここら辺は、余裕があるディーゼルのATがうらやましいかなと思えてしまう
・ともあれ、、、、、
デリカの語源でもある「デリバリーカー」の名に恥じる事のない、多人数乗車や、(シートのアレンジ次第では)仕事の道具の積載も可能という使い方ができる1BOXカーであるということ
そんな中でも「走り」の要件を可能な限り満たしてくれる車であるとも思う
昨今ディーゼル仕様が出てきて、トルク値なんかが正直チョッと羨ましかったりするけど、、、
自分はやっぱりガソリンNAのレスポンス至上主義だから、今選んだとしてもやっぱりこっちを選ぶかなと
これがこの車と6年付き合ってきた感想です
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