日産 スカイライン

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クルマレビュー - スカイライン

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    • 芋スカ

    • 日産 / スカイライン
      2000ターボGT-ES (1984年)
      • レビュー日:2019年9月24日
      • 乗車人数:1人
      • 使用目的:通勤通学

    おすすめ度: 5

    • デザイン5
    • 走行性能3
    • 乗り心地4
    • 積載性4
    • 燃費5
    • 価格
    満足している点

    ・うん、かっこいい💮

    ・この車に限れば純正サンルーフ

    ・曲線や過剰なキャラクターラインなど皆無で潔よすぎるボディーライン

    ・それ故に四隅の見切りが良好で非常に運転しやすい

    ・賛否両論だがフロントドアの閉まる音

    ・コンピューターとスピーカーで音を再現する軽い感じのイマドキな自称スポーツユニット(失礼)には出し得ない「機械」の音がすること=騒音w
    ノーマルインジェクションL6特有の、吹け上がり時の「バーン」という音と、ギャレットのタービンとカップリングファンの音。
    全部混じったら脳ミソ溶けます🧠💘

    ・アイドリングのモコモコ音もまた良いよね

    ・ちゃんとセダンとして使える居住性
    不満な点
    ・基本構造が堅実であり、致命的な壊れ方はしないが中途半端な電気仕掛けが地味にトラぶる
    (30年も経てば仕方がないと思わざる得ない部分もあるけどね)

    ・ノーマル脚が一番偉くバランス良く走り易く、シャコ◯ン悪である事は百も承知。でもあのフロントフェンダーとタイヤの隙間はどうしても…(大都会ファンな諸先輩方誠に申し訳御座いません)

    これはこれでシブいんですけど

    ・作り込んでるように見えて、部分的には物凄いチープ。インパネ下のボードが厚紙って!

    ・リアのパワーウィンドウS/Wに代表されるような、プラスチックを多用しながら素材や組み方の悪さ故にあり得ない壊れ方をする箇所がそこかしこにある。
    テールランプS/Wに何故プラスチックのブッシュを使う!!

    ・4ドアは真横から見たらデッキが後ろ寄りでデザインがアンバランス
    総評
    6気筒であること。長きに渡るL型エンジンの最終進化型であること。

    批判を恐れず敢えて書くが、かの櫻井主管も含めた生粋のプリンス派には不当に軽蔑されがちなL型エンジンだが、実際にはプリンス製のエンジンよりも遥かに多く長く採用され続けた。という事実に個人的には敬意を表したいし、三世代17年に及ぶ「スカGの伝統」と言い切っても何ら違和感は無いと考える。

    でもやっぱりL型エンジンでは納得できず“プリンス魂”炸裂で、設計者にとっての「美学」であるFJ20エンジンを造り・載せてしまう開発陣の熱意そして日産の寛大さ。





    スカイラインは哲学であり、開発陣が世に問いた“自動車”のあるべき姿では無いのか。


    (日産車のカタログでありながらフェラーリの格言を掲載するという笑えない演出ではあるものの)

    「真のGTとは大人5人を遠くに快適に早く運べる車である」

    この言葉が、この車の全てを表現していると思う。
    そして、この言葉に常に真っ向から挑み続けてきた唯一の国産自動車では無いかとも思う。


    それでいて、スカイラインの中でもR30シリーズって凄く多忙。


    RSターボで全ての国産車をブチ抜き、GTでクルマの本筋を世に問い、TIで一般ユーザーの満足をも得る。
    ましてやTI以外ではターボ有無で性格がまるで違う(特にRS)し、さらにランクも素・Lタイプ・Sタイプ・Xタイプと要望に応じ使い分けをする。

    一つの車種でこれだけの事をこなすことが出来たのも、櫻井哲学が編み出した努力の賜物であり、スカイラインが持つ懐の深さがもたらした結果と言えるでしょう。


    「“スカG”の伝統と美学」
    これは、現在も続くスカイラインの長い歴史で常に相反するものであり、実際にRSとGTどちらも一定期間以上所持したけど今日に至るまで結論は解らず終いとなっているところ。
    即ち、旧プリンスと日産の思想の違いはとうとう埋めることが出来なかった、とも言い換えれると思う。
    けど、R30シリーズではそれらを何とか両立しようと努力した痕跡が伺える。
    だからこそRSとGTという二本柱を掲げ櫻井主管の集大成の、且つ最後の作品として有終の美を飾ったことで、根強いファンと共に「節目」のスカイラインとして後世に残すことができたのだ。



    スカイライン、私は好きです。
    中でも開発に携わった全ての方々がクルマとは何ぞやと真剣に考え、全員で同じ方向に向かって作り上げた最終進化系であるこのR30スカイラインがこの上なく好きです。
    そんな名誉あるクルマを、出来るだけ長く維持しこの世に残していきたいと考えております。


    スカイラインって、乗れば乗るほど知れば知るほど奥が深い。
    開発陣の想いがこんなにも伝わってくる車は国産車では他にあるまい。







    断じてオススメはできませんがww
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