20万キロ。サーキット過激走行車の感想 - アルテッツァ

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20万キロ。サーキット過激走行車の感想

中村慎太朗
トヨタ / アルテッツァ
RS200(MT) (1998年)
- レビュー日：2015年4月5日
- 乗車人数：４人
- 使用目的：スポーツ走行

おすすめ度： 5

デザイン：無
走行性能：無
乗り心地：無
積載性：無
燃費：無
価格：無

満足している点: 色々な性能が７０点くらいでバランスが取れた車というところに満足しています。個性は薄いですが、その分どんな分野でも楽しめます。
スタイルも年式のわりになかなか良好だと思います。カスタムするとかなり今風に変身します。
不満な点: 内装ですが、インパネとドア回りのデザインが独立していて、違和感を感じます。まあ狭い空間を広くとる為の策なのでしょう。
最後に・・・直線がもう少し速ければと思います。。。
総評: 友人に勧められて買った車ですが、気に入って使ってます。
セダン、NA、６速、2ℓｽﾎﾟｰﾂｴﾝｼﾞﾝ搭載、という希少なタイプの車です。
これ１台で何役もこなせる優秀な車だと思います。

走行性能: 無評価; ＜2018.4更新＞
珍しくレビューなるものを書いてみました。
サーキットでの感想です。
車重が重いわりにパワーがいまいちなので直線はおせじにも速いと言えません。しかし見た目に反し、コーナーが意外と速いです。
僕は色んなレースに参戦してきましたし、講師やテストドライバーなどを今でもしているので、色んな車に乗る機会があるのですが、沢山乗った中でもアルテッツァのコーナリングスピードはなかなか悪くないです。
感覚的な話だけではなくデータロガーの数値もそれを証明しています。
これは直4という小さいエンジンがフロントミッドに搭載されていてる上に、前後重量配分も５０：５０に近いという事の恩恵があると思います。ボディ剛性もかなり高いです。
コーナーが速いということは、それに続くストレートも当然速くなります。結果的に、パワーの割には意外とタイムが出ます。
それにブレーキもワンクラス上のサイズが標準装備されているので良く止まります。ミニサーキットなどでも１Ｇ以上の減速が可能です。
気になる点は、ギヤ比が若干良くないという事ですね。２→３速が特に良くないです。特に前期型を買うとファイナルギヤが４．１というのが付いていて、ギヤ比の悪さも加わり加速が怠いです。後期型の４．３はなかなか良好です。ちなみに僕は社外の４．５を付けているのでサーキットに限って言えばかなり気持ちよく走れます。でも普段乗りを考えれば４．３が一番お勧めかと思います。
あとは電子スロットルの鈍さやブッシュの撓み等、色々小さい不満はありますが、数多くのアフターパーツが出ているので自分好みのパーツを入れて楽しめれば良いと思います。
乗り心地: 無評価; 僕のアルテッツァのサスは硬い味付けにしてあるので街乗りでの乗り心地は悪いです。
ボディ剛性の高さや遮音性はなかなかです。海外ではレクサスブランドで販売されていて、対抗馬が３シーズやｃクラスというのもうなずけます。
積載性: 無評価; 大人4人とトランクには１７インチのタイヤが３本入ります。かなり優秀だと思います。
とは言ってもビッグセダンではないので、車内の居心地や解放感は高いとまでは言えませんね。
燃費: 無評価; 燃費は悪いと思います。あまり気にしてないのでしっかり計ってませんが、体感で８くらでしょうか。友人情報だと、高速では１４は伸びたと言っていましたが、同じ燃費でもっと速い車は沢山あります。
まあポーツセダンなので燃費より楽しさ重視です。
故障経験: パワステ故障、デフブロー、フライホイール破損、エンジンマウントちぎれ、セルモーター故障、その他アフターパーツまで色々と壊れました。
とは言っても、走行距離が２０万キロで、かなりの頻度でサーキット走行していますので、壊れて当然と言えば当然ですが。
他のメーカーの車で同じ使い方をしたらこんなものでは済みません。
故障も１回りして最近は少し落ち着いてきてる気がします。