気軽にできるDIYカスタム【エクステリア編】

2022年5月17日

DIY カスタム 外装 エクステリア

クルマをノーマルで乗っていることに飽きてしまった、人とはひと味違うクルマにして乗りたい……などなどクルマをいじりたいと思っている人はたくさんいます。今回はそんなクルマをいじりたいと思っている人が気軽にできるDIYカスタムのエクステリア編をおとどけします。

ステッカー、ラインなどなどクルマに貼り付ける系

エクステリアのドレスアップで比較的手軽にできるのがステッカーやラインなどを貼り付ける方法です。

この方式のいいところは飽きてしまったら剥がしてなかったことにできること。自宅でプリンターを使って自作ステッカーを製作して貼り付けることも可能です。

ボディにステッカーを貼り付ける場合、2つの考え方があります。ひとつは剥がせることを前提にした貼り付け、もうひとつはできるだけ剥がれないようにした貼り付けです。

前者の場合はボディにワックスを掛けてツルツルにしてから貼り付けます。後者の場合はパーツクリーナーやアルコールなどで脱脂をしてから貼り付けます。

大きなステッカーなどを貼る場合はワックス掛けをしたほうがやりやすいという印象があります。

ステッカーの選び方も大切で、モータースポーツのスポンサー系ステッカーでドレスアップするときなどは、競合するブランド(たとえばホイールならRAYSとBBSなど)を同じクルマに貼るのはNG。

ただし、1ボックス車にクルマ屋さん系のドレスアップで貼るときは取扱ブランドが多いほうがらしいということで例外とできます。

ボディにラインを貼るときはマスキングテープを使って数カ所を仮止めしながら行うと曲がりなどを防止することができます。ライン系は剥離紙を少しずつ剥がすことで、ライン本体が伸びることを防止できます。

ラインはボンネットやドア、ルーフなどに貼ることでくっきりとしたアクセントとすることができますが、メッキモールにマットブラックのラインを貼っていってブラックアウトしたり、メッキ系ラインを使ってモールを光らせたりという手法もあります。

普通のステッカーもラインも左右の高さや位置を同じにしたいと悩むことがあるでしょうが。左右は同時に見ることができないので左右を同じにすることをにあまり気をつかう必要はありません。

シート系を貼るということに関してはじつに多彩な用品が用意されています。販売台数が多いクルマに関しては車種専用のものも用意されています。

さらに今はパソコンやスマホを使って自分のオリジナルステッカーを作ることも可能です。オリジナルステッカーは耐候性のフィルムシートを使う必要があります。

プリンターには染料系インクジェット、顔料系インクジェット、レーザーなどさまざまな種類があり、対応するフィルムシートを使う必要があります。

エアロパーツだって貼り付けるだけでオーケー

エアロパーツ装着となると購入して塗装してボディに取り付け穴を開けて……となにかと大変なイメージがありますが、貼るだけでサイドスカートやリップスポイラーになる便利アイテムの「イージーリップ」という商品があります。

ウレタンフォームでできている本体には両面テープが貼り付けられていて、剥離紙を剥がして貼っていくだけでリップスポイラーやサイドスカートになるという仕組み。

ホワイトやブラックといった一般的なカラーのほかにも、赤や青なども用意されるので、アクセントとしての装着も可能。ウレタン製で柔らかいため、フロントリップを守る効果も期待できます。

エクステリアドレスアップの決めてはなんと言ってもホイールまわり

ホイール リムステッカー

一昔前だと、ホイールを交換するとなるとタイヤショップやカー用品店に出向かないとなりませんでしたが、今はタイヤ組み込み済み、バランス取り済みの状態のものを通販で買うことが簡単にできるようになっています。

通販でタイヤ&ホイールを購入する際には、クルマの型式などもしっかりと連絡(記載)して注文することが大切です。また、足まわりやブレーキまわりを改造していると、適合しないこともあります。

足まわりやブレーキをいじっているクルマは、DIYではなくショップに行くことをおすすめします。

ホイールまわりのドレスアップでは、リムにステッカーを貼ったり、リムまわりに樹脂製のガードパーツを取り付けるなどのパターンがあります。

また、ホイールはナットを交換するだけでもかなりイメージが変わります。走り系のクルマの場合はアルマイト加工されたアルミの貫通ナットなどを装着するとかなり走りのイメージが向上します。小さなドレスアップとしてはエアバルブのキャップを交換するのもなかなかイカしています。

諸星陽一
  • 諸星陽一
  • 日本自動車ジャーナリスト協会(外部リンク)
  • 自動車ジャーナリストとして専門誌やライフ誌での執筆活動をはじめ、安全運転のインストラクターも務める。1992年~99年まで富士スピードウェイにてRX-7のレースに参戦。セルフメンテナンス記事も得意分野。福祉車両の数少ない専門家の一人でもある。

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