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ネットでバッテリーを買うときに注意したいこと
2022年3月2日

多くのものがインターネットショッピングで購入できる世の中です。クルマのパーツとなれば、国内はもちろん海外から取り寄せることも楽になってきました。そうしたクルマのパーツのなかでもネット販売で購入できてうれしいのがバッテリーです。そんなバッテリーを購入する際の注意事項などをお知らせします。
バッテリー購入時にもっとも気をつけるべきは古いバッテリーの処分方法

バッテリーを購入するというのはどんなタイミングでしょうか?
人それぞれいろいろなタイミングがあると思いますが、バッテリー購入のタイミングのうち「バッテリーが上がったから」という人も何%かはいることでしょう。
私も25年くらい前にバッテリーが上がってしまって、バッテリーを購入することになりました。ネット販売などがない時代、さすがに手でぶら下げて帰るのは辛いので自転車で買いに行きましたが、それはそれは大変だった記憶があります。
そう考えると、今の時代バッテリーをネットで購入できるのはとても便利でうれしい限りであると思います。
バッテリーを自分で購入して交換する際にもっとも注意したいのは古いバッテリーの処分です。
ショップで交換した場合は、作業したショップで処分してもらえば問題ありませんが、ネットで購入した場合は自分で処分する必要があります。
最近は購入店に古いバッテリーを送り返すことで処分してもらえることもあります。この場合は元払いなのか? 着払いなのか? をしっかり確認する必要があるでしょう。廃バッテリー処分のための送料が元払いの場合は、購入価格に送料を加算した額が実質的な支払い価格となります。
自動車用のバッテリーは鉛を含んでいるためリサイクルが可能で、資源としての価値があります。そのため、買い取り店などが存在してます。
ネット検索でバッテリー買い取り業者を見つけて、持ち込めば買い取ってもらえる(といっても1kgあたり30~50円程度で、相場はつねに上下しています)ことも多くあります。
このように価値のあるものなので、普段から付き合いのあるガソリンスタンドや自動車整備工場、ディーラーなどでも引き取ってくれることもあります。
バッテリーの中に入っている電解液は希硫酸なので、運んでいる際に車内でこぼれたりするとボディを腐食させます、自分で買い取り店などに持ち込む際はバッテリーが倒れないようにするとともに万が一倒れたときも液がこぼれないように、不要な衣装ケースの引き出しに入れるなどの工夫が必要です。
ビニール袋に包む程度で車内やラゲッジルームに搭載するのは非常にリスキーです。
バッテリーの交換手順
バッテリーの交換手順は次のようになります。
●車載されている古いバッテリーについて
1.マイナス端子を外す
2.プラス端子を外す
3.バッテリー本体を固定しているパーツを外す
4.バッテリー本体を車体から取り外す
●新品バッテリーについて
1.バッテリー本体を車体に乗せる
2.バッテリー本体を仮止めする
3.バッテリーのプラス端子を取り付ける
4.バッテリーのマイナス端子を取り付ける
5.バッテリーをきちんと固定する
この作業で気をつけたいのは、バッテリー本体を固定しているパーツがロッドの場合、上部にあるナットを完全に外してしまうとロッドが落下してしまうことです。取りやすい場所に落下した場合は問題ありませんが、エンジンルームの奥などに落下すると面倒なことになります。
新品バッテリーを取り付ける際に、固定具を強く締めすぎるとバッテリーが変形したり最悪割れたりすることがあります。バッテリー本体は樹脂のケースでできているので、がたつかない程度に締めれば大丈夫です。
輸入車や大型SUV、ディーゼル車などは非常に大きく重いバッテリーを積んでいることがあるので、場合によっては2人以上で作業したほうが安全なこともあります。
新品バッテリーは充電されていることが前提となっていますが、販売店で長期間保管された場合は自然放電を起こしている可能性もあります。可能であれば、補充電を行ってから装着することでバッテリーの寿命を延ばすことができます。
最近のクルマはバッテリーを交換するだけでは済まない
最近のクルマにはさまざまな機能が搭載されていますが、なかでも多くなってきているのがアイドリングストップ機構です。
アイドリングストップ機構は、信号待ちなどでエンジンを一度停止させて燃費を稼ぎ、排出ガスの排出量を減らすことが目的ですが、再始動時にはバッテリーから電力を供給してモーターを回すためバッテリーの負担は大きくなります。
バッテリーが劣化してくるとアイドリングストップが作動しないようにしてバッテリーを保護します。単純にバッテリーを交換するだけでそのメモリーがリセットされる車種(ブランド)もありますが、車種(ブランド)によっては、車両診断機を接続するなどしてメモリーリセットを行う必要がある場合もあります。
最近はスマートフォンにアタッチメントを取り付けて、OBD-Ⅱ端子に接続することができるツールが発売され、アプリケーションをダウンロードすることで車載コンピューターのリセットなどが行える用品もありますが、認可を受けていないもので車載コンピューターにアクセスして、ウイルス混入などが発生しないとも言い切れないため懸念が残ります。
また、バッテリーを外すとラジオなどのプリセット、時計などさまざまななメモリーがリセットされることになります。
これをふたたびセットし直すのが面倒だという人向けに、バッテリー交換時に電源供給を行う装置も販売されています。メモリーのやり直しが面倒だという人は、そうした装置の利用も便利だと思います。
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