小キズを消すにはこれ!ちょっとしたキズは簡単修復!

2018年6月15日

白クルマのキズに絆創膏を貼るところ

きれいにコレクションケースにしまっておく・・・。愛車とはもちろんそういうものではありません。外を走り回れば、どんなに大切にしていても小キズがついてしまうこともあるでしょう。かといって、そこで一喜一憂していられませんよね。その都度プロに頼むというのも大変。そんなときの参考にして頂きたいポイントについて触れていきたいと思います。

少しで傷がつきにくくするための対策

外気は埃や小石など、例えば人間が当たってもケガをすることはなくても、案外クルマの塗装にダメージを与える敵は多いもの。外を走り回れば傷がついてしまうのは仕方のないことですね。けれども、だから諦めましょうと言われても、やはりどうしても気になる。そういう方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そういう方には傷が付きにくくなるように事前に予防措置を講じられることをおススメします。具体的には、ボディコーティングやプロテクションフィルムといった類のものを施工するということになるでしょう。こうした小傷対策の点でもぜひ前向きにご検討いただきたいです。ボディのクリア層のさらに上に固い材質の層をもう一層構築することで、本来クリア層につく傷を防ぐことができます。(最近では様々な材質で様々な効果を発揮する機能性のコーティングも登場しています。カー用品店、ボディショップなどに確認するといいでしょう。)

プロテクションフィルムはこうした飛び石などのダメージを与えるものからクルマを守るために特化した、その名の通り、フィルムを投影面に貼り、傷がつくのを防ぐためのもの。もともとはアメリカなどでかなり盛んに施工されるようになりました。砂漠の真ん中をクルマで走るケースもあるでしょうし、かなりこうしたものに対する問題意識は高かったのかもしれません。これの場合は塗装面に限らず、窓ガラスに飛び石で傷がつくのを防ぐために、レーシングカーに用いられるようなフィルムもあるようです。

トラック用であれば一枚交換しても10万円前後で、フィルムを窓に施工した場合とのリスク、コストのバランスがそれほど変わりません。しかし大型観光バス用などでは窓の交換に40万円以上のコストがかかるようで、それを回避するために保険的にフィルムを施工したりするケースもあるようです。

そのほか、フィルムということで言えば、傷対策というよりも主に曇り止め、雨の時の水弾きをよくするためにミラー用のものなどもあり、それくらいであればカー用品店で購入し、自分で貼ることもできるかもしれません。とは言え、コーティングも、プロテクションフィルムも専門の知識と技を持った専門のお店に依頼されることをおススメします。

青い車にコーティングを施す

現実的に最も有効方法「コンパウンドで磨く」

小さな傷がついてしまった場合、コンパウンドで磨くというのが有効な方法かもしれません。主に塗装面というか、クリア層ですが、そこについた浅い傷を目立たなくするために、その塗装面を研磨剤で磨き、ある種削るような形で傷を隠してしまう方法です。こうすると、クリア層の傷が消えて光の乱反射がなくなりますので、気にならなくなることでしょう。

ただし、これはクリア層など塗装面を削る方法ですので、コンパウンドをかけ続けているとどんどん表面を削っているだけになってしまいます。ですからワックスをかけたり、なんらかのコーティングを施工するといった方法で磨いた分のケアをしてあげないと、キレイにしたつもりが、塗装面にかえってダメージを与えているということにもなりかねませんので注意が必要です。自分でもできますが、これもできればプロに頼んだ方が無難な作業、方法かもしれません。

クルマを布でクリーニング

小さくても深い傷は錆のもと!!

小さいけれども、深く塗装面にまで傷が及んでしまっている場合、タッチアップペイントで簡易的にも補修をしておいた方がいいかもしれません。塗装はかっこよく見せるためのものではなく、ボディを守るのが機能的な役割です。それに小さいとはいえ、深い傷が入ってしまうというのはよろしくないでしょう。

オートバックスなどのカー用品店で既成のタッチアップペイント(タッチペン)も売られているので、これを一本あらかじめ用意しておくと良いかもしれません。傷の上から塗るだけでOK。確かに修正液で文字を消したようになってしまいますので、それはそれで気になる場合もあるでしょう。しかし、傷から錆が広がるよりはいいでしょう。こうしたタイプの補修材は内装用も販売されています。愛車を長く乗るためにはこうしたものをうまく活用する事をオススメします。

クルマのタイヤ周りボディーの錆



(中込健太郎)

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