ドライブレコーダー取り付けのDIYは簡単だけど

2018年8月3日

ドライブレコーダー

もはやナビに次ぐドライブの必需品となっているのが、ドライブレコーダーでしょう。万が一の事故のときはもちろん、装着していることをアピールすることであおり運転被害を防止することもできるアイテムとして注目されています。ドライブレコーダー自体はネット販売などでも数多く売られています。装着もさほど難しくないので、ちょっと興味がある方は自分でトライしてみる価値ありです。

フロントウインドウに付ける場合は上端から20%の範囲で

まずは装着位置を考えるが必要あります。フロントウインドウに直接取り付ける場合(ドライブレコーダーはこの取り付け方法が一番多い)は、ウインドウの上端から20%の範囲に取り付けることが第一条件となります。もしウインドウが1mあったら上端から20cm以内に取り付ければ保安基準を満たします。

ただし、視界を妨げないということも条件になっています。また、ワイパーの払拭範囲内にカメラがないと雨天時にクリアな画像が得られませんし、上部が着色ガラスになっている場合は、そこを避ける必要があります。以前は前方を撮影するドライブレコーダーのみ装着が許されていましたが、現在は後ろ向き(つまり車内)のドライブレコーダーも装着できます。レーダー探知機はガラスに装着することはできないので気をつけてください。

ドライブレコーダー取付

簡単に電源を取るならシガーライターからですが……

多くのドライブレコーダーはクルマ側から電源供給を行う必要があります。もっとも簡単な方法は、ドライブレコーダーの電源線を別売のシガーライター(アクセサリー)ソケット用プラグに直接つないでしまうことでしょう。

ほとんどの国産車の場合はこれで問題ありませんが、輸入車や一部の国産車はイグニッションをオフにしてもシガーライターソケットに電流が流れているため、バッテリー上がりの可能性がありますので注意が必要です。心配な場合はイグニッションがオフの状態でシガーライターを使ってみたり、何かシガーライターソケットに差し込む用品でチェックしてみるのがいいでしょう。

さらに本格的な装着を行いたい場合は、ダッシュボード裏の配線などから分岐して配線する必要があります。製品のキットのなかに分岐用のコネクタなどが入っていることが多いのですが、もしそうしたバーツがない場合は、用品店などで手に入ります。この場合もイグニッションオフでは通電がなく、アクセサリーポジション以上で通電がある必要があります。ネット上に配線図があることも多いので検索してみるといいでしょう。またテスターで計測してもわかります。本格的なテスターでなくても、電気が通っているかどうかをテストできる通電テスターでも大丈夫です。

ドライブレコーダーの電源接続

配線をきれいにすることで安全を確保する

運転席まわりの後付け電装品は配線をきちんと整理しておかないといけません。運転中に手足が引っかかって誤操作を招くのはもちろん、ブラブラしているのが気になるだけでも危険性は増加します。ダッシュボードの裏側を這わせる際は、テープで固定するなどの配慮が必要です。

ピラーやルーフを這わせる場合は隙間に差し込むようにするとスッキリと収まります。基本的には助手席側を取り回しておけば、万が一外れてきても運転に支障をきたすことがありません。


(諸星陽一)

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