時間貸しの有料駐車場はどのタイプがベストか?

2018年8月31日

車が整列している駐車場

時間貸しの有料駐車場にもさまざまなタイプがあります。よくあるコインパーキングのような露天のもの、地下駐車場、自走式の立体駐車場、機械式駐車場にしても何種類かのタイプが存在しています。そうした駐車場のなかでどのタイプがベストなのか?という崇高な話題にチャレンジします。

出庫待ちがないのが最大のメリットだが、自由に止められる駐車場の危険性

コインパーキングや地下駐車場、自走式の立体駐車場などは機械式駐車場と違って、出庫待ちなどがないことが最大のメリットとなります。ちょっと古いシステムの機械式駐車場などは出庫までに時間がかかることも多く、長い時間待ったあげくに荷物を積み込んでいると順番待ちの人の目が冷たく、焦ってしまったり、オタオタしてしまったりすることも多くあります。しかし、コインパーキングや地下駐車場、自走式の立体駐車場などではそうした心配がないのがもっとも大きなメリットと言えるでしょう。

その一方で、気にしたほうがいいのがセキュリティの問題です。このタイプの駐車場は誰もが入ってこられるので、車上荒らしなどの危険性、さらに言うなら車両そのものの盗難も考えられる場所と言えます。こうした犯罪からクルマを守るためにはクルマ側のセキュリティシステムに加えて、置き場所も考慮したいものです。やはり人目のある場所に駐めるのが一番です。施設への出入り口などの近くで人目に付く場所が安全と言えます。しかし、そうした場所が空いていることが少ないのもまた事実です。

自走式駐車場はほかのクルマにぶつけられる可能性もある

自走式駐車場はほかのクルマにぶつけられるなどが原因でクルマが傷つく可能性を否定することができません。コインパーキングも同様ですが、規模が小さいだけにコインパーキングよりも自走式駐車場のほうがリスクは大きいと言えるでしょう。動いているクルマがぶつかるだけでなく、隣のクルマが開けたドアがぶつかったり、買い物のカートや荷物でボディパネルが傷つけられることもあります。

こうしたことを避けるためには、できるだけ隣のクルマとの間隔が広い場所を選んだり、柱の隣を選ぶことなどでリスクを減らすことができます。また、2ドアで大きなヒンジドアを持つクルマよりもスライドドアのクルマの横のほうがリスクが減る可能性があります。ちょっと躊躇しますが、高級車の横というのもありです。自分が駐めるときに躊躇しますが、高級車ほどセンサー類が充実していますので、出庫時にぶつけられるリスクは減るとみていいでしょう。逆にレンタカーの隣などはやはり危険度が増すと言ってもいいでしょう。

クルマを安全に駐車したいなら機械式駐車場

地下駐車場

車上荒らしや車両盗難の危険性から遠ざかるなら機械式駐車場が一番でしょう。個々に車室のある機械式駐車場は外部の人がアクセスすることはまず不可能と言えます。ただし、駐車時にドアをきちんと閉めなかったり、パーキングブレーキを引き忘れると、クルマがずれたり落ちたりして多大な被害をもたらすことがあり、場合によっては損害賠償を請求されることもあるので注意しましょう。また、出庫にはどうしても時間がかかりますので、その点も心得ておいたほうがいいです。


(諸星陽一)

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