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クルマの寿命って?
2018年4月6日

せっかく購入してもすぐにダメになってしまうのは嫌ですね。クルマの寿命ってどのくらい?これもよく話題になり、聞かれることです。しかし一律に何年!と言うのは難しい面があります。一体寿命を決めるのはどんなことが影響しているのか、なども考える必要があるでしょう。気になるクルマの寿命について考えてみましょう。
結論から言うと「乗り方次第」なクルマの寿命
実も蓋もないことを!と思われるかもしれませんが、言ってしまえば乗り方次第で短くもなり長くもなります。メンテナンスが行き届いていることも望ましいですが、例えばオートマチックなんかも変速時に少しアクセルを緩めてあげるような運転をするかしないかでもちは変わります。急ブレーキばかりの人は消耗品であるブレーキパッドの減りを早めるかもしれませんし、ボディへのダメージも、少しずつですが与えているわけです。そんな蓄積が寿命を早めます。
またあまり乗らなすぎるクルマは長持ちするかと言うとそうとも限りません。エンジンは一回始動すると、燃料や空気が機関中をめぐります。排気の中には水蒸気を含んでいるので、温まる前にエンジンを止めるような乗り方ばかりしていると、エンジンの中に湿気を充満させているようなものと言うこともできるのです。数百メートル走ってすぐに停止。そんな乗り方で距離の少ないクルマは、むしろクルマにとっては良くないと言わねばなりません。
大前提として乗り方次第でクルマの寿命が決まるところはみなさん覚えておいていただいてよいのではないでしょうか。

目安としては15年/15万キロ
その上で、そうはいっても目安としてはどのくらいか、と言う部分でしょうが、その点で言うと今のクルマは15年/15万キロくらいはもつのではないでしょうか。コンピューターが制御していますので、この故障は何とも言えないところですし、消耗品の交換は除きますが、それ以外でこの目安前に大きく走行に支障をきたし重整備を要する場合は、少し乗り方を見直してもいいかもしれませんね。
また、もちろんクルマごとにメーカー保証も設定しています。製造者責任としては、その範囲内でと言うことにはなるでしょう。日本では今、平均の年間走行距離が5000キロ程度と言うケースが多いかもしれません。そうすると15年でも8万キロ走っていないクルマということも珍しくないでしょう。もうほとんど、この目安の寿命が終わっているクルマを買って、いつ壊れても仕方ないという覚悟で乗る人も周りを見ると少なくないようです。もともとの購入金額も安く、確かにそれも方法だなと思います。実際問題その寿命以上に走る場合がほとんどのようですし、そのあたりの判断は自己責任でと言うことになるでしょう。
過走行は「壊れなかったアリバイ」のようなもの
10年落ちで3千キロしか走っていないクルマと、3年で10万キロ走っているクルマ。どちらがいいかと聞かれたら、私は迷わず3年で10万キロ走ったクルマと言うでしょう。なぜなら、短期間に距離を伸ばした車は、工場で修理にそれほど時間を割いていない証でもありますし、それだけの距離を走ってきたという実績でもあり、その間、機関に油が良くいきわたっている動かしがたい証拠だからです。
日本では距離が、特に中古車において、その商品価値を決める上での重要な要素になっているのですが、何万キロ走ろうと、何年経とうと、関係ない面はあるのです。
理想的には、ものすごい重整備を経た、過走行車。中古で選ぶならこういうクルマがいいです。時々あるのです。メーターを見ると25万キロにもかかわらず、シフトレバー、ステアリングはじめ、あらゆる挙動がかっちりとしているクルマ。こんな車は前のオーナーの寵愛を一身に受けてきた証と言ってもいいでしょう。ただ、キロ数はシートのへたりなどに現れるのでこういうのは替えてあげた方がいいかもしれません。
軽自動車は寿命が短い?
昔はよくそう言われました。安価に作られているし、高回転を多用する形になるので、寿命が早いと。しかし今では高張力鋼板など、登録車顔負けの資材で造られているケースもあり、トランスミッションの最適化などでエンジンへの負荷もそれほどないものが多く、ほとんど一緒と考えてもいいでしょう。
実際は、20万キロくらいはもつというのが個人的な感覚です。その間バッテリー、タイヤ、ベルト類などの消耗品やオイルなど油脂類といったものの定期交換をしておけば、そうそう音を上げることはないはずです。今後のことを考えると、やがて寿命を迎えるコンピューターがダメになるとクルマが動かない今どきのクルマは、それで寿命を迎えるケースは出てきそうという危惧はしていますが。
寿命を気にするなら、大いに愛車で出かけましょう。なんせ乗ることで油も行き渡り、オルタネーターが発電してバッテリー上がりを防ぎ、コンディションのチェックにもなるのですから。最大のメンテナンスでもあるのですから。走ることは距離だけでなく、時に寿命を延ばす一助になっていることもあるかもしれませんね。
(中込健太郎)

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