【人気急上昇】まるで高級ホテル!憧れのキャンピングカーにはどんな装備が施されているのか?

2019年7月9日

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日本では道路事情もあって軽自動車のキャンピングカーが人気となっています。しかし、欧米でキャンピングカーといえば、走るマンション、もしくは陸上の豪華客船のような装備満載の超高級モデルが多数存在しています。そんな豪華版キャンピングカーにはどんな装備が施されているのでしょうか? 憧れの世界をのぞいてみましょう。

まずはクラス分けから知りましょう

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そもそもキャンピングカーという名前で呼ばれるものはあまり大きくないというイメージがあります(規程があるわけではありません)。しかし、大型のキャンピングカーは一般的にはモーターホームという呼ばれ方をします。キャンプするクルマではなくて、モーター(エンジン)が付いた家という感覚です。大型のモーターホームはクラスA、クラスC、バスコンバージョン、トレーラーハウスなどです。

クラスA(アメリカ式呼び方)はエンジンやサスペション、操舵装置などだけの「ベアシャシー」に架装メーカーが運転席から居住就寝スペースまでのすべてを架装したモデルのことをいいます。欧州などではフルコンバージョンなどと呼ばれます。クラスC(アメリカ式呼び方)はキャブ(運転席)付きのシャシーに架装メーカーが居住就寝スペースを架装したものです。欧州などではキャブコンバージョンと呼ばれます。バスコンバージョンはバスをベースに客席部分を排除し居住就寝スペースを架装したものです。トレーラーハウスは自走できず、けん引車によってけん引走行するタイプです。

まずはその広い室内に感心させられます

キャンピングカーがバンガローだとしたら、モーターホームは別荘です。多くのモデルは大人が直立歩行で車内を移動できます。生産がアメリカか欧州になりますので、日本人が使うとさらサイズ的には余裕があります。ベッドは2ベッドルームや3ベッドルームが多くなっています。フロアのベッドはベッドとして使わないときはソファとして使い、ベッドメイキングして使うことになります。運転席の上などにはプルダウンベッドがあるものも多く、引き下げてロフトのようにして使います。就寝時は運転しないので、運転席が圧迫されても問題ないからです。

キッチン、シャワー、トイレなど 装備は満載

モーターホームではヨットなどと同様にキッチン回りのことをギャレーと呼びます。ギャレーには上下水道や電子レンジ、ガス台やIHレンジなどを備えています。この電子レンジを始め電気関係は発電機で作動させられますが、モーターホームはキャンプ場で使うことを前提としていますので、基本的には電源や上下水道を接続して使用します。アメリカではキャンプ場以外の宿泊は危険なので推奨されていません。移動中に使う水はタンクに貯め、下水も同じくタンクに貯めます。キッチンやシャワーの下水と、トイレの下水は別のタンクに貯めるようになっています。

キャンプ場での快適性をアップするためにサイドウォーニング(巻き取り式のひさし)などを備えるものも多くあります。サイズが大きくなればなるほど収納スペースも豊富で自転車などを収納できるほどのトランクルームを備えるものもあります。

最高に贅沢だと思えるのが、大型のモーターホームの後ろにクルマを乗せられるトレーラーを装着。そこに、ポルシェやフェラーリといったスポーツカーを載せて旅をすることです。キャンプ場からキャンプ場を転々としながら、気に入ったキャンプ場には週単位で長期滞在し、買い物や観光にはスポーツカーで行くというスタイルです。


(諸星陽一)

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