流れるウインカーが復活!?シーケンシャルウインカーのメリットとは?

2019年3月20日

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大昔の乗用車や少し前のカスタムトラックで採用されていた流れるウインカー(シーケンシャルウインカー)を採用するクルマが続々と登場しています。しばらく見なくなっていたこれらのウインカーが再び脚光を浴びているのはどうしてなのでしょうか? またそのメリットは何なのでしょうか?

輸入車での採用が増えて 国産車にも飛び火 

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その昔、日本車でも流れるように点滅するウインカーは採用されていました。流れるウインカーが大ヒットしたのは、映画のトラック野郎がヒットした時代で、デコトラと呼ばれる電飾を施したトラックが数多く走っていた時代です。そのころ、乗用車の純正採用はほとんどなかったのですが、スポーツタイプの自転車にも採用されるなどして社会現象となりました。

しかし、2006年に規制されたことでトラックからも流れるウインカーは姿を消しました。潮流に変化が訪れたのはここ最近です。2014年には順次許可される旨の文書が発表されました。その大きな理由は輸入車が採用していたからです。輸入車が日本の法規に合わせるのが大変ということで日本の法規も変更して、対応を図りました。

日本の自動車に法規は外圧で変わりやすい 

2018年2月。国土交通省は「方向指示器等の点灯方法に関する基準を改正します」という文書を発表しています。このなかで「自動車局では、自動車の安全基準等について、国際的な整合を図りつつ、安全性等を確保するため、順次、拡充・強化を進めています。 今般、灯火器の取付方法に関する国際基準(協定規則第48号)等の改正案が、国連欧州経済委員会自動車基準調和世界フォーラム(WP29)において採択され、方向指示器等の点灯方法に係る要件等が改正されることを踏まえ、我が国においてもこれらを導入します。 自動車局では、自動車の安全基準等について、国際的な整合を図りつつ、安全性等を確保するため、順次、拡充・強化を進めています。 今般、灯火器の取付方法に関する国際基準(協定規則第48号)等の改正案が、国連欧州経済委員会自動車基準調和世界フォーラム(WP29)において採択され、方向指示器等の点灯方法に係る要件等が改正されることを踏まえ、我が国においてもこれらを導入します」と明確に、海外に合わせますと書かれています。

メリット そしてデメリットとは 

メリットはデザイン上の優位性でしょう。流れるウインカーのほうが若干視認性が高まるかも知れませんが、その効果はさほど大きくはありません。ただ、現状のように多くのクルマが存在している時代ではデザイナーの手助けになっていることは間違いないでしょう。

デメリットはコストのアップです。おそらくコストのかかっていないウインカーは軽トラックのものでしょう。まず、左右で別のものとしなければならないのがコストアップにつながります。さらにバルブ(現在はLEDですが)の数が増えればコストが上がります。そして流れるための制御システムにもコストがかかります。

LED方式はメンテナンスでもコストがかかる可能性があります。LEDは電球に比べてずっと寿命が長いのですが、もし点灯しなくなるとアッセンブリーで交換となります。たとえば20個のLEDを使っていて、そのうちの1個の切れた場合でも車検は合格できません。そう考えると、LEDの数が多いものはメンテナンスコストが高いということになります。


(諸星陽一)

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