ジメジメした梅雨を克服する車関連Tips

2019年5月20日

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春の花粉症シーズンが終わるといよいよワクワクの夏がやってきます……いやいや夏が来る前にやってきちゃうのが日本の雨期、梅雨です。日本はタップリ雨が降るからこんなに緑豊かな国になっているのですが、クルマにとって湿気はいい影響は与えません。梅雨を乗り切ることが、クルマを長持ちさせるコツかも知れません。

どうやって乾燥させるか?

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梅雨の時期はクルマに乗り込む前にすでに服などが濡れていて、そのまま乗り込むとそれだけで車内の湿度は爆発的に高くなります。これはもう防ぎようの無いことですよね。そうなると大切なのはどうやってその湿度を取り除き、乾燥させるか?が重要になってきます。そんなときに役立つのがエアコンです。普段からエアコンのスイッチを入れっぱなしなら何の問題もありませんが、エアコンを夏の暑い時期だけ使うという人もいます。そうした人にぜひやってもらいたいのが、エアコンを使うということです。

エアコンは夏の暑い時期に温度を下げるときに使うだけではなく、湿度を取り除くときにも非常に役立ちます。雨の日はエアコンの作動させましょう。そうすることで窓の曇りなどを防ぐこともできます。車内温度が快適ならば、温度が変わらないレベルで温度設定をしてエアコンを使えばいいのです。

天気がいい日には太陽に当てましょう

クルマの内装を守るためにできる限り直射日光には当てないという方もいます。内装品に悪影響を与えるのは紫外線ですので、それを避けたくなる気持ちはわかります。最近のクルマは紫外線除去タイプのガラスを使っていたり、紫外線除去タイプのフィルムを貼っている方も多いでしょう。しかし、たまには太陽光線や紫外線に当てることも大切です。車内のカビやダニなどを除去するためにもたまには太陽に当てて車内を消毒しましょう。天気のいい日にウインドウを締め切りで1時間くらい放置すれば、車内のダニは完全に死滅させられるはずです。その後、窓を開放して空気を入れ換え、掃除機で掃除すれば完璧です。フロアマットは外して、マットの下部分のフロアなども乾かしたいものです。

湿気を持ち込まない

そもそもできる限り車内に湿気を持ち込まないことが大切です。雨の日のレースなどでは、アマチュアレーサーでも傘を差し掛けてもらって、ウエアが濡れないようにします。ウエアやシューズが濡れるとウインドウが曇りやすくなるからです。

とはいえ、普段使いではなかなか難しいのも実情です。特に傘は雨でビシャビシャになったまま、車内に持ち込まないとならないこともあります。そうしたときはできるだけ雨水を振り払ってから持ち込んだり、カバーに入れたりすることで少しでも水の発散を抑えることができます。またアイディア商品で、逆さ閉じして濡れている面が内側になる傘などもあります。

服や傘などに撥水加工をしておくと、クルマのなかに水分を持ち込むことを減らせますが、あまり意識するよりも濡れたらエアコンで乾かして、たまに日光消毒する……ぐらいの軽い気持ちでクルマを使ったほうが楽に楽しくカーライフが行えるでしょう。


(諸星陽一)

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