【再確認】失敗しないドライブレコーダー選びのハウツー

2020年3月26日

ドライブレコーダーの選び方

有名な国産メーカーから無名な海外製品までさまざまな製品が世の中にあふれています。あまたあるドライブレコーダーの中から私達はどのような製品を選べばいいのでしょうか? 用途に合わせたドライブレコーダーの選び方のポイント、これだけは欲しい機能などを紹介していきます。

改めて、ドライブレコーダーを装着する目的とは?

多くの人は事故やあおり運転の被害にあったときの証拠を残すためにドライブレコーダーを装着したいと思っている人が多いことだと思います。また、自分がドライブした記録をブログやSNSなどで公開したいという人もいるでしょう。

さらに、サーキットでの走行状況を記録して、自分のスキルアップに使いたいと考えている人もいます。それぞれにマッチするドライブレコーダーがあります



一般的にドライブレコーダーは衝撃(G)を受けると録画されたデータを保存する仕組みになっています。しかし、その瞬間からの映像では状況の把握には不十分です。

そのため、衝撃を受けたタイミングから前後30秒(機種や設定によって異なります)の映像を保存する仕組みになっています。

つまり、ドライブレコーダーはつねに30秒以上の映像を保存していて、次々に上書きを繰り返していることになります。

画素数、解像度、フレームレート、逆光対応かどうかは確認しておこう

ドライブレコーダーはまずきちんとした画質で撮影できてなければなりません。そこで大切になるいくつかの要素があります。

まず画素数ですが、これは最低でも200万画素は欲しいところです。

そして解像度と言われるものはフルHD以上がおすすめです。

この画素数&解像度があれば、周囲のクルマのナンバープレートや歩行者の顔の判別が可能となります。

次にフレームレートですが、これは1秒間に何コマ撮影するかを表すものです。フレームレートが悪いと、LED式信号が何色で点灯しているかが判別できません。

一般的には「LED対応」や「LED信号対応」などと記載されています。

最後に逆行対応についてですが、写真を撮るときに逆光だと被写体が影になってしまいます。クルマは逆光を避けて走るわけにはいきませんので、逆光に対応している必要があります。

逆光に対応するモデルはWDR(ワイド・ダイナミック・レンジ)と言われるものです。一般的には「逆光対応」などと記載されています。

その他に必要な機能について。

ドライブレコーダー

ドライブレコーダーは一定のGを感知すると映像を保存するものが一般的ですが、サーキットでの走行を記録したい場合などは常時保存ができたほうが便利です。そのため、常時保存可能でG感知保存をキャンセルできるものでないと対応できません。

後方からのあおり運転などを記録したい場合は、後方を映せるドラレコが必要ですし、タクシーなどで室内の状態を記録したい場合も同様に対応したものが必要です。最近は1つのカメラで360度の範囲をカバーするものもありますし、2つのカメラで連動させるものもあります。

リヤウインドウはプライバシーガラスを使っているクルマも多いのですが、こうしたガラスに対応するドラレコも用意されていますし、ガラスの映り込みを防止するための偏光フィルターを装備するものもあります。偏光フィルターについては、装備していないモデルでも装着できる場合もあります。


(諸星陽一)

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