一目でわかる!タイヤの空気圧を管理するためのアイテムとは?

2021年10月8日

空気圧のチェックしていますか?

クルマのメンテナンスのなかでも最重要レベルなのに、ついつい放置してしまうのがタイヤの空気圧ではないでしょうか? しかし実際には、タイヤの空気圧がわずかに変化するだけでハンドリングや燃費や耐久性に影響が出るほか、タイヤが損傷して事故が起きるなど安全性も脅かされます。今回は正しく空気圧を保つためのノウハウを学びましょう。

この記事のPOINT
空気圧を常時モニタリング出来るシステムをTPMS(タイヤ・プレッシャー・モニタリング・システム)といい、欧米では装備義務がある
後付けで最も簡単なのはバルブキャップを空気圧ゲージ付きにすること

クルマの重量は空気によって支えられている

タイヤの中に空気が入っているのは常識ですが、空気の役割をきちんと理解している人は少ないのではないでしょうか。クルマの荷重は、空気が支えています。パンクしても多少の走行ができるランフラットタイヤの場合は、空気が抜けてもタイヤの構造でクルマの荷重を支えることができますが、それは緊急時だけのことで、ランフラットタイヤも基本的には空気によって支えられています。

クルマの荷重を安全に支えるためには指定された空気圧を保つことが大切です。多くの場合、指定空気圧は運転席ドア側を開けた、ピラー部分に提示されています。

タイヤの空気圧は冷間(走り出す前)に計測して指定空気圧に合わせます。理想は毎回、走り出す前にエアゲージでタイヤの空気圧を計ればいいのでしょうが、現実的ではありません。そこで利用したいのが、空気圧をチェックするアイテム。ランフラットタイヤが標準装備のクルマの場合などは、標準で空気圧をモニタリングする装置が付いていますが、モニタリング装置は後付けでも装着が可能。これらの空気圧センサーのことをTPMS(タイヤ・プレッシャー・モニタリング・システム)と呼び、アメリカやヨーロッパでは装着が義務づけられています。

走りながらでも車内に表示可能な後付けアイテムもある

車載のTPMSのなかにはABSのセンサーを使って、4輪のタイヤの回転速度の差から異常を読み取ってドライバーに知らせるタイプもありますが、後付けで取り付けるタイプのものはバルブキャップもしくはエアバルブをセンサー付きのものに交換して空気圧を計測し、そのデータを電波で飛ばして車内に設置したディスプレイに表示させる製品が一般的です。

簡単に装着できるのはバルブキャップタイプ。空気を入れるときに外すプラスチックやアルミでできたねじ込み式のバルブキャップそのものがセンサー&送信機になっていて、空気圧を計測してデータを電波で送信します。このタイプは3000円程度~販売されています。Yahoo!ショッピングで人気のモデルは、モニターにソーラーパネルも付いていて、ソーラー&USBが電源となっています。



バルブキャップタイプは取り付けが楽ですが、悪路やサーキットの使用は不安もあります。そうした場所を走る機会が多い場合は、エアバルブ(空気充填口)そのものをセンサー付きに交換するという方式が安心でしょう。このタイプはホイールからタイヤを外してエアバルブをセンサー付きのものに交換します。タイヤ交換時に一緒に替えれば、センサー取り付けの追加工賃はほぼかかりません。車内のディスプレイは前出のキャップタイプと変わらず、ソーラーパネル&USBのものが多いようです。価格は4000円強~となっています。

バルブキャップを交換して乗る前に確認するタイプもある

もっと簡単なタイプだと、空気圧ゲージ付きのバルブキャップに交換するという方式もあります。仕組みはとても簡単で、バルブキャップの代わりに小型の空気圧ゲージを取り付けるようなものです。空気圧は数字で表されるのではなくグリーン、イエロー、レッドの表示となります。リンクしたものはグリーンが2.4Bar(240kPa)、イエローが2.0~2.3Bar(200~230kPa)、レッドが2.0Bar(200kPa)以下という表示方式なので、適正空気圧が240kPaのクルマに適合します。このタイプは表示空気圧の変更ができないようなので、自分のクルマの空気圧と合ったものを購入する必要があります。価格は1000円程度です。



ちなみに指定空気圧というのは、ホイールのサイズもタイヤのサイズもノーマル状態での値です。タイヤの幅を太くしたような場合(195サイズを215サイズなど)は指定空気圧のままでいいことが多いのですが、インチアップした場合はタイヤの空気圧を高める場合もあります。どのくらい空気圧をアップすればいいかは、ブリヂストンのサイト「タイヤサイズ変更時の推奨空気圧検索システム」(https://tire.bridgestone.co.jp/about/tire-size/pressure-search/index.html)を使えば、ノーマルタイヤのサイズと空気圧、変更後のタイヤサイズを入力するだけで推奨空気圧が表示されます。

諸星陽一
  • 諸星陽一
  • 日本自動車ジャーナリスト協会(外部リンク)
  • 自動車ジャーナリストとして専門誌やライフ誌での執筆活動をはじめ、安全運転のインストラクターも務める。1992年~99年まで富士スピードウェイにてRX-7のレースに参戦。セルフメンテナンス記事も得意分野。福祉車両の数少ない専門家の一人でもある。

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