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愛車としてのボルボ最後の内燃機エンジン車!? - V60
おすすめ度: 3
- 満足している点
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満足しています! パワフルで安全。この言葉につきます。買う動機には全く上がることはなかったですが、エキゾーストノートも今では非常に気に入っています。そういえば自分のこれまでのマイカー歴でもありませんでしたね、これほどの生粋のスポーツカーは(ワゴン車でも“生粋”と言って良いのかは疑問ですが……)
- 不満な点
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特に不満はないものの、強いていあげるのであれば、外観と内装に少々飽きたところでしょうか(苦笑)。年式やグレードの違いを考えれば、過去6年間に乗り継いだボルボは、3代ともV60。しかもブラック。今回は、本当は白が欲しかったのですが、少しばかり決断が遅かったです。
そしてパーツひとつひとつが高価。いわゆるノーマルで充分ですが、冬のスタッドレスはなんとかしたいと考えています。しかし、あのキャリパーのおかげで、装着できるホイールが限定されます。標準で20インチですが、スタッドレスは19インチを推奨しており、昨年各ディーラーでPolestar用に提示されたホイールとスタッドレスのセットが90万円と……。この冬、タイヤメーカー各社ともスタッドレスタイヤの値上げを公表している中、いやー、ちょっとね(苦笑)。
- 総評
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そもそも今回Polestarを選択したのは、大きな理由がありました。
今年の6月に、ボルボが2019年までに内燃機エンジンだけのクルマの生産をやめると発表したことです。冬、週末をゲレンデで過ごすことが多い自分のライフスタイルにはV60のAWDは絶好のマッチングでした。高速も雪の峠道も安心で快適なドライブが存分に楽しめました。
しかし、それがEV、もしくはHVになったとしたら……。
「あり得ない」
と、呆然とするなか、ボルボのサイトで目にとまったのがPolestar。AWDで内燃機。しかもよりパワフルで、より安全。自分にとって、ボルボ最後の内燃機としては絶好のモデルだと考えました。そう言う意味では最高のクルマです。
- 走行性能
- 無評価
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Polestarといえば367ps、47.9kgmの圧倒的な馬力とトルクが注目されます。私も、その点に、真っ先に着目しました。しかし、普段、アクセルを踏み込んだ時の加速感は、実はあまりピンときませんでした。
Polestarは通常モードの場合、アイドリングストップが働くので、停止時から踏み込むと走り出すまでにほんのわずかにタイムラグを感じます。また、これまでのT6 R-DESIGN+Polestarもかなりのハイパフォーマンスだったのだと改めて実感いたしました。
ただし、走行モードをSモードにすると、性格が一変します。アクセルを踏み込み、シートに押しつけられるGの強さと、低音から高音まで響くエキゾーストノートにワクワクします。さらにその上のモード(いわゆる隠れモードのS+)にすると、アクセルを踏み込むことを一瞬ためらうほど(サーキットで楽しみたいと思います 苦笑)。その奥深さが、とても楽しい。
(写真上は従来のT6の6気筒3000ccエンジン、下はPolestarの4気筒2000ccエンジン)
足回りもR-DESIGNと比べても大幅に強化されています。ブレンボ6ピストンキャリパーのフロントブレーキによる安定した制動は、停止やカーブの走行がより安定させてくれます。
またエンジンが3000cc6気筒から2000cc4気筒へとなったことで全体的に(特にフロント)軽くなったったことも起因していると思います。ボルボによれば、Polestarの開発チームは前後の重量配分のバランスを50:50の極限まで近付けることに強くこだわったといいます。
これは体幹を鍛えたアスリートのようなもの。走る条件が整ったわけですから、操作性はグンと上がります。ドライバーにとっては意のまま。運転がうまくなった気になります。それは私から言えば雪質の良いゲレンデで滑るとスノボがうまくなったと勘違いする、あの感覚です。「走る」「曲がる」「止まる」というクルマの基本性能が非常に高いレベルで実現していることが、私レベルでも実感できます。
Polestarの開発陣は、街乗りも高速も、そして雪道でも高いレベルのドライブが楽しめることをコンセプトにしたと言います。そんなことが私のような普通のドライバーでも(ほんの少し?)味わえる、そんなクルマです。
今の楽しみは、この冬、雪の峠道をPolestarで走ること。ただし、このクルマにマッチするスタッドレスタイヤは一体いくらかかるのでしょうか……。
楽しみであり、恐くもあり……。
- 乗り心地
- 無評価
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「堅いサスペンション」のため、ある程度振動は多いと予想していました。それはほぼ想定通り。街乗りなど一般的な道路でも、サスペンションの硬さを実感します。妻は走行中、手にした飲み物がこぼれるとぼやいていました。
ただ、峠などにはいると、これが実にマッチして、コーナーを抜けるのが楽になります。
またエンジン音は低く、大きめですが、通常の走行時、車内では意外に静か。あまり気になりません。しかもアイドリングストップも機能します。オーディオはこれまでのV60と同じ、harma kadonのスピーカーシステムが搭載されています。デバイスはCDやiPod、USBによるMP3などに対応しますが、私はiPodでテザリングする、ネットラジオが気に入っています。チャンネル数は非常に多く、気に入っているのはアメリカの70's専門チャンネル。ネットラジオの音も、中低音が聞いた深みのある音で再生してくれます。サウンドシステムにはイコライザーも搭載しているので、好みの音に調整して楽しんでいます。これは本当に居心地が良くなります。
- 積載性
- 無評価
- 積載性は決して高いとは言えませんが、ゴルフはやらないし、今はファミリーキャンプに行くこともありません。趣味のスノボも今やほとんど一人ですし、歴代3代のV60を乗り継いで、積載で困ったケースは一度もありません。
- 燃費
- 無評価
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納車されて約2ヶ月。約3000kmを走行しましたが、燃費は8㎞/L程度。アイドリングストップがあっても、2000cc4気筒エンジンであっても、まぁ、こんなものでしょう(苦笑)。
ところが200km以上の長距離&高速走行をすると燃費はグンと跳ね上がり、11km/ℓを越えます。シフトチェンジのタイミングが変わる、Sモードで走行しても、燃費にはほとんど影響しません。これはこのエンジンの成熟度の高さを示していると思います(リアルな話、「燃費がいい」なんてとても言える数字ではありませんが、僕が所有した歴代のボルボでは断トツの低燃費です) - 故障経験
- Polestarの場合、故障は皆無。そもそも先代、先々代のV60にしても決定的な故障はありませんでした。あったとしても(左側のドアミラーが格納できなくなったケース)は、メーカー保証内で無償交換してもらいました。保証のシステムがしっかり確立されているので、登録から3年間で修理代に泣かされることはありません。
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