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これを読んで車を好きになった!クルマ好きに影響を与えた漫画を年代別に振り返る
2022年4月13日

子供のころに感じた感情は何歳になってもその影響を及ぼし続けるものです。今、クルマが好きといっている人達も、じつは子供のころや免許を取る前、免許を取って初心者のころなどに読んだ漫画の影響でクルマにどっぷりと浸かってしまった人も多いことでしょう。クルマ関連の漫画、アニメーションなどを振り返ります。
タツノコプロの最初のカラーアニメはあの作品だった
ガッチャマンやハクション大魔王、そしてタイムボカンシリーズなどで知られるアニメーション製作会社のタツノコプロが最初に手がけたカラー作品が、1967年にフジテレビ系列で放映が始まった「マッハGoGoGo」というクルマアニメでした。
主人公の三船剛は父親の三船大介が作ったスポーツカー「マッハ号」に乗って、レースやラリーに参戦しながら行方不明になった天才レーサーの兄(じつは劇中に登場する覆面レーサーが兄の研一)を目標にレーサーとしての腕を磨いていくという物語。
「マッハ号」は三船大介がかつて所属していた自動車メーカーで開発した3万回転回るというV型12気筒エンジンを搭載。走りながらジャンプができたり、水中を航行できたり、フロントに飛び出す丸ノコで木を切りながら前進したりとボンドカー顔負けの機能も付いていました。
1960年代は日産のR380やR381、トヨタ7などのレーシングカーが存在した時代。勢力争いに負けて会社を追い出される三船大介という設定など、ギミックの部分は別として、じっくり見るとじつはありそうな話なのです。
夢を与えてくれたスーパーカー

クルマの漫画を語るうえで忘れてはならないのが、1975年から週刊少年ジャンプで連載が始まった池沢さとし(現・池沢早人師)氏による漫画「サーキットの狼」です。
ロータス・ヨーロッパに乗る一匹狼の走り屋、風吹裕矢が公道でのレースを卒業しサーキットレースにデビュー。F1にまで登り詰めます。
少年の心をつかんだのはなんと言っても、登場するスーパーカーでした。
主人公のロータス・ヨーロッパはもちろん、ポルシェ930ターボ、ランボルギーニ・ミウラ&カウンタック&イオタなどなど見たこともないスーパーカーがたくさん登場しました。
今のようにインターネットで情報が得られる時代ではなかったので、自動車雑誌はもちろん、多くの雑誌などがスーパーカーを特集、テレビ番組も放映されるなどしました。
子供達は雑誌を買いあさり、テレビを見て、スーパーカーショーに出向き、さらにはスーパーカーを販売している店舗にカメラを持って集まりました。いわゆるスーパーカーブームの到来です。自動車関連の漫画でここまで社会現象を起こした作品は存在しないでしょう。
人気漫画は走り屋系だがそこから派生した物語もあった
マッハGoGoGoもサーキットの狼も、レース漫画に属する部類だと言えます。
こうしたレース漫画は、村上もとか氏の「赤いペガサス(1977年)」、六田登氏の「F(1986年)」、ラリーが主題となるものの新谷かおる氏の「ガッデム(1988年)」などが存在していました。
一方で、サーキットレースやラリーなど合法的なモータースポーツではなく、まったく逆の側面となる公道レースやバトルなどを主題にした漫画も人気でした。
いわば、サーキットの狼の初期、公道グランプリまでの物語のようなもので、楠みちはる氏の「湾岸ミッドナイト(1990年)」、しげの秀一氏の「イニシャルD(1995年)」や「MFゴースト(2017年)」といった作品となります。
少し変わったところでは1982年から週刊少年ジャンプで連載が始まった次原隆二氏の「よろしくメカドック」という作品があります。
国産車のチューニングを中心に扱った漫画で、連載後半ではレース漫画っぽくなりますが、初期はチューニングというジャンルを漫画として描いたところが特徴的です。
1980年には八重洲出版がCARBOYというチューニング雑誌を創刊、1981年には三栄書房(現・三栄)が同じくチューニング雑誌のOptionを創刊するなど、クルマのチューニングが注目された時代。
1983年には現在の東京オートサロンの前身となる第1回・東京エキサイティングカーショーが東京・晴海の国際見本市会場で開催されました。
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