大事なのは積載性?キャンプに行く上で必要なクルマの機能とは

2018年8月15日

キャンプ道具を車に積載

キャンプを楽しみたいからミニバンやSUVに乗るという人も多いことと思います。これはもちろん大正解。キャンプに行くなら荷物がたくさん積めるクルマに限ります。でもそうしたクルマがないとキャンプには行けないのでしょうか? いえいえ、そんなことはありません。どんなクルマだってキャンプは可能です。でも使いやすい、使いにくいはやっぱりあります。子供2名(小学生&幼児)の4名家族を例にキャンプに行くことを考えてみましょう。

王道のミニバンはやっぱりいい

荷物を積んで家族4人で出かけるといったときにもっとも使いやすいのはやはりミニバンでしょう。テントやタープ、クーラーボックスといった大きな荷物をすべて車内に積んでおけるのはキャンプ用のクルマとしてはもっとも使いやすいパッケージングと言えます。ミニバンのなかには、サードシートをレス化してラゲッジルームの容量をアップしたモデルもあり、そういったモデルが一番キャンプには使いやすいと言えます。

ただ多くの荷物が詰めるミニバンの場合はちょっとした注意が必要です。テントサイトまでクルマを乗り入れられるキャンプ場なら何の問題もありませんが、クルマは駐車場に止めて荷物は台車やキャリーで運ぶ……というタイプのキャンプ場だと荷物は最小限にしておかないと大変なことになります。とくに設営や撤収のときの天気が悪かったりするとこの作業が本当に大変です。ですので、よく行くキャンプ場が荷物を運ぶタイプならミニバンの優位性を生かし切れないかも知れません。

車で楽しむキャンプ

トランクが独立しているセダンならではのよさ

ミニバンもSUVも2ボックス客室と荷室が分離されていません。客室と荷室が分離されている乗用車は唯一セダンです。キャンプにセダン?と思われる方も多いかと思いますが、なにもミニバンやSUVで無ければキャンプができないわけじゃありません。かえって意外性のあるセダンでのキャンプは、オシャレに見える可能性もあります。

そして荷室が分離されていることがキャンプで非常に役立つことがあるのです。それはゴミの問題です。最近のキャンプ場では「ゴミはお持ち帰り下さい」というパターンが非常に増えています。キャンプのゴミは当然生ゴミが含まれますので、それらの匂いを気にせずに持って帰れるのはやはり荷室が分離されているセダンなのです。子供が小さく、おむつなどを使っているときもセダンの分離された荷室はとても役立ちます。もちろん、密閉容器に入れれば匂いは抑えられるのですが、ゴミやおむつと同じ空間にいるか否かは、気分的にずいぶんと違うものです。

セダンやワゴンは屋根も活用

セダンやワゴンでキャンプに行くときに荷物が積みきれない場合は、ルーフキャリアにボックスを積むという方法もあります。ルーフは客室と独立しているのでゴミなどを入れてもあまり気にならないというメリットもあります。SUVやミニバンでもルーフキャリアは使えますが、ルーフに積むことが大変なので、ルーフを有効的に使うためにはやはりセダンやワゴンです。ルーフは荷物だけでなく、カヌーやサーフボードなども積みやすいというメリットもあります。


(諸星陽一)

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