運転に適した格好とは サンダルはアウトかセーフか?

2018年4月27日

サンダルを履いた男性の足と車のブレーキの画像

クルマは装いである。そんな風に言う人もいますね。その人がどんな人なのか、どんな好みを持っているのか。そういった自己表現をするアイテムの一つと考えると、クルマ選びもまた違った発想になるかもしれません。クルマと同様に、お出かけ時には自分の好きな格好で、時にはカジュアルに、時には着飾ってその日の自分を表現する装いを選びますよね。そんな時クルマを運転するにはどんな格好が望ましいのでしょうか。動きを妨げる格好や、危険なスタイルは回避しなくてはいけません。今回は運転する際のドライバーのスタイルについて考えてみましょう。

ドライバーとしての格好?

最近では自動運転など、自動車ニュースでなくともしばしば話題に上ります。さかのぼればオートマチックの登場などもこの流れの源流と言ってもいいのかもしれません。クルマはより簡単に快適に扱うことができるようになってきました。しかしだからと言って軽んじてはいけないのが自動車の運転です。

また、クルマはファッションの一部という見方もあります。これはとてもステキなことです。ただ漫然とクルマに乗って、移動手段としてだけの付き合いをするよりも有意義で、価値あるものになることでしょう。私も街中で乗っている人がとてもおしゃれな人だったりすると目が留まり、しばらく眺めてしまったり。ああいうクルマとの付き合い方はいいものだなあと、なんとなく憧れを感じたりするものです。

特に女性の皆さんは服装にも気を使われるという方は男性以上に多いかもしれませんね。洒落たクルマから降りてきた女性がおしゃれだったりすると、さながら、レビューかミュージカルでも見ているような気分になる、そんな人は案外少なくないかもしれませんよね。さっと開いたドアは、ステージの始まりを告げて上がる緞帳(どんちょう)のよう。そこから降りてきた女性の靴が、スカートが、帽子が。次々と目に飛び込んでくると、まるで踊りでも見ているような気になるものです。

しかし、そんな傍観者都合だけで見て素敵な恰好が、ドライバーとしてふさわしいものであるかどうかはまた別の問題です。洒落たパンプスで、カジュアルなサンダルで、運転して良いものでしょうか。靴の構造もいろいろですから、細かく見ていくと一律に「良い」「悪い」ということは難しいようなところがあります。

運転席に座りながら笑顔を見せる美女の画像

万が一の時躊躇しないで済む履物

ただ、まず靴に関してはしっかりペダル操作ができるものが望ましいでしょう。アクセルもそうですが、危険を察知して、パッとブレーキを踏むことができるべきですし、ロングスカートなど、ブレーキングの妨げになるような衣服も控えるべきかもしれません。

サンダル類は、アクセルとブレーキの踏み間違いをしないこと。また踏み込んだ時にしっかり力が入るよう、できればしっかり足をベルトなどで固定できる構造のものであれば支障はないでしょう。ただ足にはめるだけのサンダル草履はあまり運転向きであるとは言えないかもしれません。ハンドル操作のじゃまになるような袖口のものなどもやめた方がいいでしょう。

男性の靴とブレーキのアップの画像

運転するときと降りるときで切り替える装い

一番いいのは、運転中、こうしたスタイルコンシャスな装いはしまっておくことでしょう。例えばシューズだけでもドライビングシューズに履き替えて、ステキな靴はシューズボックスを設けそこにしまっておくとか。ごわごわとした上着も片付けましょう。だからこそ上着とその下に着ておく運転中のシャツなどの2段階を意識したおしゃれをしてみるというのも良いかもしれませんね。

運転をしているからおしゃれは出来ないなんて事はありません。運転も支障なく楽しめる範囲でのおしゃれを楽しむのもいいでしょう。逆に、先に挙げたような運転するには少し不向きな服装をしていても、運動シューズや底が平らになっているシューズを車内に置いておくと便利かもしれません。そうした一工夫が、安全で楽しい運転に繋がりそうですね。

運転者である以上、楽しさだけでなくもちろん安全性も考慮したいものです。動きやすい格好で、周囲の交通ともしっかり調和しながら、性急すぎず、しかしテキパキとした運転をするドライバーはとてもステキな人に見えるのではないでしょうか。

ボーダーのワンピを来た金髪女性が運転している画像



(中込健太郎)

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