【2020年版】車中泊で快適に過ごせる人気の車種8選

2020年1月17日

トヨタハイエース

インバウンドの影響か?日本中のホテルで満室状態が続いています。2020年のオリンピック・パラリンピックの時期になれば、その状態はさらに拍車をかけてくることでしょう。また、キャンプブームも手伝ってキャンプ場も満員御礼。旅行時の宿泊場所を確保するのも大変です。そこで最近注目となっているのが車中泊です。車中泊にマッチするクルマを紹介しましょう

まずは定番のトヨタハイエースと日産NV350キャラバン

車中泊を快適に過ごすために必要な最大の要素はフラットな面を手に入れることができることです。それならなんといってもバンの荷室が最高です。とはいえ、バンの荷室を使う為にはそれなりの用意が必要。しっかりしたクッションなどを用意しなくてはなりません。

■日産NV350キャラバン

日産NV350キャラバン


しかし、トヨタ・ハイエースや日産NV350キャラバンなどには車中泊用のキットが用意されていますので、それらを使えばかなり本格的に快適な車中泊仕様になります。キャンピングカーまでの装備はなくても、車内で快適に寝られるだけでクルマのポテンシャルはビックリするくらいにアップします。

ハイトワゴン系軽自動車は車中泊に適したモデルが多く、種類も豊富

■ホンダN-BOX

ホンダN-BOX

軽自動車というと小さいクルマで、あまり車中泊に向いてないと思われがちですが、ハイトワゴン系の軽自動車は車中泊に適したモデルがたくさんあります。すでに生産終了していますがN-BOX+はフロアボードを上手に使うことでフラットな室内を実現していました。



■ダイハツウェイク

ダイハツウェイク

■ホンダN-VAN

ホンダN-VAN

ダイハツのウェイクはフロアボードなしでシートだけでフラットさを作り出すようになっています。また、ホンダのN-VANやスズキのエブリイワゴンと言ったモデルもフラット感の高いシートアレンジが可能です。

■スズキエブリイワゴン

スズキエブリイワゴン

ちょうど良いサイズとしては、フリードやシエンタサイズのミニバンタイプが人気

■ホンダフリード

ホンダフリード

ホンダのフリード+やトヨタのシエンタなどがフラット面を作りやすく車中泊を楽に行うことができます。意外なことにヴォクシー&ノア、ヴェルファイア、セレナ、ステップワゴンなどのミニバン系はフラット面があまりうまくできません。現行ミニバンは長距離移動に重点を置いているため、シートのフラット性はあまりよくないのが通常です。

どのクルマであっても、用品などを使わない状態での車中泊はあまり快適とは言えません。オプションやサードパーティで販売されているボードやクッションなどを利用してフラットなベッドを作ることで車中泊は格段に快適になります。

■トヨタシエンタ

トヨタシエンタ


また、カーテンなどを利用して外部からの光を遮断することなども車中泊を快適にするための大切な要素です。エンジンは停止状態にしなくてはならないので、冬場は毛布なども大切です。寝返りや伸びをしたときにステアリングのホーンボタンを押さないようにする工夫もしたいところです。


(諸星陽一)

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