多様化するタイヤの購入方法

2018年8月9日

タイヤ販売店のタイヤラック

かつてタイヤは「タイヤショップ」という専門店で買うものでした。やがて大型カー用品の台頭によってタイヤもカー用品店で買うことが増えるようになってきました。そしてネット時代に入り、タイヤもネットで購入する人が増えてきました。さまざまなタイヤ購入方法のメリットデメリットを紹介していきましょう。

専門店で買うメリットは大きい

タイヤについて、「付いていればいい」とか「溝があれば平気」という程度のことしか考えていない人が多いのが実情ですが、クルマのなかでタイヤは唯一路面と接している部分で、タイヤの性能がクルマの性能を決めていると言っても過言ではありません。タイヤ専門店の魅力はタイヤに関する知識の多さと深さにほかなりません。筆者はセルフメンテナンスが好きで、交換部品などはネットで購入し自分で交換することが多いですが、タイヤだけは専門店に任せます。タイヤをホイールに組み込むには技術やノウハウが必要ですし、バランス取りもただ機械まかせだけでできるというものではないからです。

専門店は値段が高いという印象を持っている方も多いようですが、交換、バランス取り、タイヤ廃棄などの価格をひとまとめにすると意外とリーズナブルだったりします。地域に密着したお店などでは、自店で交換したタイヤのパンク修理は無料などというサービスを行っている店もありますし、タイヤ交換時にはバルブを新品に交換するサービスなどを行っている店もあります。

大型カー用品店のメリットは?

大型カー用品店の最大のメリットはタイヤの種類が豊富だということです。国産はもちろん、欧州産、アジア産、さまざまなタイプのタイヤがラインアップされています。ですので色々な価格帯のなかからタイヤを選ぶことができます。アジア産のタイヤのなかにはびっくりするほど安価なタイヤも存在しています。また、フェアなどのときはかなりの安価でタイヤを買うこともできるのが大型カー用品店のメリットともいえるでしょう。

専門業者によるタイヤ交換

ネットでタイヤを買うという選択

ネットショッピングの波は当然タイヤにも及んでいます。一番簡単な方法はタイヤとホイールがセットになったものを買う方法です。スタッドレスタイヤを買うときなどの、買い増しのときはこの方法で問題ありません。タイヤはホイールに組まれて送られてくるので、それを交換すればいいだけです。

問題はタイヤだけを購入する場合です。タイヤだけを購入したらどこかでタイヤを組んでもらわないとなりません。昔は別の店で買ったタイヤをホイールに組み付けてくれるようなショップは少なかったのですが、現在はそうした作業を行っているショップもたくさんあり、これもネットで検索することができます。

またタイヤをショップに送って、交換してもらって再びタイヤを送り返してもらうという方式もあります。自分でタイヤを運べない、近くにタイヤショップがない……などの場合はこうしたサービスの利用を検討してみるのもいいでしょう。


(諸星陽一)

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