ハイブリッド車、ディーゼル車は高く売れる?中古車で売却価格が高くなる車両の特徴とは?

2019年11月15日

中古車

クルマを売却するときに少しでも高額になることを期待しますよね。しかし、クルマによってその料金は大きく異なります。クルマを高く売ることばかりを考えて買うのはつまらないですが、どうせなら高く売れるクルマを選んだ方がいいのではないでしょうか。また、仕事でクルマを使っている人ならば、効率のいい買い換えを考えて売却価格のいいクルマを求めるのは当たり前のことでしょう。

中古車は新車と値付けの基準が違う

白い車

新車の価格は材料費、人件費、設備投資のそれぞれのコストと儲けで決まることがほとんどです。しかし中古車は違います。中古車の価格は需要と供給のバランスで決まります。欲しい人が多く、物件数が少ないと中古車の価格は上がります。逆に欲しい人が少なく、物件数が多いと価格が下がることになります。

その最たるものがヒストリックカーです。現在、人気となっている1980年代のクルマやそれ以前のヒストリックなクルマは、欲しいと思っている人が多いのにもかかわらず、クルマの数が少ないので価格が高くなるというわけです。

同じクルマでも色や装備で価格が変わる

新車の場合、特別色でなければ色によって販売価格が変わることはありませんが、中古車の場合は大きく異なります。たとえばアルファードの場合、白と黒が人気で、ほかの色とは10万円程度の価格差がでることがあるといいます。これでも価格差は少ないとのこと。それはすでに流通しているクルマのほとんどが白か黒で、他の色は珍しく、そんなクルマが高額になるのです。また、サンルーフなどの装備も後付けが難しいだけに価格アップにつながります。

ハイブリッドやディーゼルは価格が高いのは本当?

新車でも人気の高いハイブリッドカーやディーゼル車は売却価格が高くなるのが通常です。中古車で購入を考えている人も、燃費のいいクルマが欲しいというのは当たり前のことです。ですから、こうしたモデルの価格が上がるのは当然です。

EVだとバッテリーの状態が気になることもありますが、ハイブリッドならよほどの距離を走っているか、状態が悪くなければバッテリーの状態もさほど気にすることはないでしょう。ディーゼルも最近はクリーンディーゼルが当たり前になってきているので、登録できないということもほとんどありません。

クルマを購入する際にこうしたことを考えて買えば、売却価格が上昇するので次のクルマへ買い換えるときの負担を減らすことができます。でも、どうでしょう?やっぱりクルマは自分の欲しいタイプを買って、それを乗るのが楽しいのではないでしょうか?売るときのことより乗っているときのことを考えるのがいいカーライフといえると私は思います。もし、候補車で迷ったら、今回の記事を参考にしていただけると嬉しいです。


(諸星陽一)

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