スバル BRZ

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(6時間レンタルして)「このまま乗り続けていたいか」に対して「YES」であった。 - BRZ

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(6時間レンタルして)「このまま乗り続けていたいか」に対して「YES」であった。

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    S(MT_2.4) (2021年)
    • レビュー日:2023年7月2日
    • 乗車人数:1人
    • 使用目的:レジャー

おすすめ度: 4

満足している点
①エクステリアデザイン
今のモデルが登場した時に「格好いいな」と感じたし、今でも街中で見掛けると目で追ってしまう。


②純正LSDの効き具合
コンビニから右折で出る際などやや強めの加速時の「ジャジャジャジャ(表現がヘタですみません)」とタイヤが断続的にアスファルトを掻く時がLSDが効いてるのだと思いますが、その音と車の挙動。


③小休憩のみで6時間230kmをほぼ走りっぱなしだったが、疲れなかった(仕事を4時間休出し、そのままレンタルし6時間乗り続けたにも関わらず)。


④有り余るパワー感は無いが、その分回せるエンジン。

アクセルペダルとスロットルのレスポンスが悪いと見た事があるが、それは感じない。

DC5のK20Aほどでは無いが、フライホイールが軽めなのか、上まで長く回り回転の落ちも早め。

それもK20Aほどでは無いが、NAらしく「高回転まで回してナンボ」。

正直、ZC33Sのスタートダッシュの韋駄天ぶりにBRZは歯が立たない思っていたが、それは無さそう。
ZC33Sでフル加速すると運転席にも関わらず結構な加速Gを感じるが、BRZも負けていない。

感覚としては「DC5のK20AからVTECによるカム切り替えを取った」感じ。劇的な高回転の伸びは無いが、上まで回して楽しい。

ZC33Sはターボのトルクで中回転域を使って走る感タイプ、BRZはNAらしく中高回転を使って走るタイプ。


⑤高いボディ剛性
特にリヤのしっかり感。
DC5もZC33Sもリヤがハッチでガバッと開きますので、その差は感じます。


⑥高いコーナリング性能(絶対的な安心感)
人が座る位置からエンジンの位置まで、色々な重量部が低い事が効いているのでしょうか。


ZC33Sだと「ちょっと無理してる」

を感じるコーナリングでも、BRZだと

「まだまだ余裕」

であること。

あと、FFとFRってこんなに回頭性が違うんだな・・・と。


⑦後輪駆動ならではのタイヤとの対話

タイトコーナーで「それ以上はリヤタイヤが流れそうですよ~」をちゃんと感じる。


⑧メカニカルノイズ、ロードノイズが良く聞こえる

FRだからでしょうか?機械的な感じで、いい意味でメカニカルノイズやロードノイズが心地よいです。

⑨自分でタコメーターのインジケータ&警告音を設定出来るのは嬉しい・・・と言うか楽しいです。
不満な点
①後席居住性(足のスペースが・・・)
2ドアクーペだから仕方ないけど。
社外(RECAROやBRIDE)のリクライニングに変えれば、シートの厚さが減って改善されるの・・・か?


②ラゲッジスペース
奥行はあるが深さが無く、開口部は狭い。リヤシート倒してフラットにしても、長尺物の積載には困ると思われる。
(ただ、今まで20年以上車に乗って「その用途」はほとんど無かった)


③(これは他社も同様だが)ステアリングのテレスコピックの調整範囲

身長165cmで足が短い私ですが、長さ方向の調整代は倍欲しい。


④ブレーキのフィーリング(ZC33Sの純正より数段マシ)。しっかり踏めば効くが、ストロークが短く硬い。

BRZ/GR86双方かなり試乗したが、感じる事は毎回同じ。


⑤アクセルとブレーキの位置関係

ペダルポジションが、アクセルが奥すぎるのか、ブレーキが前過ぎるのか。
「踏み間違い防止」で意図的らしいが・・・?

ディーラーによると「あるパーツ」で解決出来るので別に良いが、純正状態でヒール&トゥはまず無理です。


⑥FRにしてはシフトフィールが悪い(46,000kmのレンタカーなので、仕方ないかも知れないが)。

6時間のドライブで2回、1速→2速に入れようとして1速→4速に入った。


⑦内装の質
部分的に上質な材質を使用してある事以外、全体的な質感はZC33Sと変わらない。

チリが合ってないとか歪みが・・・とかではなく、パッと見「普通」。
車両価格200~300万クラスだとそんなもんかな。


⑧収納スペースが少ない。
開閉式コンソールにカップホルダー×2とUSB電源×2があるが、両方にドリンクを置いたらスマホは何処に置けばいいの???

ドリンク入れはあるが、ドアポケットは無いし・・・。

ZC33Sは収納スペースが少ないと言われているが、更に少ない。

今や大抵の車はシフトレバー奥にスマホを置くスペース程度はあるが、FRでサイドブレーキレバーがあの位置で、今以上にダッシュボードを高くすると見切りが悪くなるから、仕方ないのも分かる。

・・・が、諦めややっつけ仕事感を感じる。何か工夫が欲しかった。


⑨シフトポジションによってはインパネのスイッチ類が隠れて見えない。

4速に入ってる時が特に。

⑩メカニカルノイズ、ロードノイズが良く聞こえる


不満な面での「ノイズ」です。出所は不明ですが、多少耳につくメカニカルノイズ。

タイヤだろうけど、舗装が荒い道でのロードノイズ。フロアの遮音材が少ない?DC5と大差無いなと感じました。

⑪スピードメーターはデジタルのみでも構わないが、タコはアナログがいいです。
総評
まだ先ですが、次の車の候補として

①BRZ(ZD8)
②次期スイスポ
③ZC33SのMT

の順番で考えています。

②はテストカーの「ハマグリボンネット」から多少嫌な予感がします(苦笑)が、期待大。

③は、今乗っているのがZC33Sの6ATですし、最近久々に6MTの3型に試乗して6AT以上に楽しい車なのは再確認済みです。

①は、GR86含めもう行く店が無いぐらいディーラーに試乗に行きました(笑)。
しかし、渋滞の中を店の周りぐるっと1周程度では、分かる事は少ないです。

やっぱ格好いいなぁとか、剛性高いなぁとか、後席は大人は無理・・・ぐらい。

なのでじっくり評価する為にレンタカーを6時間借りたワケです。

ZC33Sは、当時のRSに試乗し「これ以上の車なら、大丈夫(スズキに期待)」と考え、試乗せず成約しました。
シビックハッチが高くて渋々諦め、どの車にするか本当に悩んでいた時にZC33S発売の情報を入手、とりあえずRSの試乗車があった今のスズキディーラーと出会う との経緯があります。


BRZ/GR86などは「格好いい」だけで買うと、「こんなはずじゃなかった」だった時、乗り続ける事が苦痛にすらなりかねない類の車だと思っています。


AE111→DC5と、社会人になって車を所有し15年ぐらい2ドアクーペ(スポーティ&スポーツカー)ばかり、車高調やLSDや強化クラッチどを当たり前のように入れていたので、まぁ自分の好みのジャンルだとは思いますけど。

車は走らせてナンボ。
腕前は足元にも及ばないですが、土屋圭市さん曰く「カケヨロ(駆け抜ける喜び)があるか」は、自分も同じですから。



エクステリアデザインはZC33Sに比べBRZの方が「スポーツカー」ですが、走りは「ZC33Sはイケイケガンガン」な感じ、「BRZは大人なスポーツカー」な感じ。

小休憩を入れて6時間、

市街地→郊外→ワインディングやちょっとした酷道→渋滞の市街地→高速道 の約230kmの道のりでしたが、帰りの高速に乗る際にふと

「このまま乗り続けていたいかどうか」

を考えた時に迷わず「YES」でした。

「返却の時間を考えるとぼちぼち帰路につかなきゃならないな・・・。またタイミングを見計らって借りるか。」

と考えていたので、不満は小さい物含め色々ありますが、それに勝る「走り」と「エクステリアデザイン」を自分は感じました。

確かに停めてあるBRZがパッと視界に入ると、ニンマリしてしまいますね(決して変態サンではありません)。


後席が狭いとか乗降性が・・・の不満は、エクステリアデザインと走りの為。

逆に言うと、エクステリアデザインと走りを犠牲にしてまで居住性や使い勝手を高める必要が、この車にあるのか?

答えは「NO」で、それならミニバンなりセダンなり他の選択肢があるじゃん?と。



あと、仕事4時間してそのままレンタカー屋に直行、ほぼ6時間乗っていたワケですが、今まで乗った車之中で肉体的な疲労は最も少なかったと思います。

シートポジション(ドラポジ)、少ない動作・・・が自分に合っていたのかと思います。

ただ、BRZのグレード「S」は本来、自分が今履いているミシュランのパイロットスポーツ4が純正装着です。
が、レンタカーはフロント2本はなぜかトーヨータイヤのナノエナジー3プラスでした。

ZC33SではPS4に変えて「コーナリングで、ステアリングの舵角が一発で決まる。切り増したり戻したりが無く、乗っていて楽しいし疲れない」と自分はべた褒めしています。


ディーラー試乗ではBRZ(当然4輪ともPS4)はZC33S同様高評価でしたので、今回のレンタカーによる評価が悪くなるとは思えません。
が、せめて4輪とも同じタイヤにして欲しかった・・・。

ナノエナジー3プラスは、悪いタイヤじゃないです。安いだろうし。ただら操舵時のクイック感が無い・・・。



これだけ長時間MTを乗るのも6年振りですが、2,400ccでトルクもZC33S並なのでまぁ違和感無かったです。

エンストは1度だけ(笑)

スーパーに入ろうとして歩道の段差に引っ掛かり、元々アイドリング程度のエンジン回転数で半クラを使うので、ストールしました(//∇//)

言い訳すると、排気音がほとんど聞こえないから、耳でエンジン回転数を判断しにくい・・・。





今乗っているZC33Sは、次の車検は通して9年目の車検までは乗らず、お役目を終える予定です。


・自分の年齢(ガンガン走る年齢では無くなってきている)
・2ドアクーペ好き
・「妻も乗れるAT&ドア4枚」でZC33Sにしたが、妻が軽ハイト→ソリオバンディットにしたので、家族でお出かけはソリオが活躍して当然。
「県外に行く時は自分のZC33Sで」も、6年で2回(コロナ禍でしたけど)。


・今は休みの度に子供と色々お出掛けしているが、妻曰く「小学4年とか5年になったら、寄り付かなくなるよ(父親が嫌いとかでは無かったが、妻自身がそうだったらしく)」らしい。

そうなると、せめてMTに乗りたいな・・・と不満が強くなるはず。




突然購入が決まったZC33Sはお金が掛からず楽しい車ですが、色々考えると自分が6ATに乗り続ける事に意味が無くなる事が見えてきてしまい・・・。

今お世話になっているスズキのサブディーラーは、昔はメーカーを問わない車の販売店だったらしく、他社でも車検や不具合でも問題無く対応出来るとのこと。


当初からZC33Sは10年ぐらいは乗る予定でしたし、今年秋にはMTにもアイサイト搭載でモデルチェンジとの事です。

アプライドBモデルでも構わないので、3年後ぐらいにはスイスポを新車で買うのに近い価格でBRZの中古車が出てきている・・・つまり、意外とBRZへの乗り換えは実現可能か?と考えてのレンタカーBRZのレビューでした。

だから少しづつでも+‪αの資金を貯めなきゃな・・・。
でも今のZC33Sのマフラーはだいぶ音がこもってきたから、柿本改のClass KRとか欲しいしな・・・。
ZC33Sは、カックンブレーキ対策でブレーキパッド変えたいし・・・でも結局純正パッドでここまで来たし・・・と、ある意味「羨ましい悩み」の時間となっております。

あとマイナス要素があるならば、BRZにしたら冬タイヤが2台分要ること。

タイヤ代はともかく、置き場が・・・(無いわけでは無いが)。




最後に、今回のレビューは倉敷市に本社がある「平成レンタカー」さんに、BRZとGR86のMTがラインナップされていたからこそ、実現出来ました。

6時間だと、保険込で16,000円ほど。

レンタカーと考えると高いかも知れませんが、スポーツカーが車種指定でレンタル出来る事自体、珍しいと思います。


正直ディーラーの試乗レベルで分かる事は少ないですので、BRZ/GR86をお考えの方は、岡山観光のついでに平成レンタカーさんはいかがですか?(´▽`)
デザイン
4
エクステリアは文句なし。
日本車だけど日本車とは思えないデザインは◎です。


(製造業はエンブレムにやかましい人が必ず居るので)無理だろうけど、思い切ってフロントの六連星を無くしても良かったのでは?

最近のスポーツカーってノーマルでも格好いいですね。




インテリア

【フロント】
ダッシュボードは低く、見切り(見晴らし)は良い。
シートのリフト量?がかなり多く、好みのドラポジに極力近付ける事が出来る。

ステアリングのテレスコピックに、もっと手間まで引き出せる調整代が欲しい。

フロントシートは、電動でも無いのにヤケに厚さがあると感じた。
リヤの足のスペースがほぼ無いので、シート形状とか何か工夫して欲しかった。


【Aピラーの視認性について】
ZC33Sはドア付け根/Aピラーからサイドミラーが生えている。多分一般的なデザイン。

BRZは、Aピラーより後ろ、三角窓付近から生えている。
これにより、右左折時のサイドミラーによる死角は減っている。
が、サイドミラーが邪魔で、右折先の横断歩道などが死角になっている。

どっちもどっちだな・・・と感じた。


【リヤ方向】
BRZは、グレードのSもRもリヤビークルディテクションが全車標準装備なのはありがたい(ただ、今は付いていて当然の装備になりつつあるが)。


トノボード位置が高く、バックミラーや直視で真後ろを見た時に困惑しました。

そりゃZC33Sはハッチバックでリヤガラスは垂直に近いので、比べるのは可愛そうとは思いますが。

乗ったこと無いですが、ミニバンやSUVはもっと酷いのかなと思います。

バックカメラがあるので駐車の際は気になりませんが、自分は(多分普通はそうだと思うが)常に周りの車の位置関係を把握するので、けっこうマイナスポイントです。

リヤシートの背もたれの高さとの関係でこうなったのかも知れませんね。


斜め後方は多分DC5もBRZも同じ感じで、Cピラーにドアオープナーが仕込んであるZC33Sよりはマシかも知れません。


自分はZC33Sで、見栄えは捨てて子ミラーをドアのツィッターカバーに取り付けています。
道路の作りによっては合流時に左斜め後ろが全く見えないので(体や顔を動かしても駄目だった)。




【他】
サイドミラーにワイドミラーみたいなのを採用しているんだろうけど(レンタカーのが純正ミラーであれば)、かなり広範囲が見えるので非常に良かったです。

ZC33Sの純正サイドミラーは、上下左右全て映る範囲が狭いです。
走行性能
4
総評でも触れましたが、今回のレンタカーBRZのタイヤは

フロント:トーヨータイヤ ナノエナジー3プラス
リヤ:ミシュラン パイロットスポーツ4

サイズは共に215ー40r18です。



PS4の良さは、ZC33Sで確認済み。FFですが、交差点やコーナーで修正舵を入れる事がほとんど無い。

BRZの18インチサイズだと、ネット最安で1本が2万数千円。

ナノエナジー3プラスは1万数千円。

・なるほど、そう言うレベルのタイヤね。いわゆる低燃費タイヤ。

そんな前後バランスの悪い組み合わせで走行性能評価って・・・


やりましょう(笑)




さすがFRなんですかね?操舵と駆動が別々だから、フロントタイヤは曲がる事だけに力を使える・・・?

ナノエナジー3プラスはBRZの足にはサイドウォールやトレッドの剛性が不足していますが、それでもZC33Sで「やや攻めてる」速度域でもBRZなら「普通」に曲がりますね。


PS4はかなり粘るタイヤだと思いますので、BRZのコーナリング性能は相当高いと思われます。

ブレーキのフィーリングがやや自分の好みから外れますが、しっかり踏めば効くので、癖が分かれば問題無いでしょう。
乗り心地
3
今回のレンタカーのBRZは、グレードがSなので18インチなんですが、
積載性
1
燃費
3
今回の総走行距離約230km、時間にして5時間ぐらい。大体の距離は

市街地:20km
郊外:80km
ワインディング・やや酷道:10km
渋滞の市街地:10km
高速道:110km

天気は晴れ、気温は確か27℃ぐらい。エアコンはほぼ付けず。

です。車雑誌みたいに個別に燃費を出す事はしていませんが、全体平均でリッター13.5km。

BRZの6MTのグレードSのカタログ燃費は、WLTCでリッター11.9km。

ワインディングや渋滞もありましたが、比較的流せたので燃費は出やすい行程だったと思います。

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