こんにちは!酒井です。
帰国してからまだ一ヶ月も経っていないのですが、学期末試験の期間で現実に引き戻されてしまったこともあり、現地でのモンテの日々は夢のようだったなあと感じております。
スーパーへ買い物に行って、ボンジュール!とあいさつしていたのが懐かしいです(><)
さて、今回は、私が属していたサポート隊2班から見た本番の様子をできるだけ写真を交えながらお伝えしたいと思います。
サポート隊の形態については、メンバーの井上が既に書いておりますが、その4つの班の中で第2班のメンバーは、木野(班リーダー)・酒井・澤田・松川でした。
初日は、トリノで二台のスタートを見送ってから、観光する間もなくすぐに2班最初のサービスを行うグルノーブルへ向かいました。トリノ観光はまたの機会ですね(笑
深夜のグルノーブルでは、最初のチェックポイントがあるスーパーの駐車場でサービスを行いました。
スーパーのカートがある隣でガソリン携行缶などを置いて待機中です!
サービスを完了してから、二台がチェックポイントを無事通過したのを見届けて、グルノーブルを後にしました。
それからは、いたるところで猛吹雪の中、我々のサポートカーは途中でタイヤに巻いたチェーンが壊れてしまうなどのハプニングに見舞われながらも懸命に走りました。
初日を終えたモナコのパルクフェルメでは、やはり吹雪の影響が大きかったようで、私たちのセリカのほかにも傷負いのラリーカーは少なくありませんでした。
モンテの過酷さを思い知った初日でした。
その後、2日目(モナコからヴァランスへ行くルート)、3日目(ヴァランスを出てヴァランスへ戻ってくるルート)はトレノ中心に給油、食事、窓拭きなど、場所によってはタイヤ交換や空気圧調整、道案内のサービスを行いながら移動していきました。
遅れている班のサポートをしたりもしたので、サービス回数は我が2班が一番多かったのかも!
少し早く着いたサービス地点で、地元の子供たちと一緒に観戦!なんてことも。
ラリーは小さい子供たちにも大人気でさすがだなあと思いました!
4日目(ヴァランスからモナコへ行くルート)は、セリカに何かあっても対応できるように、セリカのあとを追うかたちでサービスをこなしていきました。
満身創痍のセリカ。ドライバーさんたちはもちろん、メンバー皆の力でモナコまで走る!
一分一秒を争うラリーの中で、その貴重な時間を左右するサービス。
他のクルマたちに手を振りつつ寒さの中で待っていると、雪と泥で汚れた赤いラリーカーが現れ、一気に緊張が高まる。
無我夢中でサービスを終えて、無事に送り出すことができると、忘れていた寒さが一気に襲ってくる。
あの感覚は一生忘れないと思います。決して他ではできない貴重な経験ができました。
まだまだ書ききれないこともたくさんあるのですが、お読みいただきありがとうございました。
残りの班のエピソードもお楽しみに!
酒井
ブログ一覧 | 日記
Posted at
2012/02/23 13:26:06