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カクシカおじさん(プレミオおじさん)の愛車 [その他 その他]

パーツレビュー

2023年1月15日

モンベル(mont-bell)  シームレス バロウバッグ EXP  

評価:
5
モンベル(mont-bell)  シームレス バロウバッグ EXP

真冬の旅行で一番心配なのが、急な降雪による立往生。これまでも数多く冬場の旅行もしてきましたが、幸いにも立往生に遭遇することも無く無事に行き帰り出来ました。

でもこの近年、「線状降水帯」という言葉が良く聞かれるようになったように、冬場でも強烈な降雪が特定の地区で降り積もるということが頻発するようになり、なにがしかの対応をしておかないと、かなり危険な状態に遭遇する可能性も出てきました。


昨年(2022年)の2月に行った北海道も、メインで行った道東や知床辺りでは普通な感じでしたが、後志・石狩地区の余市町・小樽市、行かなかったが札幌市内でも大変な大雪で、鉄道・高速道路・空港とも完全マヒし、その解消には1週間近くかかっていました。

https://www.youtube.com/watch?v=0FE9JRZweMU
https://www.nhk.or.jp/hokkaido/articles/slug-nf99eac5c1545



先日も新潟県内で大規模な立往生が発生してましたがそれらの対策として、まず冬場の雪国ではガソリンは燃料計の針が満タンから4分の1ほど下へ動くまでに必ず給油し、絶えず満タンに近い状態にしておくことを、いつも徹底しております。

また過去に調べたデータですが、軽四車のダイハツ コンテの3気筒660ccのKF-DETのエンジンで、立往生を想定してエアコン使用は無しで丸1日アイドリングし続けた場合 (調査は12時間連続)、ガソリンを11Lほど使用します。コンテは36Lタンクが満タンだと丸3日ほどでしょうか。

https://minkara.carview.co.jp/userid/1144014/blog/25384777/
プレミオを買ってからも、夏場・冬場とかエアコンのオン・オフなどの稼動条件を変えて何回も調べましたが、1.8L 4気筒の2ZR-FAEエンジン搭載のトヨタ プレミオでは、エアコンオフで丸1日連続でアイドリングし続けるとガソリン使用量は14L/1日ほどのようで (エアコンオンの場合は20L/1日ほどにも)、60Lタンク満タンだと丸4日間はいけるようです (こちらも調査自体は12時間連続)。


プレミオの場合スロットル内に冷却水が引かれ、ガソリンが気化されやすいように暖められるが、それでもどうしても4気筒のプレミオのほうが、3気筒の軽四コンテより3割ほどガソリンを多く使用し、さらにエアコンのコンプレッサーが強力なプレミオでは、エアコンを使うともっと差が開きます。

またコンテもプレミオも、これだけの日数に渡りアイドリングし続けると、走行に使えるだけのガソリンはほぼ残らないようです。当然立往生中はアイドルアップするエアコンの使用を控えるしかありませんね。




後で投稿する予定の新コスモス電機製の高性能CO警報機は、旅行時には持参し車内に設置してますが、スコップ持参といえどもあまりにも雪が降り積もったり、激しいブリザードでマフラー排気口の除雪がままならない場合やら、車自体が豪雪で埋まってしまう場合は、もちろんエンジンは停止し、場合によっては他所へ避難する必要にも迫られます。

特に外気温自体が低い真冬の北海道内では、ブリザードによる豪雪やら悪天候での立往生で、幾人もの方が過去にお亡くなりになっておりますので、もっと根本的な対策として食料と飲み物の積載、簡易トイレの用意と共に、寒さから身を守るために高地登山用の寝袋も用意することにしました。

https://www.nikkei.com/article/DGXNASDG03012_T00C13A3CR8000/
https://news.yahoo.co.jp/articles/0237d36e662d41ebf5aa1ca3b49d871363ae376f

昨年真冬の北海道内で試したのですが、停車中のプレミオのメーター内の温度計-15℃表示で (融雪剤侵入対策のためフロントグリル内側全面にカバーを設置していたので、実温度は-20℃ほどか)、夏用の寝袋2枚重ねのうえダウンコートを着て寝てみましたがとても寒くて耐えられなかったです。

よって北海道内の真冬時の最低外気温-15℃ ~ -35℃を想定すると、高地登山用の寝袋が必要で、また昨年行った時に得た情報から、屋内や特に車内での避難用に使う用途なら必然的に湿度が高くなりがちなので、吸水性の無い化繊を選ぶ方が無難だと聞きました。ダウン綿だと湿気を吸ってそのうちベトベトになるそうです。


     ------------------------------


日本国内で高地登山用向けの耐寒性の高い寝袋と言えば、「ナンガ」 「イスカ」 「モンベル」 の三大メーカーが良く知られいてるようです。その中でよく見かけるのが販売店が結構あるモンベルじゃないかと思います。実物を店舗で見れることが大きなメリットではないでしょうか。

湿りにくい中綿が化繊の物で耐寒性が高かったのが、今回購入しましたモンベルの 「シームレス バロウバッグ EXP」 で、つい最近までは全国のモンベル店で1店舗もEXPのみ在庫が全く無かったのだが、先日入荷したようで速攻でゲットいたしました。


モンベルのカタログによるとこのシリーズの最高峰のEXPは、快適温度-11℃、使用可能温度-18℃ (ISO23537 ヨーロピアンノーム)となっており、日本人と欧州人では耐寒性に差があるということで、個人差も含め完全に鵜呑みにはできないものの、かなり参考にはなると思います。

よく言われているのは製品の快適表記温よりも(使用限度ではない)+5℃辺りが代謝の低い日本人には妥当な線らしいです。アマゾンとかで見かけるいい加減な製造メーカーでは、危険温度域を使用最低温度にしているメーカーもあるそうなので。冬期の使用では命にも直結するので、このあたりはかなりシビアにならざろう得ないです。




ナンガの最高峰の LEVEL8 -23 AURORA LIGHT の-13℃/-23℃(¥96800)や、イスカのエアープラス630(-15℃ ¥61600)や、エアープラス810(-25℃ ¥71500)、同じモンベルの最高峰シームレス ダウンハガー800 EXP(¥72600)の-12℃/-20℃ には多少及ばないものの、冬山登山をするわけではないから-11℃/-18℃ で十分と判断しました。

しかも販売価格も¥25300と、各社の高性能ダウンの物と比べて圧倒的に安く、イスカのアルファライト 1300EX(-20℃ ¥25300)とともに、この価格なら冬旅行の友としても何とか買えそうな値段です。たた中綿量はモンベルのほうが圧倒的に多いですが、保温性は実際に使わないと分からないところがあるものの、今回はモンベルのものを買いました。



ただし後述してますが圧倒的に安い価格と引き換えにかさ高さはものすごいです。

モンベルの店頭でよく見かけた、同じ化繊綿シリーズの#0と比べてもビックリするほど大きいです。カタログを見ればEXPのほうが中綿の量が600gも増量されています。

よって登山には不向きのように感じますが、車載前提の寒冷地での真冬のキャンプ時や車中泊、災害時・非常時の使用には問題ないようです。

https://webshop.montbell.jp/goods/disp.php?product_id=1121422


そしてまだテストしてませんが、これでも寒ければカイロを貼り服を着こんでから寝袋にこもるしかありませんね。我が家の地区では冬場は夜間の放射冷却で-10℃近くになることもあるので、晴天の夜で寒そうな日に自宅の駐車場内で車内に一晩こもってテストする予定です。

            【 追  記 】
さっそく2023.1.17の夜半からテストしてみましたが、窓を少し開けて氷点下-3℃の車内でプレミオの後席を持ち上げ、トランクスルー状態にしてから寝袋を広げ薄着で就寝して試したところ、私の場合は寒さは全く感じず、自分の体温で保温されてかなりあったかかったです。さすがモンベルのカタログの表記にうそはないようですが、真冬の北海道内に旅行した際に再度テストしてみます。



そして前月(2022年12月) の新潟方面の大雪による長期間の停電対策ではありませんが、真冬時の災害や長時間停電対策として、家族の分としてもう1つぐらいは耐寒性の高い寝袋が欲しいところで、次回はイスカのアルファライト 1300EXあたりをチョイスしてみようかとも思っています。

https://www.isuka.co.jp/products/lineup/product.php?seq=59
ということで、2年前に買った新コスモス電機製の高信頼性を誇るCO検知器とともに、冬旅行の必需品となりそうな寝袋購入でした。
   
   
  • この写真は2015.2.9の北陸道の一コマですが、この時点ではまだ走れたものの危険な状態ですね。
  • こちらは2011.1.31の北陸道のライブカメラで、今庄付近の2mにも及ぶ大豪雪で立往生中のもの。
  • 2021.2.9の夜半、コンテで北海道旅行中に北見市内で撮影したもの。-22℃との温度表示が。
  • こちらの表はモンベルのサイトからお借りしたもの。登山用途ではないので化繊綿の最高峰をチョイス。
  • 届いた寝袋の箱を開封したところ。22Lと超かさ高く登山には向きませんね。重さも2.7kgもあります。
  • 手持ちの安物10℃~夏用寝袋(BUNDOK カワセ)との比較。当然かさ高さも値段も何倍もしてます。
  • モンベル独特の底面表記。 快適温度-11℃ / 使用可能温度-18℃までの表記と品番が記載。
  • 袋詰めし長さを測ると53cmほど、直径もベルトで圧縮しても30cmほどにも。まあ車載だから問題なし。
  • モンベルの製品タグを撮影。中国製かと思ったがベトナム製でした。25300円は命を守る保険として。
  • 外装の袋を外したところ。かさ高いのでベルト3本で寝袋が圧縮されています(EXPと#0・1・2のみ)。
  • ベルト3本を緩めたところ。このベルトを緩めないと取り出せませんが、強く締めると縫い目が裂けそうな。
  • 寝袋を出すと身長165cmの吾輩には長すぎだが、このシリーズには女性用が無く足元が寒く感じるかも。
  • 右ジッパーを選択。大きなYKKのチャックを使用。ここに安物を使われると壊れやすくて困りますね。
  • 寝袋内はこのように。中綿がたくさん空気を吸うのでフワフワなため、後でしまうときの圧縮には苦労します。
  • 寝袋のジッパーを最大限開けてみました。左ジッパーの製品を買えば連結できるそうな。でも次回はイスカを。
定価25,300 円
入手ルートネットショッピング(その他)

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