[当て逃げ被害] リヤバンパーのキズをDIYで研磨・修復する(後編)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
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前回の作業(ステップ1)から約1か月が経過しましたが、その間、当て逃げ被害のキズを完全には消し切れていなかった部分が相対的に目につくようになっていました。画像の黄色で囲った部分です。
# 左下に斑点のように見える白い部分と、
# 右上にうっすらとした水平方向の線キズ
# が残って見える状況です。
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付属のスポンジに、「カラーフィニッシュ・ブルー」を適量、絞り取るところ。「ネリ」形式の水性ジェルです。
「青いボディカラー用の顔料入り」ですので、中身の色は(思った以上に)青色をしています。
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バンパーの当該部に、「カラーフィニッシュ・ブルー」を塗布しながら「磨きと塗り込み」をするところ。
単に研磨するだけでなく、顔料を塗り込みするため、「カラーフィニッシュ」はケチらずにしっかりと塗布させるのが良いでしょう。
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キズのある部分への塗り込みから、次第にエリアを拡大しての研磨と塗り込みを行います。
エリアを拡大して研磨する理由は、あたかもBP(板金塗装)時には「周囲となじませるボカシ領域」を広く取って作業するので、今回もそのイメージで研磨する(研磨処理の及ぶ範囲をなじませる)のが良いのでは? との考えからです。
# 塗装と研磨では作業内容は異なりますが、
# 処理部分と未処理部分との境目が出ないよう、
# 「自然に仕上げるイメージ」は共通するのでは?
# との考えによるものです(>あくまで私見です)。
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説明書に従い、次に「仕上げ」工程に進みます。
適時、スポンジに「カラーフィニッシュ」を追加で絞り取り、ワックス効果を狙います。
外気温度が高めではありますが、冬場ですので約20分を目安として乾燥させ、表面が白く乾いたら、ならすように拭き上げします(説明書に準拠)。
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最初の仕上げ後の様子。
まだ改善の余地が残っていると自己判断した場合は、同じ作業を繰り返します(今回はこのへんで終わりにしました)。
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角度を変えて、バンパーの稜線が分かるアングルで撮影。
光沢が増した分だけ、諸々の背景が映り込んでいますが、もともと当て逃げ被害がひどかった状態(「前編」をご参照)から較べると、キズは本当に目立たなくなったと感じます。
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さらにアングルを変えて、一つ前の画像の少し上側を、光の当たり方を変えた状態で撮影したショット。
あまり深追いするとキリがないのですが、お手軽にキズを消す(=目立たなくする)あとの「仕上げ」としては、このような感じになるかと。
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近接してばかりですと、「木を見て森を見ず」状態になりかねませんので、少し引いたアングルで、リヤバンパーの左周り全体を見渡すことにします。
離れてみると、バンパーのスリキズの跡は分かりませんね(ホッと一息)。
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上記画像の位置から、少しだけ近づいて撮影。
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ローアングル(下方から上方へ)で撮影してみた状態。
「言われなければキズは分からない」程度までには復調できた、と判断しました。
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バンパーのコーナー部分は形状が複雑ですので、見る角度がちょっと変わっただけでも、光の反射具合や表面の光沢の見え方が変わってきます。
この状態においても、お手軽DIYでの修復作業(乾燥待ち以外の実作業時間は、画像撮影を含めても約15分間)だと考えれば、十分に効果が得られたように思います。
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当て逃げによる明らかなキズを、この状態まで目立たなくすることができたので、今度は知らず知らずのうちに付いてしまった、他の部位(※)のキズ消しもトライしてみようと思った次第です。
(※)車両右側(リヤドアから燃料フラップにかけて)には、恐らくコンビニかスーパーマーケットで自転車かカートのハンドルを引っ掛けられた?かのような、浅いけど長いスリキズが付いてしまっているのです(苦笑)。
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改めてこのアングルで眺めると、「キズが目立たない状態」まで復元できて本当に良かったな…と思います(極端な凹みが無いのも不幸中の幸い)。
自分で付けてしまったキズでもないのに、そのキズのメンテをしなければならないのは「なんだかな~」とは思いますが、これも「DIYの経験値(やスキル)が向上する機会だ」と前向きにとらえることにします。
# パーツレビューや整備手帳のネタにも
# なりましたので。(他の方々のご参考
# になれば、なお幸いです。)
以上、最後までお読みくださってありがとうございました。
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