[CBR250Four] 再発・燃料タンクからの漏れ(車載時に発見→再処置へ)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
ショップ作業 |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
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前日の修理ショップからの電話によると、
・目視上、明らかなピンホールは見当たらない
・しかし、ガソリンを入れて燃料タンクを
水平に保つと、徐々に滲みが広がっていく
…というご報告でした。
何かトラブルが発覚した際には、こうして連絡を入れていただき、「次の修理工程へと進む前に」ユーザーである当方が「現物確認するための時間を取っていただける」ことに感謝です。
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画像は、燃料タンクにガソリンが少々入っている状態。
もともと、専門の2次業者さんにて「内部の錆取り+コーティング」が終了した際に、漏れ無きことを確認(※)してから修理ショップさんに返送いただいていたのですが、今回は車載するタイミングで新たに燃料滲みが発見された…ということになります。
(※)現時点では、水没試験なのかエアリーク試験(圧検)なのか、他の方法なのかは不明。
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CBR250Four の燃料タンクの裏側(エンジンの直上に被さる側)の様子。画像の下方が車載時の前方に相当します。
修理ショップさんが発見した滲み部位は、折り返しの縁(フチ)に相当する箇所で、車載時にはガソリンの油面(水位)が下側に位置する部分になります(→ 次の画像へ)。
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滲みが発見された場所は、左の画像のA部のところ。
この部分は目視上、ピンホールのようなものは見受けられず(修理ショップさん+当方のダブルチェックにて)、恐らくピンホールではなく微小クラックの可能性あり、と考えています。
この時点では、B部からの漏れは無かったのですが…(後述)。
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A部の拡大画像。
この時点では、燃料タンクを立てた状態のため、滲みはないのですが、車載相当の水平に寝かせると滲みが生じます(→ 次の画像へ)。
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燃料タンクを水平状態に保持したところ。
画像では分かりにくいのですが、カドというかヘリというか、塗装を剥いで確認した茶色の部分から、燃料が滲んでWET状態になっていることが確認できました。
燃料滲みが発生してしまったこと自体はバッドニュースですが、車載時の点検で滲みを発見いただいた修理ショップさんには、むしろ感謝です。「よく見つけていただいた」と。
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実は当方の過去の経験(この燃料タンクは2個目で、1個目のタンクのときにDIYで漏れ修理したときの経験)から、A部の反対側のB部も弱点ですよね…と話を振ってみたところ、塗装が膨(ふく)らんでいるところを、新たに発見。
修理ショップさんが、その場で爪を立てて膨らんだ塗装面を擦ったところ、塗装が剥がれて新たな穴が出現したではありませんか(驚)!
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爪で表面を擦ってみると、塗装が膨らんだ部分のみ、剥がれていきます。結果として、画像に示すような連成穴が2箇所、認知されました。
CBR250Four(恐らく同形状の250Rも)の燃料タンクの(錆発生時の)弱点ですね…。
もしも気づかずに修理完了扱いで納車され、当方の運転中に燃料漏れを起こしてマフラーにでも滴下したら…と思うと、この時点で発見できてむしろラッキーです。
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今後の対応としては、「錆取り&コーティング」を実施いただいた専門業者さんに(ロウ付けの)再加工を実施いただけるかどうか、調整いただくことになりました。
その際に、当方の疑問:「ろう付けする際には入熱するので、その熱によってコーティングが部分的にダメになる(再コーティングが必要になる)かどうか?」についても、合わせて確認いただくことをお願いしました。
左の画像は、修理ショップさんがかつて「ホンダ・モンキー」の燃料滲みの処置をした際に、(ろう付けや板金はんだではなく)このブランドのエポキシ樹脂埋めで完治したことがありますよ…と教えていただいた製品の、参考画像です。
修理はもうしばらく続くこととなりました…。気長に待つことにします(旧車あるある、ですね)。
↓
2024-10-26(Sat.): 更新
燃料タンク漏れの再処置について(浸透探傷検査デモと方針決め)→
https://minkara.carview.co.jp/userid/132018/car/28623/7983556/note.aspx をアップロードしました。
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