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調布市のKAZの"CBR250Four SE" [ホンダ CBR250 FOUR (フォア)]

整備手帳

作業日:2024年10月12日

[CBR250Four] 再発・燃料タンクからの漏れ(車載時に発見→再処置へ)

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目的 修理・故障・メンテナンス
作業 ショップ作業
難易度

初級

作業時間 1時間以内
1
既報の整備手帳: 「キャブレターのO/Hが完了(ブリッピングで1万rpmまでの回転を確認)」(→ https://minkara.carview.co.jp/userid/132018/car/28623/7962919/note.aspx )からの続きです。

10月11日(金)の夕方、修理ショップから電話連絡がありました。内容はバッドニュースで「錆取り&コーティングが完了していた燃料タンクから、燃料漏れを発見した」というもの。

翌10月12日(土)は仕事が休みなので、前回同様、夕方16時過ぎに直接、現品確認のため修理ショップに出向くことにしました。
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前日の修理ショップからの電話によると、
・目視上、明らかなピンホールは見当たらない
・しかし、ガソリンを入れて燃料タンクを
 水平に保つと、徐々に滲みが広がっていく
…というご報告でした。

何かトラブルが発覚した際には、こうして連絡を入れていただき、「次の修理工程へと進む前に」ユーザーである当方が「現物確認するための時間を取っていただける」ことに感謝です。
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画像は、燃料タンクにガソリンが少々入っている状態。

もともと、専門の2次業者さんにて「内部の錆取り+コーティング」が終了した際に、漏れ無きことを確認(※)してから修理ショップさんに返送いただいていたのですが、今回は車載するタイミングで新たに燃料滲みが発見された…ということになります。

(※)現時点では、水没試験なのかエアリーク試験(圧検)なのか、他の方法なのかは不明。
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CBR250Four の燃料タンクの裏側(エンジンの直上に被さる側)の様子。画像の下方が車載時の前方に相当します。

修理ショップさんが発見した滲み部位は、折り返しの縁(フチ)に相当する箇所で、車載時にはガソリンの油面(水位)が下側に位置する部分になります(→ 次の画像へ)。
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滲みが発見された場所は、左の画像のA部のところ。

この部分は目視上、ピンホールのようなものは見受けられず(修理ショップさん+当方のダブルチェックにて)、恐らくピンホールではなく微小クラックの可能性あり、と考えています。

この時点では、B部からの漏れは無かったのですが…(後述)。
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A部の拡大画像。

この時点では、燃料タンクを立てた状態のため、滲みはないのですが、車載相当の水平に寝かせると滲みが生じます(→ 次の画像へ)。
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燃料タンクを水平状態に保持したところ。

画像では分かりにくいのですが、カドというかヘリというか、塗装を剥いで確認した茶色の部分から、燃料が滲んでWET状態になっていることが確認できました。

燃料滲みが発生してしまったこと自体はバッドニュースですが、車載時の点検で滲みを発見いただいた修理ショップさんには、むしろ感謝です。「よく見つけていただいた」と。
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実は当方の過去の経験(この燃料タンクは2個目で、1個目のタンクのときにDIYで漏れ修理したときの経験)から、A部の反対側のB部も弱点ですよね…と話を振ってみたところ、塗装が膨(ふく)らんでいるところを、新たに発見。

修理ショップさんが、その場で爪を立てて膨らんだ塗装面を擦ったところ、塗装が剥がれて新たな穴が出現したではありませんか(驚)!
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爪で表面を擦ってみると、塗装が膨らんだ部分のみ、剥がれていきます。結果として、画像に示すような連成穴が2箇所、認知されました。

CBR250Four(恐らく同形状の250Rも)の燃料タンクの(錆発生時の)弱点ですね…。

もしも気づかずに修理完了扱いで納車され、当方の運転中に燃料漏れを起こしてマフラーにでも滴下したら…と思うと、この時点で発見できてむしろラッキーです。
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今後の対応としては、「錆取り&コーティング」を実施いただいた専門業者さんに(ロウ付けの)再加工を実施いただけるかどうか、調整いただくことになりました。

その際に、当方の疑問:「ろう付けする際には入熱するので、その熱によってコーティングが部分的にダメになる(再コーティングが必要になる)かどうか?」についても、合わせて確認いただくことをお願いしました。

左の画像は、修理ショップさんがかつて「ホンダ・モンキー」の燃料滲みの処置をした際に、(ろう付けや板金はんだではなく)このブランドのエポキシ樹脂埋めで完治したことがありますよ…と教えていただいた製品の、参考画像です。

修理はもうしばらく続くこととなりました…。気長に待つことにします(旧車あるある、ですね)。
 ↓
2024-10-26(Sat.): 更新
燃料タンク漏れの再処置について(浸透探傷検査デモと方針決め)→ https://minkara.carview.co.jp/userid/132018/car/28623/7983556/note.aspx をアップロードしました。

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この記事へのコメント

2024年10月13日 0:03
燃料系は引火というより爆発のような出火の仕方をしますからしっかりチェックが必要ですね(^_^;)
コメントへの返答
2024年10月13日 8:49
ピンポイント処置ではなく、いっそのこと塗装を全部剥がしてチェック…という案も話には出ていますが、もともとコーティング屋さんなのでどこまで作業を引き受けていただけるか? という調整が必要な状況です(別の外注に出す案もあり)。

なお、ワンオフでアルミ燃料タンクを作成する場合は約20万円、それを覆うカーボンのカバーを付けると約30万円かかる…だそうです(汗)。

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