[CBR250Four] 4-1集合部の排気管穴あき(爆音)を耐熱アルミテープで塞ぐ暫定処置
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
CBR250Four の純正マフラーは経年39年目に突入。少し前から、マフラーの4-1集合部の直後(下部)に、排気凝縮水が原因と思われるサビによる穴あきが生じていました。
排気管の穴あきにより、アイドリング時の排気音は勇ましく、まるでスズキのGSX-R250(妻が独身時代に乗っていました)のような音量と化してしまいました。
また、スロットルを少量開けてブリッピングするだけでも、まるで2ストのジムニーのような音質と化してしまいました。
(※どちらも、聞いたことのある人にしか通じない比喩でスミマセン。)
2
そこで、あくまで 「暫定処置」 としてですが、手持ちの耐熱アルミテープで補修してみます。
Scotch の耐熱アルミテープは、「-54℃から+316℃までOK!」 と謳われています(パッケージにそのように明記されています)。
マフラーの穴は1ヵ所のみ(Z軸下方)ですので、マフラーのパイプ部分を「腹巻き」のごとく、グルグル巻きにして塞いでしまうことにします。
3
バイクからシートカバーを外し、排気系全体が見えるようにします。
(作業場所は自宅敷地内)
4
画像の矢印で示す部分に、サビによる減肉でφ6mm程度の穴が生じています。
もう少し近づいて、下から見上げるアングルで撮影したショットは次の画像です。
5
4-1集合直後の、タイコ(消音)部分に向かって立ち上がる手前の部分に、穴あきがあります。
なお画像には写っていませんが、タイコ(消音器)部分の前端下部には、水抜き用の穴がもともと設定されている(こちらはサビで朽ちていない)ので、今回の穴あき部分をアルミテープで塞いでしまっても、排気凝縮水がタイコ(消音器)入口部から排出される機能は確保されています。
6
耐熱アルミテープを必要長さ分で切り取って、マフラーに巻き付けます。
その際、あらかじめ排気管の表面をパーツクリーナーなどで脱脂しておきます。
7
アルミテープの巻き数は1周だけにしないで、何周かを巻き付けします。
ただ巻くだけでなく、テープ全体を圧着させるようにします。
8
耐熱テープを巻き付けた(圧着した)あとの状態。この状態では、アイドリングは従来のCBRの(比較的、静かな)音量が保たれています。
あとは、この暫定処置による改善効果が、いつまで続いて(持って)くれるか? ということになります。
9
(参考)その後、しばらくの間は静音を保っていたのですが、E/G回転速度を 1万[rpm] 以上回す履歴を与えた際に、アルミテープは徐々に剥がれてしまったようです。
恐らく、エンジン回転速度の高まりとともに排圧も上昇し、F = P・S の関係(荷重=排圧×穴あき面積)からテープが外へ外へと押し出されたのでしょうね。
あるとき、信号待ちから発進し、加速に移った瞬間(=市街地を走行中)に排気音が爆音となってしまいました。その際には、運転している私にとってもうるさかったです(汗)。
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(参考)穴が開いたマフラーで走行したときの排気音の様子は、おおむね次のような感じでした。
・4000[rpm] 以下のときには、排ガスが
通路抵抗のある消音部に至る前の穴
から流出・拡張するため、うるさい状態。
・6000[rpm] 以上のときには、排ガスの
流速が速まるために消音部に流れる
流量が増える分、相対的にバイパス
して穴漏れする排ガス量が減り、音量
はノーマル状態に近づくイメージ。
・4000[rpm]~6000[rpm] は、その中間
過渡的な状態(※あくまで私見です)。
…と、そのような分析をしつつ、早急に対策をしなければならなくなりました。次は排気パテで穴を埋めてみるトライをします。
↓
2025-05-24(Sat.) : 更新
[CBR250Four] セラミッククロスとマフラーパテで排気管の穴あきを埋める(その1/3)→
https://minkara.carview.co.jp/userid/132018/car/28623/8240560/note.aspx をアップしました。
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