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調布市のKAZの"CBR250Four SE" [ホンダ CBR250 FOUR (フォア)]

整備手帳

作業日:2025年5月1日

[CBR250Four] セラミッククロスとマフラーパテで排気管の穴あきを埋める(その3/3)

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目的 修理・故障・メンテナンス
作業 DIY
難易度

初級

作業時間 12時間以上
1
既報の整備手帳: 「セラミッククロスとマフラーパテで排気管の穴あきを埋める(その2/3)」(→ https://minkara.carview.co.jp/userid/132018/car/28623/8242184/note.aspx )からの続きです。

パテ埋めした純正マフラーを24時間以上、自然乾燥させました。このあとに予定している作業は、「パテ埋めした表面の地ならし」→「脱脂・洗浄」→「黒塗装(スプレー)」→「乾燥」→「車両への装着(マフラー復元)」 です。

# 車両への装着後、「熱入れ」 による硬化促進
# 工程もありますが、ここでは割愛します。
2
自然乾燥させた 「マフラーパテ」 の表面を、番手が #80~#240 程度のペーパーやすりで地ならし します。

画像は、その作業途中の様子です。自然乾燥させたパテは、意外にあっさりと やすり掛けすることができました(非常に細かな粉が発生します)。
3
画像は、パテ盛りした表面を均(なら)した状態です。

「マフラーパテ(99工房)」 の取説によると、このパテは 「排気熱で固まる熱硬化タイプ」 とのことですから、「熱入れ」 前の状態(自然乾燥状態)においては、容易に表面研磨が可能だったのかもしれません。
4
地ならししたパテ、およびその周辺の排気管表面について、パーツクリーナーで十分に脱脂します。
5
ここでパテ塗りした領域の大きさを簡易的に計測すると、縦:約45mm、横:約40mmでした。

縦: 排気管の軸方向
横: 排気管の周方向

パテ盛りする前の穴径は約11mmでしたので、おおむね直径で4倍程度のカバーエリアを確保したことになります。
6
次の工程に移ります。手持ちの缶スプレーで、当該部を黒色に塗装します。

まず最初に、スプレーの 「捨て打ち(試し出し)」 を行ってから、当該部に薄く塗布します。乾燥したタイミングを見計らって、重ね塗りします。
7
画像は、パテ塗りした部分に重ね塗りしたあと、乾燥させているところです。

# 排気ポート付近(#1~#4の各ブランチ部分)は
# 後日、表面のサビ取りを進める予定なので、
# しっかりサビを落としたあとに塗装する予定。
8
塗装が乾燥するまでの間、次の 「マフラー装着工程」 に向けての準備を進めます(次の画像へ)。
9
マフラー(エキマニ)をシリンダヘッドに締結する際に、あらかじめナット類に焼き付き防止剤を塗っておきます。
焼き付き防止剤は2種類を持っているのですが、今回は銅(Cu)系のコパスリップ(※)を適用します。

※(ご参考): パーツレビュー(@エクシーガ)
MOLY SLIP・コパスリップ(COPASLIP、100g入りチューブ)→ https://minkara.carview.co.jp/userid/132018/car/1195387/9799812/parts.aspx
10
取り外している 排気系の締結ボルト&ナットのねじ部に、前述のコパスリップを塗布します。

コパスリップは比較的、流動性がある(垂れやすい)ので、多く付け過ぎないよう注意します(流れるとムダになってしまいます)。
11
エキマニをシリンダヘッドに締結しているところ。
(※あらかじめ、マフラー(消音器)側のハンガーボルトも仮締めしておきます。)

まず、ステンナット&ワッシャを 「手締め」 でエンジン側のスタッドボルトに締め込んでいきます。素手であっても、ナットの高さ(ねじの全長)分くらいは締め込むことができます。

その後、工具を使って各部を対角線状に、均等に仮締めしていきます。ナットの着座を確認できたら、トルクレンチを使って全体を均等に締結していきます。
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フロントのエキマニ側(シリンダヘッド)、リヤの消音器側(ハンガー)の締結ボルト&ナットを規定トルクで本締めすれば、マフラーの車両への装着(復元)が完了です。
13
エンジンを始動します。
・異音はないか? → 無し。
・排気漏れはないか? → 無し。
・その他、異常はないか? → 無し。

アイドリング状態では、純正マフラーは静かな状態です(→ ホッと一息)。本日はエンジン始動後の点検に留(とど)め、実際に走行しての 「熱入れ」 は別の機会にします。

# 翌々日に、器械体操の練習に行くため
# 往復で約46kmの走行予定があるため。
14
パテ盛り後に塗装した部分も、目視上も聴感上も、特に問題ありません。

実走行(Road Load)による入熱後の状態確認は近日中に実施予定ですので、今回の作業はこれでいったん終了です。

# 実はYahoo!オークションで落札した
# 予備の中古純正マフラーもあるのですが、
# 今回はそれを使うまでもありませんでした。
15
穴あき純正マフラーを、「セラミッククロス+マフラーパテ」 で補修したときのオドメーターは、約6万3095kmでした。

今後も しばらくの間(いや、ずっと?)は、この純正マフラーで問題なく走行距離を重ねることができるでしょう…と期待。

以上、記事を3編に分けての 「穴あき純正マフラーの補修記録」 でした。

「熱入れと排気管表面温度計測」 に続く。
 ↓
2025-05-28(Wed.) : 更新
[CBR250Four] マフラーのパテ埋め後に熱入れ→排気管の表面温度を計測→ https://minkara.carview.co.jp/userid/132018/car/28623/8245943/note.aspx をアップしました。

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