[CBR250Four] セラミッククロスとマフラーパテで排気管の穴あきを埋める(その3/3)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
12時間以上 |
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自然乾燥させた 「マフラーパテ」 の表面を、番手が #80~#240 程度のペーパーやすりで地ならし します。
画像は、その作業途中の様子です。自然乾燥させたパテは、意外にあっさりと やすり掛けすることができました(非常に細かな粉が発生します)。
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画像は、パテ盛りした表面を均(なら)した状態です。
「マフラーパテ(99工房)」 の取説によると、このパテは 「排気熱で固まる熱硬化タイプ」 とのことですから、「熱入れ」 前の状態(自然乾燥状態)においては、容易に表面研磨が可能だったのかもしれません。
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地ならししたパテ、およびその周辺の排気管表面について、パーツクリーナーで十分に脱脂します。
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ここでパテ塗りした領域の大きさを簡易的に計測すると、縦:約45mm、横:約40mmでした。
縦: 排気管の軸方向
横: 排気管の周方向
パテ盛りする前の穴径は約11mmでしたので、おおむね直径で4倍程度のカバーエリアを確保したことになります。
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次の工程に移ります。手持ちの缶スプレーで、当該部を黒色に塗装します。
まず最初に、スプレーの 「捨て打ち(試し出し)」 を行ってから、当該部に薄く塗布します。乾燥したタイミングを見計らって、重ね塗りします。
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画像は、パテ塗りした部分に重ね塗りしたあと、乾燥させているところです。
# 排気ポート付近(#1~#4の各ブランチ部分)は
# 後日、表面のサビ取りを進める予定なので、
# しっかりサビを落としたあとに塗装する予定。
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塗装が乾燥するまでの間、次の 「マフラー装着工程」 に向けての準備を進めます(次の画像へ)。
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取り外している 排気系の締結ボルト&ナットのねじ部に、前述のコパスリップを塗布します。
コパスリップは比較的、流動性がある(垂れやすい)ので、多く付け過ぎないよう注意します(流れるとムダになってしまいます)。
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エキマニをシリンダヘッドに締結しているところ。
(※あらかじめ、マフラー(消音器)側のハンガーボルトも仮締めしておきます。)
まず、ステンナット&ワッシャを 「手締め」 でエンジン側のスタッドボルトに締め込んでいきます。素手であっても、ナットの高さ(ねじの全長)分くらいは締め込むことができます。
その後、工具を使って各部を対角線状に、均等に仮締めしていきます。ナットの着座を確認できたら、トルクレンチを使って全体を均等に締結していきます。
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フロントのエキマニ側(シリンダヘッド)、リヤの消音器側(ハンガー)の締結ボルト&ナットを規定トルクで本締めすれば、マフラーの車両への装着(復元)が完了です。
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エンジンを始動します。
・異音はないか? → 無し。
・排気漏れはないか? → 無し。
・その他、異常はないか? → 無し。
アイドリング状態では、純正マフラーは静かな状態です(→ ホッと一息)。本日はエンジン始動後の点検に留(とど)め、実際に走行しての 「熱入れ」 は別の機会にします。
# 翌々日に、器械体操の練習に行くため
# 往復で約46kmの走行予定があるため。
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パテ盛り後に塗装した部分も、目視上も聴感上も、特に問題ありません。
実走行(Road Load)による入熱後の状態確認は近日中に実施予定ですので、今回の作業はこれでいったん終了です。
# 実はYahoo!オークションで落札した
# 予備の中古純正マフラーもあるのですが、
# 今回はそれを使うまでもありませんでした。
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