[CBR250Four] セラミッククロスとマフラーパテで排気管の穴あきを埋める(その1/3)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
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エキマニ部分(燃焼室直後、#1~#4の各ポート直下)の締結ナットは、「各気筒2ヵ所×4気筒=合計8ヵ所」 あります。
画像では、右下のフランジナット(1ヵ所のみ)がCBRの純正ナット(ライン装着品)で、他の7ヵ所は、防錆力を高めるため、私が以前にステンレスナット&ワッシャに置換していたものになります。
置換したステンナット&ワッシャは、緩めるときにそこそこのトルクを要したため、純正ナットから材質を変更しても所定の軸力(→ 排ガスのシールに必要な締結力)を保持していたと考えます。
# 1ヵ所のみ純正フランジナットを残存させた
# 理由は、組み合わされる相手スタッドが
# 以前、当該ナットと固着気味だったため。
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#1~#4の各ポート直下の締結ナットを取り外し、エキマニフランジをフリーな状態にします。
マフラー全体としては、フロントサイドの取り外しはここまでで終了です。ただし、作業中のエキマニ部の急な脱落を防ぐため、1ヵ所はわざと締結ナットを完全には緩め切らずに残していた方がベターでしょう。
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マフラーのリヤサイドは、ステーを介してピリオンステップ(右側のタンデムステップ)にボルト&ナットで固定されています。
締結を緩める際には、ナットも連れ回りしないよう、ボルト側とナット側の両方に工具を当てるようにします。
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エキマニ一体型のマフラーを、車両の「前方・斜め下方」に向けて(シリンダヘッドのスタッドが立っている方向に沿って)引くと、車体から切り離すことができます。
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CBR250Four の純正マフラー(経年39年目)を、車体から取り外したところ。
排気凝縮水が原因のサビによる穴あき部分には、暫定処置で耐熱アルミテープを巻き直してあります(画像で排気管中央付近の銀色の部分)。今回は、この部分に恒久対策を織り込み(パテ埋め)します。
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アルミテープを剥がして穴あき部分を露出させます。
(近接したショットは次の画像にて。)
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穴あき部分の拡大画像です。
最初は小さな穴だったはずですが、直近で成長して大きめの穴になってしまったようです。このくらいの穴径になると、アイドリング状態でも 「そこそこ勇ましい排気音」 になります(汗)。
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パテ埋めすることに先立ち、まずは当該部分の「サビ落とし」と「塗装剥がし」をするべく、手持ちの耐水ペーパー(紙やすり)で磨きます。
やすりの番手は、#40、#80、#100、#280、#320、#400、#600、#800、#1000、#1500、#2000、とありますが、まずは#80~#320あたりで地ならしします。
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穴あき部位の周囲をマスキングテープで囲って、ターゲット部位をやすりで順次、研(と)いでいきます。
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パテ埋めするに足ると思われるエリアの塗装を落としたところ。
穴の周囲には、まだ落とし切れないサビが残っているため、こちらは後ほど電動工具を使って除去します(後述します)。
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ところで、「今回の穴あき部分を完全に塞(ふさ)いでしまって大丈夫か?」 との問いに対しては、以下の理由により、実質的な問題は生じない、と考えています。
「もともとマフラー(消音器)の入口下部に、水抜き穴が設定されていること。」
「その水抜き穴は現在も機能していること。」
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電動ドリルに砥石の刃(リューター)を取り付けた状態。
元々は電動ドリルなので、通常のリューターのような高速回転はしませんが、それでも排気管表面のサビ落としには 十分に活用できます。
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