[モンキーR改] 路上復帰への道03_固着した燃料タンクキャップを物理的に破壊の巻
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
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3
いよいよ破壊工作(汗)…に取り掛かります。
後戻りはしません。
# これまで給油しても衝撃荷重を与えても
# 固着したままでしたので、仕方ありません。
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モンキーR純正の燃料タンクキャップは、エアプレーンタイプ。開閉フラップの下、キー溝の周辺に装填してあったO-リングは、あらかじめ抜き取ってあります(抜き取った跡地が、キーシリンダー周辺の円環状の内溝部分です)。
まず手始めに、小径ドリルで下穴を開けます。キーシリンダーに接している内壁とキーシリンダーとの間に、外径φ2mmのドリルを押し当てます。
最初に穴を開ける位置は、画像に示すようにフロント方向としました。
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下穴を開ける際の「狙いの深さ」については、手元に CBR250Four の純正タンクキャップ(一つ前の整備手帳にて、モンキーRとは互換性があると確認済み)がありますので、それを見ながら当たり付けをしました。
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φ2mmの下穴を1ヵ所、開けたところ。
当初はこのような下穴を、(カギ穴を活かしたまま)キーシリンダーの外周に沿って円環状に順次、複数箇所で開けていく予定でした。
しかし、カギ穴には切り粉がどんどん入っていってしまうので、活かしておいても あまり意味がない、と判断。
ドリルの外径をφ2mm→φ3mm→φ6mm、と順次拡大していくことにしました。
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外径φ3mmの刃を選択したところ。
φ2mm→φ3mmへと外径を1mmアップさせると、下穴の面積は3.14mm^2→7.07mm^2へと2.25倍(225%増)に拡大されますので、破壊効果は大きいと考えます。
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ドリルの刃の外径(φmm)アップと呼応して、ハンディタイプの掃除機も用意しました。
必要に応じて、切り粉を吸引します(切り粉でケガも したくないですからね)。
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下穴をすこしずつ拡大させていき、ここでついに外径φ6mmの刃を選択。
このφ6mmのドリルでは、カギ穴(キー溝)自体を揉んで拡大します(次の画像へ)。
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フロント(画像では左手方向)に開けた最初の下穴は、外径φ3mmまで拡大させた状態で終了。のち、中央のカギ穴を外径φ6mmまで拡大させたところです。
カギ穴は、ドリルの刃を垂直方向だけでなく、「スリコギ状」にグラインドさせて拡大させています。
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ここから先は、ドリルに代わってリューターで削ります。
RYOBI のドリルにリューター用の刃をセットします。選択した刃は、先端形状が丸形状のものとしました(∵穴を揉むため)。
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カギ穴を、リューターの刃で揉んでいるところ。
切り粉を適時、除去しながら、同様な作業をくり返して深さと穴径を拡げます。
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刃をリューターに替えてからは、進みが早まりました。あと少し、でしょうか。
# だんだん破壊作業っぽく
# なってきました…。
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いよいよ燃料タンクキャップの側壁が内部と貫通しました。
貫通ではありますが、タンクキャップの構成内部で貫通したのであって、燃料タンクそのもの(キャップの外部)へと貫通したわけではありません。したがって、切り粉はタンク内には落下していません。
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