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2025年12月09日 イイね!

気が付くと、いつも目の前にヤツがいる (+メタルネタ少々)

気が付くと、いつも目の前にヤツがいる (+メタルネタ少々)そいつは、乗り込んだ時は、全く気にならないのに、気持ちよくドライブしていると、不意に目の前に現れる。

そして、一旦、視界に入りだすと、それが気になって仕方がなくなり、一瞬、日影などで見えなくなるも、その後も目の前から消え去ることなく、視界の中に居続け、車を降りると途端に気にならなるといった不可思議な事象を度々起こす。
しかし、また、ハンドルを握ってしばらくすると、太陽光の差し込みとともに現れる。

まるで、「一瞬、忘れていたでしょ?」とあざ笑うかのように。

さらに、高速なんか走った日には、増殖して行く厄介な代物。

どうしたって消せることがなく、目の前に現れたら、慣れていくしかない、それは、

そう、フロントガラスの飛び石痕(涙)

走る以上、不可避であり、それは重々承知しているものの、付いた場所、特に、運転席の真ん中あたりの、常に視線が集中するところなんぞに飛んできた日には、もう気になって気になって💦
購入した当時、走行4,000㎞と非常にきれいな状態であり、フィルムも考えたのですが、わずかな飛び石があったため、こればっかりは仕方がないと腹をくくり、現在に至っておりました。
ただ、1㎜にも満たない飛び石でも、視界の先にあると、なまじ周囲が綺麗なだけに、相対的に悪目立ちしている。
そして、この前、信濃路へと向かった中央道でも、気合の入ったGVB系インプから、助手席の上部付近に被弾してしまい、コンパスの針の先よりも小さい点ではありるものの、光の当たり方によっては、視認できるニューカマー2個が仲間入り。

車検に通らないような傷でもないし、そんな取るに足らないこと気にするなと、多くの諸兄からお叱りを受けるのは当然として、何事も時薬、走った証しとして、これまでの愛車と同様、やがて気にならなくなるとは分かってはいても、失恋したての頃にも似た、この過渡期、フロントガラスを拭くたびに、少々、沈鬱な気持ちにさせられてしまうのでした。


飛び石を食らったとは言え、キレイっちゃキレイなんですけどね

と、年末進行で土日&昼夜もなく仕事に埋没し、哲学的ゾンビと化している、そんな隙間ドライブで、飛び石痕よりもちっぽけなメタラーの鬱屈を吹き飛ばす、最近のヘドバンのお供がこちら。

2024年にデビューした謎多きガールズバンド、『DOGMA』

大好きなホラー映画、『死霊館』のシスターを模したメイクを施し、肌を露わにした隠微な修道女の衣装に身を包み、インモラル、セクシャル、そして背徳と悪魔崇拝をテーマとしていて、とにかく超常的でエロカッコいい。


気になるサウンドは、奇抜なテーマとは打って変わって、まさにメタルの王道。
変拍子を多用することや複雑で冗長な展開はなく、全曲3分程度のシンプルなナンバーばかり。
ダウンチューニングした重厚なリフにキーボードの様式美フレーズが重なり、メロディを重視したマイナー進行の歌メロからキャッチ―なコーラスと、語弊を承知で言うならばマドンナをゴシックメタルにモダナイズした感じで、80年代、90年代のグランジ以前のメタルシーンを愛する懐古厨も納得のもの。
仕掛人はプロデューサーの男性2名とのこと、このあたり、BABY METALと類似性があり、卓越した演奏技術も神バンドさながら。

時代が時代ならビルボードのTOP10入りしても不思議ではないクオリティです。

悪魔バンドの先駆者であり、バンドサークルWFSの先輩たる聖飢魔Ⅱですら、各方面の宗教に配慮し、ゼウスを仮想敵としているのに、MVや楽曲、リリスをはじめとした悪魔を冠したメンバー名、そしてバンドのシンボルマークなどなど、こんなはっきりとアンチ・クライストで大丈夫なのかと思うようなコンセプト。
まぁ、ベヒモスも人気ですし、その辺りは鷹揚に思えますが、敬虔な信者のアンチも多くいるようでして、それも仕掛けとして狙ったモノかもしれません。

にしても、久々の衝撃でした。
日本のガールズメタルが、SHOW-YA、NEMOPHILA、LOVEBITES、BANDMAID、嬢メタルの先駆者Aldious(休止中)、九州のBRIDEARなどなど百花繚乱ながら、海外勢は、ArchEnemyなど女性ボーカルのメタルバンドは多く見るも、こうまでコンセプトが徹底したガールズメタルは少なく、さらに、楽器隊全員が凄腕で、華も兼ね備えたHM/HRガールズバンドといえば、VIXENが頂点と思っていたのが、こんな凄いのが出て来たなんて(嬉)

そのVIXENもデビュー当時、リチャード・マークスなどのヒットメーカーを起用したものの、アルバム2枚のみのリリースで終わり、商業的には成功したとは言えませんでしたけど。

こちらのゴージャスなお姉さま方がVIXEN(R.I.P Jan Kuehnemund )

バランスの問題か、LIVEではボーカルの声量が足りない気がしますが、ご興味のある方はこちらを。
ホラー&メタル耐性のない良い子のみんなは閲覧注意かな。



罪深き告解の真意は・・・


メンバー全員の素性、素顔は伏せられていますが、そこは情報化社会、素の姿はグッドルッキングな方ばかりです。


もし、飛び石も何もかもが、人知を超えた存在の思し召しだったとしたら、まさにそれもドグマ。
中学時代、社会の試験で、回答欄に『マグナカルタ』と書くのを間違えて、『ドグラマグラ』と記入し、担任に呼び出された時、「暗黒のドグマに導かれたので。」と呟いた、当時、ムーを愛読し、重篤な中二病に罹患していたイタすぎる自分を思い出し、胸の奥が少しキュッとなったのでした。

※タイトル画像は、boketeの殿堂入りのネタを拝借しています。

Posted at 2025/12/09 20:38:48 | コメント(3) | トラックバック(0) | G80M3 | 日記
2025年12月01日 イイね!

【思ひ出ぽろぽろ】某国のローカル線で命運尽きかけたメタラーがいた

【思ひ出ぽろぽろ】某国のローカル線で命運尽きかけたメタラーがいた※お断り:ある程度、事実に基づいたモノではありますが、表現上の演出等、虚実ないまぜにしたものであり、また、思想信条、政治的な見解など全く含まれないものとなりますことをご承知おきくださいm(__)m

現在、デリケートな問題となっております、日沈む国との摩擦。
大和島根に育ち、多感な時期に三島由紀夫に感化され、当時、まさかのKO大学の指定校推薦が不合格となるまで青臭く右傾化した私としては、今もSAPIOを愛読するなどイデオロギーは変わりようがありませんが、
実は、今をさかのぼること20数年前の小泉政権真っただ中、よりにもよって、伊勢丹やユニクロが破壊されるなど、過激な反日デモの真っ最中に、当時、共同経営していたベンチャー企業の現地法人の立ち上げに、ほぼ毎月のように現地に出張していたのでした。

Sars禍も加わって、飛行機はガラガラ、そして日本人街も閑古鳥と、邦人の姿は消え失せ、空港で日本語を話しているのはパートナーの日本人会計士と私ぐらい。
プラカードを掲げた過激な集団がいるわけでもなく、何かしら危害を加えられたなどの情報も入ってこなかったため、特に気にすることなく、リニアを降りた後に、ローカル線に乗ったのがいけなかった。

普段なら特級車両で移動しているのが、この日、ダフ屋(当時、列車の座席はほとんどダフ屋から買うのが通例でした。)からチケットを全く買うことができず、ようやく手に入れたのが2等車両のもの。
「ま、こういうティピカルな旅もいいよね。」と危機感の欠片もない、呑気なパートナーの会計士。
ホームに到着した列車のドアに、順番などお構いなしに我先にと殺到する現地の人たちに気おされながらも、まずは、我々が予約した席に堂々と鎮座する、謎の人物をどかすのはお約束、そうして列車が出発してしばらくした時のことでした。
少々お高い2等車両と言えど、古い教室のような黒ずんだワックスの床、垂直な背もたれの椅子、饐えた匂いと、空調が効いて上質な椅子がある清潔な特級車両とは雲泥の差で、地味な色合いの人民服のような衣服で埋め尽くされている。
飛び交う言語は、広東語、浦東語のほか、ほとんど聞き取れない方言などがかしましく響き、車内販売のヒマワリの種が入った袋を皆でシェアし、その殻がどんどん床に散らばっている。
その中で、スーツ姿は我々のみ。
勿論、日本語で会話しているのも我々だけ。

列車が出発し、賑やかしい車内の中、田園風景を眺めながら、ノートPCを開け、会計士と仕事の打ち合わせをしつつ、メールなどを打っていると、隣の車両から人が流れ込んできて、そのガヤガヤがどんどん大きくなっているではないですか。
何事かと、気にはなるも、重要な資料作成の途中だったため、PCから目を離すことが出来ない。
隣の会計士ちらりと見やると、イヤホンを付け、一心不乱にR18動画をを視聴している。
そうこうしている内に、車内の喧騒はさらに大きくなり、これは仕事どころじゃないなぁとPCを閉じようとしたその時、後頭部に何かが当たったのでした。
ジャケットの肩口から床に転がるのは、ヒマワリの種
ん?と思った途端、前から後ろから、ヒマワリ種がこちらに向かって飛んできているじゃないですか!!

顔を上げると、我々の座席をぐるっと取り囲むように、乗客が集まっている。
「T先生、ちょっと、、、いかがわしい動画見ている場合じゃないですって。」と慌てて、横の会計士に声を掛けると、
「あ、え?どうしたん?うわっ!!!」と事態を把握したようで、
その集団のリーダーらしき人物が、『お前ら、取り敢えず、席を立て。』と言っている。
言われた通り起立し、改めて周りを見渡すと、この車両の全員より多い人数が我々を取り囲んでいたのです。
ほぼ全員が敵意にあふれた視線でこちらを睨んでおり、その間も、絶え間なく頭やスーツに当たっては床に散らばるヒマワリの種。
「先生、これやばいっすよ、、、、」
「うん、思ったより、まずい状況だね。」と小声で囁き合っていると、
そのリーダーらしい人物が、おもむろに新聞を縦に広げ、そこには、1面ブチ抜きで、小泉首相の顔が掲載されており、見出しには『小泉鬼子』の文字と、その写真に赤いバッテンが。
「我々、肉まんですかね。」
「う~ん、もしかしたら、上海ガニの餌かも。」
こんなところで、命運尽きるなんて、日本に残した家族のことなど思い浮かべていると、
会計士と新聞を持つリーダーらしき人物とのディベートが開始されたのでした。

実はこの会計士、普段はどうしようもないスケベで会議の時間とか守らないいい加減な人物なのですが、中国、台湾での実務経験が豊富で、北京語がペラペラ、そして、妙に度胸が据わっていたりするんです。
その私も学生時代、法学部ながら第1外国語で中国語を履修していたこともあり、多少の読み書きとヒアリングは出来るが、早口でまくしたてられたら、手に負えない。

最初は、胸倉をつかまんばかりの、その名の通り、口角泡を飛ばすような激しい口論となっており、周りも殺気立って、『次の駅で引きずりおろすか。』など、物騒なヤジも飛び交い、何度も肉まんになる覚悟をしたのですが、次第に、互いの口調が柔らかくなり、そうしている内に、肩をたたき合い、周囲からも笑いまでが起きるほどのほぐれた雰囲気になっているではないですか。

私が呆然と見回る中、会計士とそのリーダーは握手を交わし、そうこうしている内に、その場にいた全員が自分車両や席に戻るなどなどして、さっきまでの物騒な空気はどこへやら、あっという間に解散となったのでした。

「T、T先生、一体これは・・・・」
「Vさん、もう大丈夫、我々の安全は担保されたよ👍」
「ええ、それはありがたいのですが、何を話されていたのですか?」
「いや、まぁ、彼らはメンツを大事にするよね、だから、こんなことして引くに引けなくなったこともあって、最初は、相手の主張を聞きつつ、こちらの立場をはっきり伝えていたら、ヒートアップしちゃったんだよね。一発ぐらいもらってやってもしょうがないと思っていたら、あの男、案外、話が分かるヤツで、政治家に責任があることだから、お前らに言ってもしょうがないけど、たまたま見かけた日本人がお前らだったから、ちょっと言わせてもらっただけで、大事にするつもりはなかったものの騒ぎになってしまった。で、最後に、お前らビジネスマンだろ?俺たち、日本のものは好きだから、この国から撤退するなんてことはしないで欲しいだって。」
と椅子の上のヒマワリの種を払って腰掛けると、先ほど、取り囲んでいた人物の一人から、お詫びか何かの青島ビールが2本、差し入れられたのでした。

そんなこんなで、年季の入った2等車両で命運尽きることなく、なんとか、現地法人の立ち上げが出来、その後、数々の修羅場やT会計士のやらかしで国外追放処分になりかかりしつつ、数年後、投資を捨て、日沈む国からは手を引くことになったという。

政冷経熱とはまさにこのことと、ふと、収穫したヒマワリの種を、見ながら思い出した次第です。

そのT会計士の尋常ならざるス〇ベがトリガーとなり、国際問題に発展しかかった、とんでもないやからしは、またの機会にて。


Posted at 2025/12/01 11:55:52 | コメント(3) | トラックバック(0) | My Life | 日記
2025年11月25日 イイね!

晩秋の信濃路とエキゾーストサウンドの不思議

晩秋の信濃路とエキゾーストサウンドの不思議
※長文、画像多めにつき、お暇で死にそうな方、どうぞお付き合いください。

いつもなら、風邪薬をユンケルで流し込んで、そのまま温かくして眠れば、大体、翌日には体がシャキッとしてるはずが、今回、38度超の発熱のまま、ロキソニンをかじりながら、仕事をしたのがいけなかった。
コロナでもインフルでもない、ただの名もなき風邪に罹患し、先の三連休から39度を超える高熱にうなされ、都合2週間、大事な仕事をいくつか穴をあけるなど、あるまじき失態をさらしてしまいまして、ようやく平熱へと落ち着くも、咳と疼痛、倦怠感に苛まされております虚弱体質メタラーのFlyingVでございます。
そんな折、今度は、先週末から、息子がどこかかしらで拾ってきたインフルに家族全員が罹り、家庭内パンデミックに私自身も戦々恐々としているところだったりしております💦

勤労感謝の日にたまりにたまった仕事を片付け、家族の看病が一段落ついた三連休の最終日、2週間ぶりにG80を引っ張り出し、嫁と行くはずだった栗きんとんを求めて、信濃路へ向かいました。

使い勝手がよく分からず、納車してからずっと放置していたディスプレイキーと蜂蜜たっぷりのハニーティーが今回のお供。



ETCゲートを抜けると同時に、手元のマフラーコントローラーでフラップを開放し、SPORT MODEを選択してから、深めにアクセルを踏むと、305のリアタイすら容易にブレイクしそうなほど猛烈な加速Gとともに、あっという間に法定速度に到達するG80。

交通量もまばらな早朝のハイウェイを、ほぼ独り占め状態でクルージングをしつつ、時に、S58を泣かせながら、幌を開けて気持ちよさそうに流すロドスタ達に交じり、紅葉が鮮やかに彩る信濃路の合間にある、栗きんとんの澤田屋に到着。

開店間もない時間につき、客は1組だけ。




高熱を出して病床に伏せる家族が楽しみにしている、栗きんとんをはじめ、ここの名物、頑固岩などをたっぷりと買い込み、次は道の駅『賤母』へ。



朝市が開催されている時間帯とあって、駐車場はそこそこ混雑していたため、第2駐車場のフリースペースに駐車。

空撮みたいですが、歩道橋からのワンショット



御焼きをはじめ新鮮野菜やら地元特産品をつい買い過ぎてしまい、一旦、荷物を置きにM3戻ると、なにやら沢へと続く階段と小道を発見。





何度も来ているはずなのに、こんなところがあったのかと驚いたのと同時に、童心に似た好奇心にかられて胸が躍ってきたため、wktkしながら、急な石段に気を付け、ゆっくりと下ると、木曽川の清流と見事な賤母滝が眼前に現れたのでした。


景勝地である寝覚の床が近くにあることもあって、白い巨大な岩と川流れの緑とのコントラストが美しく、滝、紅葉、川の音と、山の空気一杯に充たされたα波に包まれ、たった一人でぜいたくな時間を楽しみ、十分癒されたところで、帰路へ。


そして、再び、高速へと乗り入れた時のこと。
チタンマフラーの快音を響かせながら、自分の手に負えない暴れ馬の手綱を握らされていることと600psに達するFRのヒリヒリした感覚に、頭の芯が軽くしびれつつ、感嘆と戦慄が綯い交ぜになったまま巡行していると、ある変化に気が付いたのでした。

それは、マフラーバブルフルオープンにすると、いつもなら、リアシートにも伝わるほどの、エキゾーストサウンドが響いてくるはずなのに、あまりにも静かすぎるのです。
フラップが開いてないのかとコントローラーを操作するも、全開になっているっぽい。
その証拠に、フラップを閉めると、途端に、高級セダンかってほどの、上質な車内空間が現れてくる。
ボンネットの下のS58は、相変わらず、鬼のようなレスポンスとトルクを、粛々と湧出しているだけに、余計に迫力が増している。
ここ最近の気温低下だけで、こんなにも変わるものなのか、と、不思議に思いつつ、ガレージに入れた際も、排気音がやたらと静かで、S58のタペット音やらのメカ二カルノイズばかりが耳に入ってくるのは、どう考えても、事象として起きている。

そこで、いくつかの仮設を立ててみることにいたしました。

まずはM3のメカニカルな観点から
① 吸気温度が下がり、燃焼室が空燃比をはじめとした理想的な燃焼環境が実現している
② チタンマフラーに焼きが十分に入って、サウンドが変化した
③ マイレージが9,500㎞を超え、S58に当たりが付き、スムーズネスが向上している
④ Motulやらrewitecが馴染み、各種クリアランスが適切な状態に維持されている
⑤ 実は、ロードノイズやオーディオなどの他の音量が大きく、相対的にマフラーサウンドが小さく聞こえている

次に私のフィジカル&メンタルなファクターとして、
① 長年のメタルバンド生活により、難聴が加速し、単に耳が遠くなった
② 頓服、風邪薬の副作用
③ 耳が慣れてしまった
④ 生来のオカルト体質が覚醒し、霊的もしくはスピリチュアルな何かが起きている
⑤ やっぱり気のせい、もしくは思い込み

最後に、自然環境&天変地異的なところでは、
① 空気が乾燥し始め、大気中の音波の伝達効率や波長が変化している
② 先週の太陽風の発生により、磁場やマフラーサウンドへの影響が起きた
③ 最近観測された恒星SN2024ggiの超新星爆発のガンマ線バーストが到達している
④ 地軸の僅かなズレが起き、チタンの分子構造や配列に何らかの変異が起きている
⑤ 無断で下回りに潜ってオイル交換をしたことでの嫁の怒りが収まらず、M3が委縮してしまった

こんなとこかな。

そもそもフルバランスエンジンである直6だけに、振動も少なく、排気音も澄んだ放射音であるため、今週、予約しているオイル交換後に、再検証をしてみないとです。


帰宅後、隅々まで洗車し、CCでエンジンルームを拭き上げた時のもの


こちらは、途中のコンビニで買い込んだ、2週間に一度のお楽しみ、ビッグコミックの新刊です。
Posted at 2025/11/25 11:39:06 | コメント(7) | トラックバック(0) | G80M3 | 日記
2025年11月18日 イイね!

とんでもないあだ名をもらった件について

とんでもないあだ名をもらった件について小さい頃から、様々なあだ名をつけられ、次第に、氏名に由来したものに落ち着き、現在も、古くからの友人たちには、そう呼ばれることが多いのですが、
振り返ると、親が聞いたら泣き崩れそうな、中々にひどいものもあり、中でも、大学時代、バイト先で、畏怖と敬意を込めて呼ばれていた『エロエロ大王』や杉並区の吉野家での『西荻のRHJ』、最近では近所の子供っちに『絶対こ〇すマン』として都市伝説にされたりしたのは、その最たるもの。

本人の心の傷になりかねないものや嫌がるものには配慮しなくはならないのは当然として、学校でも禁止され、子供たちのまっすぐで残酷な感受性の餌食となることは減りつつあるものの、愛情をもったあだ名ならいいのかと言ったら、それはまた別の問題。

こと私も、趣味の講師業を営む傍ら、生徒達から、厨二先生、アニメ先生、ホットフォーティーチャー、メタルキング、ワンコ先生、〇センなどなど、好き放題呼ばれておりまして、どれも好意的なものばかりなので、特に気にはしていなかったのですが、

最近、とんでもないあだ名をつけられてしまい、めちゃくちゃ困惑する事態が起きたのです。
とある高校で、一部の女子生徒達から、なぜか『Vにゃん』(実際は氏名の一部が入っています)と呼ばれ始め、そして、この前、ついに、赤面必至の呼び名を賜ることになってしまったのでした(汗)

1階の待合スペースで授業の準備をしていたところ、3階の踊り場から、何人かの女子生徒達が私に気が付き、会釈をしたり、手を振ってくれたりするのが目に入り、挨拶を返したりしていると、とある女子生徒がこちらに向かって、なにやら叫んでいる。
『なんだ?何を言っているんだ?』
下校時間と重なったことでガヤガヤしており、よく聞き取れなかったのとその意味が分からず、そして、まさか私に向けられたものとは思わないで、そのまま授業の準備をしていると、
その生徒を先頭に、何人かが階段を駆け下り、座っている私に向かって、こう言うではないですかっ!

「にゃんにゃ~ん!!!!!」
と同時になぜか両手は肉球のポーズをとっている🐈

「は?え?」
「やだな~Vにゃんのことだよ~」
「いやいや、省略しすぎて原型すらないじゃん💦」
「にゃんにゃんにしたから宜しく♡」
「待った、待った、、、、ちょっと、落ち着こう、、、、、、」
昭和世代からしたら、にゃんにゃん=アレのイメージに直結するし、夕ニャンのネタ話なんぞしたこともなく、なにしろ、いい年した中年男性が「にゃんにゃん」呼ばわりされるのは、痛すぎな上に、周りからあらぬ誤解を受けてしまうリスクもある。
「あのさ、にゃんにゃんは、どうしたってアカンでしょ。お願いだから、別のにして(切実)」
「え~、、、、ま、にゃんにゃんがそう言うなら、仕方がないけど、そうする。」
と、なんとか通じたようで、にゃんにゃん呼ばわりは、一旦、白紙に、そして、現在、リニューアルされた、別の通り名が私の知らないところで、生まれようとしているのです。
一体何と呼ばれることになるのか、全く予想が付きませんが、せめて人前で呼ばれても返事ができるようなものにしてもらいたいと思いつつ、そういえば、キテレツ大百科の『ブタゴリラ』は本人が、自分の名前がイヤで、強そうだからそう呼べと自己申告したことを思い起こし、いっそのこと、『毒物君』みたいなレジェンド級のやらかしをしたら逆に箔がつくんだろうなと思わないではないのでした。

※いつのどおり、タイトル画像と本文は一切関係がございません

Posted at 2025/11/18 12:00:34 | コメント(2) | トラックバック(0) | My Life | 日記
2025年11月04日 イイね!

M3とJKと名古屋飯

M3とJKと名古屋飯この3連休、レジャーどころか持ち帰った仕事に追われ、それから逃げるかのようにF20の整備にかまけてしまい、オイル交換で禁止されていた下回りに潜ったことが、いつに間にやら追加されていた屋外カメラとうっかりモトリークルーが流れたことで嫁に発覚(整備手帳にて)し、現在、それに対する経済制裁をはじめとした沙汰は持ち越しとなり、戦々恐々とした連休明けを迎えております(震え声)

そんなF20のカウルトツプ交換作業中、ワイパーがどうしても外れず、変な姿勢をとり変な顔から変な声を出して格闘しているところに、人の気配がして振り向くと、そこに娘の姿が。
「何してるの?」と隣に並び、エンジンルームをのぞき込む娘の横顔は、16歳になり、いつに間にか嫁の背丈を追い越し、ついこの前まで、少女だったのが、大人へと移行していく思春期特有の儚さを漂わせており、親ながらドキッとさせられることがあるのです。
「このゴム部分がね、ボロボロになっているから交換してるところ。え~と、要は、、、」

てな感じに、分かりやすく説明しようとしたら、
「ふ~ん、水酸化物イオンで加水分解してるんだ。」と理系ド直球の返しに、
「そ、そう、まぁそんなところ。。。」と秒で文系の限界に突き当たったため、
「で、どうしたん?」と話題を変えると、
「お腹空いたので、どこかランチ行かない?」と娘。
通っている塾で短期のお手伝いをしたバイト代が出たから、何かご馳走したいと前々から言っており、とはいえ、その気持ちだけでも十分過ぎるほどありがたいため、
「それは、勿体ないから、まだとっておこうか。で、どこ行きたい?」と聞き返したところ、
「味噌煮込みが食べたい。」とのこと。
友人がバイトをしている味噌煮込みのお店があり、そこに行ってみたいらしく、
「でも、車がこんな風だから、今日は無理だよね。」
そう言い残して、家に戻ろうとする娘に、


と、呼び止め、G80のキーを取り出してみせたのでした。
「作業途中みたいだけどいいの?」
「いいのいいの、この工具が届かないと全然進まないから。」とF20のボンネットを閉めて施錠し、G80を玄関まで回し、娘を乗せてランチへと向かったのでした。


「この車乗るの久しぶり♪なんかいい匂いするよね~」とどこか楽しそうな娘。
「お店が近過ぎて、車によくないから、少し遠回りしていい?」と尋ねると、助手席でニコっとうなずく娘の表情は、本当に嫁によく似てきている。

幹線道路をぐるっと周り、マフラーに程よく熱が入ったところで、入店。
ピークが過ぎても込み合う店内ながら、ウェイティングなしで、テーブル席へ。
すると、お茶を運んできた女性スタッフが娘を見るや否や、
「いらっしゃいませ、、、あれ~、来たんだ!!」と声を上げ、それに呼応するように、
「うん、連れて来てもらっちゃった。」と娘と少し世間話が始まり、最後に私が紹介されたところで、仕事に戻る後ろ姿を見送りながら、
「もう分かっていると思うけど、あの子が○○ちゃん。」と説明してくれたのでした。

その後、タッチパネルでメニューを選択。
それにしても、かつては1,000円払って、そのお釣りでコーヒーが飲めるぐらい庶民的だった味噌煮込みが、インバウンド価格ではないにしろ、こんな値段になっているなんて、高市さんに消費税と円安を何とかしてもらわないとと思いながら、バイトの彼女がおすすめした、海老天味噌煮込み(@2,000円!!)とライスを2つ注文。

待つ間、娘はスマホを取り出し、ラインを起動。
そのフリック入力の速さに慄きつつ、熱々の味噌煮込みが到着。
煮立った鍋を運ぶのはベテランさんの役目。


値段は変われど、昔から変わらぬ美味しさに赤味噌が練り込まれたDNAが喜んでいる。

〆のライスで腹パンになり、お会計をした後、お友達のバイトちゃんが、駐車場までお見送りに来てくれて、そこで娘としばし立ち話。
『高校は別々ながら、娘がしばらく学校に行けなくなった時も、ずっと友達でいてくれてありがとう。』
そんな気持ちが沸々と湧き上がってくるのを胸の中で押し堪え、お店を後に。
その車内、「ご馳走様、美味しかった~♪連れて行ってくれてありがとう♪」とご機嫌な娘。
心なしか、G80のエキゾーストも何だか上ずっている。

「あ、そう言えば、〇〇ちゃん(バイトしていたお友達)、車カッコイイって言ってたよ。」
と、かつて大学生から「イカツっ!!」と言われ、ご近所のお嬢ちゃんから「カッコ悪い」と指さされたG80が、まさかJKからイケメン認定されるとは、
「おお!!そうなんだ、どの辺がカッコイイって??」と調子に乗って聞いてみると、
「う~んと、全体かな。乗ってみたいみたいよ。」
「いいよいいよ、今度連れといでよ。」とテンションが上がったところで、私は重大なことに気が付いたのでした。
「カッコイイって言ってたの、車だけ?」
「うん。」
「他に何か言ってた?」
「また来てねって。」
「それだけ?」
「うん。」
「あ、あとは~、、、、名古屋コーチン入りがお勧めだって。」
「・・・・・え~と・・・・・じゃあ、次はそれにしようか・・・・・」
「うん!」
こうして、社交辞令を学んでいない、正直なJK達は、絶対コロスマンとして小学生たちを恐怖させた、不都合なビジュアルな私を存在ごと華麗にスルーし、G80のカッコよさを素直に口に出し、友情を確認し合ったのでした。
その晩、嫁にこのことを話したら、「そ、そりゃそうでしょ、、、、いい加減現実と、、、あーはははっはははっはは」と顔をクシャクシャにして笑われたのと同時に、今度連れて行って欲しいとのこと。

仕事も何とか片付け、F20のカウル交換が無事終わり、G80もJKのお眼鏡にかなうなど、高濃度な連休を過ごしたはずなのですが、何だろう、この、冷めた味噌煮込みを口にしたような、やるせなさは・・・

娘は16歳。
丁度その頃、私は入学した高校で嫁と同じクラスになり、一目で恋に落ち、その後、報われることがないと思われた片思いを、4年間こじらせていったのでした。
そして、折しも、高1のこの時期、嫁がスーパーイケメンな彼氏を学祭に連れて来て、クラスの男子のほとんどが失意に沈んだ、あの秋の日と重なり、16歳の嫁の面影を浮かべた助手席の娘を見ると、その一人として思春期のデッカイ失恋に打ちひしがれた自分が蘇り、胸の古傷が少しだけチクリと疼いた気がしたのでした。

※タイトル画像は、16歳のまっすぐな感受性とどうしようもなく破滅に向かっていく姿を巧みに描いた傑作映画
Posted at 2025/11/04 13:38:30 | コメント(3) | トラックバック(0) | My Life | 日記

プロフィール

「気が付くと、いつも目の前にヤツがいる (+メタルネタ少々) http://cvw.jp/b/192969/48809713/
何シテル?   12/09 20:38
偶然出会った96年式M3CLimousineを溺愛すること4年、そして涙の別離を乗り越え、その後、やって来たE46M3と忘れえぬ10年来を共にした不人気車とメタ...
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蛇使いたちの特濃空間 エテロドッソさん 
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BMWのマイスターショップ TKsquareさん  
カテゴリ:メンテ&チューン
2011/12/06 09:56:25
 

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