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FlyingVのブログ一覧

2026年09月18日 イイね!

疲労コンバインからの喰種爆誕

疲労コンバインからの喰種爆誕20代のころに思い描いていた人生計画からすると、今頃、子どもたちは独立し、夫婦で南の島にでも移り住んで、気ままに自然と四季の恵みに感謝しながら、のんびりと過ごしているはずだったのに・・・

根っからの貧乏性故、いただいた仕事をすべてお受けしていたら、曜日感覚すらなくなるほど仕事に絡み取られ、気が付いたら、9月もシルバーウィークに入ろうかとしている事実に愕然とし、G80のハンドルを握れないインターバルも2週間以上。

そして先週の土曜の朝、クライアント先に向かっている道中、F36のキャビンに流れるシンフォニックメタルSeventhWonderの名曲The Lightのサビに合わせてハイトーンシャウトをした途端、
左目に何かゴミが入ったような痛みを感じ、信号待ちで鏡を見たら、眼球の左半分が出血し真っ赤に染まる、まるで喰種(グール)と化した幽鬼のごとく恐ろしい顔に、クライアントからは大丈夫かと気を遣われ、嫁と娘を恐れ戦かせせたため、無理やり休みを取ることにした日曜。



こんなイケメンならよかったのですが、悲しいかな現実は、、、

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幸いにして毛量は金木君ほどあるものの、はた目からした、多分こんな感じ(血涙)

いわゆる結膜下出血で、ビジュアルのインパクトほど、特に視力などに影響はないため、しばらく様子見。
その日曜は、朝起きてご飯食べて寝て、空腹に目が覚め、昼食を取った後に昼寝、その後、15時ごろに起きて、また布団へを繰り返しという
「起きて半畳、寝て一畳」生活にて、ようやく、人並みに動ける体となりました。
雨続きの中、折角の晴れ間を浪費してしまうという、何とも勿体ないことをしましたが、

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うっかり眼帯でもしてしまうと、厨二病の頃の忌まわしき記憶が蘇り、毎分、「あー!!」と声を出しながら、黒歴史に全人格が圧殺される可能性がありますので、
今日も今日とて、シルバーウィーク明けの期限のお仕事に向け、真っ赤にうっ血した左目をした喰種のまがい物メタラーとして、資本家の皆様の手足となり、あれこれドーピングしながら、あちこち動き回っております。
もし、お見かけしましたら、通報したり、聖水とか掛けたり、石とか投げないよう、くれぐれもお願いします。


※タイトル画像は、コンバインといえば、「レッツ・コンバイン」で超合金ともども昭和キッズ達を虜にしたコンバトラーV。
50周年だそうで、ボルテスファイブと同じく、フィリピンで実写化してくれないかな。

Posted at 2026/09/18 10:25:16 | コメント(4) | トラックバック(0) | My Life | 日記
2026年09月08日 イイね!

キリのいい日にキリ番到達

キリのいい日にキリ番到達決して狙っていたわけではなく、ふと信号待ちでオドメーターを見たら、キリの良い日にキリ番がカウントされているではないですか!

F36の納車後、約6ヵ月が経過、それからほぼ6,000㎞走行し、60,000㎞に到達したのが9月1日の早朝。

この半年間、主に仕事の相棒として、車内でヘドバンかましながらメタル・セレクションを絶唱し、ギターソロではエアギターをかき鳴らして、信号待ちやらで、無邪気なお子様方から指をさされるアタオカな私を、何らトラブルなく安全かつ快適に仕事場やクライアント先へと送り届け、時に家族を、時にクライアントやらをシートに収め、クーペベースの低くスタイリッシュなビジュアルはイケメンと女性陣の評価も高い上にTPOを選ぶことなく、やや硬めながら静かでジェントルな乗り味は誰からも文句が出ることも皆無、bm3施工後のB48はノーマルよりもさらに力強く表情豊か、そして、乗り方次第ではあるものの燃費性能をそれほど犠牲にすることなく、街乗りからハイウェイまで、300psのアウトプットによる胸のすくような加速を提供してくれているのでした。

60,000㎞の走行距離は、一昔前では、多走行車に分類されるところですが、私含めた一部BMWオーナーの変態偏愛基準で言えば、慣らし運転が終わった頃合い。

都合、3台目のBMW F型(F80、F20、F36)につき勝手知ったるものの、ラインオフから間もなく10年となれば、いくら信頼性に定評があるタフなモデルとは言え、バイブレーション、サウンド、匂い、こまめな洗車など五感を張り巡らせ、今までの愛車がそうだったように、消耗品の交換などの早めの手当てを心掛けてこの好調を維持し、フィーリングアップを軸にしたモディファイを施しながら、大事な仕事の相棒として、沢山の良き出会いや思い出を積み重ね、そう遠くない未来に到達するゾロ目や節目を無事迎えられるよう、G80ともども大切に乗り続けていきたいと心に誓った、キリ番でした。

Posted at 2026/09/08 11:18:16 | コメント(3) | トラックバック(0) | F36 | 日記
2026年09月02日 イイね!

一人暮らしの悪だくみ

一人暮らしの悪だくみ先週末、嫁と娘が1泊2日の旅行に行くため、その留守を預かることとなり、期せずして一人暮らしが到来し、超ウルトラ久しぶりのフリーダムをどう過ごそうか、ワクワクしすぎて夜しか眠れない日々が続いておりましたFlyingVでございます。

朝、空港に嫁と娘を送り届け、さて、この2日間、何をしてやろうか、F36のハンドルを握りながら、良からぬ選択肢がグルグルと頭の中を駆け巡り、真っ先に思いついた、男子たるもの一度は夢見る『酒池肉林』は、古代の桀王&紂王が辿った末路や最近のSNSでの全裸ピラミッド嬢の炎上を鑑み、リスクとコストが大きすぎてパス。
でもって次に浮かんだのが『鯨飲馬食』
中でも、体を壊して以来、嫁からも厳しく制限されているラーメンをはじめとした、この上なく魅力的でギルティなジャンクフードたち
鼻腔に立ち上る湯気、濃厚なスープとこってりとした背油の記憶が舌の上でよみがえり たちまち口の中に唾液がたまり出し、街道沿いに立ち並ぶ看板に誘われること数知れず。
幸いなのは、そのほとんどが営業時間前だったことで、ぐっと堪えてそのまま高速に乗り、ニャンコ達のお世話があるため一旦帰宅。
庭の水やりや洗濯、ごみの分別、掃除、ニャンコと遊んだりしている内にお昼となり、ジャンクなあれこれは夜のお楽しみとして、G80を駆って、最近見つけた、絶品パン屋に足を伸ばし、全粒粉の食パンと総菜パンを買い込み、それをお昼ご飯にしつつ、アマプラのウオッチリストを倍速で視聴したり、ギターを弾き倒している内に、夕方に。


我が家は、中も外もニャンコイベントがひっきりなし 
左のひょっこりはんは三兄弟の末娘、真ん中のごろにゃんは外猫ちゃん、右のは、朝起きるとできているニャンコ三連星 この後、朝ごはんクレクレ ジェット・ストリームアタックの強襲を受けます


欧米の陽キャ達は、ストリッパーとかを呼んでパーティとかするのでしょうけど、あいにく、こちとら、生来のgeek故に、ヲタ仲間とダンジョン&ドラゴンズのボードゲームをやるかボッチでギター抱えて過ごすのが関の山。

【理想】


【現実】

大好きなTVドラマ「ビッグバンセオリー」より拝借 これはこれで楽しそう

それでも、このチャンスに何かやっておかないと、ものすごく損をした気分になってしまうのは、貧乏性故の悲しい性。

ニャンコ達のお世話をしながら、「ラーメンは明日の締めくくりかな。」などなど考えている内に、思いついたのは、非推奨食材の一つ、
そうだ、カレーを食べよう、飛び切り辛いやつを!!
香辛料の香りが脳内に充満し、居ても立ってもたまらなくなり、さてどこに行くか、ココイチはコスパが良くないので却下、「もうやん」のグリーンカレーはチョイと遠い、ビーフカレーがビュッフェにある「あさくま」は時間的に混みそうだし、一人で行くのも気が引ける上に、嫁に領収証を見られたら、ド叱られること必至。
そんなことを考えながら、冷蔵庫を開けてみると、息子が一人暮らしする前に置きっぱなしにしてあった、『激辛スパスカレールー』があるじゃないですか😀
体を壊す前は部類の辛いもの好き。
翌朝のバックファイヤーをも厭わず、ヒーヒー言いながら食していたあの日々(遠い目)
ガラムマサラ、ターメリック、テンメンジャン、青唐辛子、ガーリックパウダー、柚子胡椒やら、魔改造セットも揃っている上に、棚には、同じく息子がおいて行った蒙古タンメン 北極のカップラーメンまでもが誘っている。
カレーに必要な野菜をチルドルームから取り出し、ブラウンマッシュなんてお洒落食材を投入することを決め、無心で刻み、挽肉から順に炒め、下味をつけて煮込んでいる間に、ニャンコ達の晩御飯を。
グツグツと煮込みを終え、激辛ルーを入れる段階になって、
「ラーメンは明日の楽しみのとっておき♪」だったと思いとどまり
こんなところで貴重なHPを削るわけにはいかないと、冷凍庫にある、私専用の無添加無化調、体に優しい甘口トマトカレーのルーを入れて、健康第一野菜具沢山カレーの出来上がり。
「そうそう、こうやってコンディションを整えておかないとね。」と独り言ち、存外に美味しくできたそれを味わい、風呂を沸かし、さて、G80と夜のランデブーに出撃すべく、ディスプレイキーをポケットに忍ばせようとしたとき、



リアル・ゲッコーさんがいらっしゃいました(驚)
「フラフラしてないで、ヤモリだけに家を守れということかな。」と勝手に解釈し、おとなしく入浴して、読みかけのスティーブンハンターの小説を読破し、就寝。

その翌日、嫁と娘を空港に迎えに行くのは夜になってからのこと、残ったカレーは冷凍、そして、家事も全部終わり、さて、お目当てのラーメンに行くべく、G80を動かそうとしたら、チタンマフラーの下で、近所のハチワレちゃん(前掲の画像真ん中)がスヤスヤ気持ちよさそうに寝息を立てる(汗)
仕方がないので、F36に乗り換えようとした時、豆腐屋のおじさんの軽トラと鉢合わせ、巧みなトークに乗せられ、美味しそうながんもどきや寄せ豆腐、お惣菜をこれでもかと買わされ、それをお昼ご飯にし、で、なんだかんだと家事とか急ぎの仕事とかしている内に、空港に迎えに行く時間が到来(涙)

結局、悪だくみはおろか、ラーメンは食べられじまい、この2日間のフリーダムは普段と変わらない、、、どころか家事やらに忙殺され、かえって気疲れして終わったのでした。
嫁と娘からはたくさんのお土産と旅の話を聞かせてもらい、そして、嫁がこれだけ大変な家事をこなしていたことに改めて感謝するのと同時に、「悪事身に帰る」の諺のごとく、良からぬことをすれば、結局、我が身に降りかかることだとあら貯めて反省。

てなこと考えていたら、月が替わり、抑圧からの解放のリバウンドが大きすぎて、昨日のお昼に、結局、こんなものを食し、月に1回のチートディを使い切ったというorz

人生2回目の二郎 コールも噛まずに言えました

ああ、ギルティ過ぎて、S58のブーストも止まらない(汗)

ピークホールドです
Posted at 2026/09/02 10:48:55 | コメント(3) | トラックバック(0) | My Life | 日記
2026年08月24日 イイね!

アオハル・マルメターノ

アオハル・マルメターノ尋常でない暑さも盆を過ぎて、やや和らぎ、近所の森からツクツクホウシの鳴き声が届くのを合図に、毎年のことながら、夏が去っていこうとするセンチメンタリティに襲われ、つい泣きのマイナースケールを、ゲイリームーアみたいな顔をしながら弾き倒してしまうFlyingVでございます。

そんな夏の終わりに、JKの娘を花火大会に送っていくことになり、その足としてF36をチョイスいたしました。
その理由はと申しますと、一緒に見に行くお友達をピックアップすることもあって、第三者視点のインプレ(当社調べ、ブログにて)によると、女性からの評価がぶっちぎりに高く、G80よりもコンフォート、そして、この日の主役は、G80M3ではなく、『アオハルど真ん中の彼女たち』であることから、F36が選ばれたのはごく自然な帰結。

娘が浴衣に着替え、うっすらメイクが完了したころに、お友達のYちゃんが到着。
バイト終わりだったため、あいにく普段着でしたが、浴衣の娘と並んでもみても、とても夏らしく可愛らしい着こなし。

「じゃあ、行こうか。」とF36の後部座席へと二人を乗せ、花火大会の会場へと出発。
「よろしくお願いします!ありがとうございます。」ととても礼儀正しい高2生達に、お気に入りのメタルメドレーは封印し、B48のかすかなメカニカルサウンドとロードノイズが響くだけのキャビン。
最初は、私を気にしてか、なんだか会話がぎこちなかったものの、ほんの数分で、私の存在は無機質なものへと書き換えられ、花火開始までに、どのキッチンカーをまわるか、イベント会場に行くかどうか、そして、学校のこと、共通の友達のこと、部活やバイトのこと、受験のこと、推しのことなど、ティーンエイジャーならではの感性と気の置けない間柄から繰り出される、テンポのいい会話が、まるでシュワシュワと炭酸が弾けるように、F36のキャビンを次々に満たしていくのでした。

そんな二人の屈託のない会話は、耳に心地よく、深夜ラジオを流しながら勉強をしていた、高校生の頃の自分の姿がフラッシュバックし、次の日、片思いだったあの子(現嫁(*ノωノ))との会話のネタを探しているうちに寝落ちしたことなど、ハンドルを握りながら、懐かしく思い出していると、赤信号につかまったところで、
「、、、て、どう思います?」とお友達のYちゃん。
「あ、ごめん、聞いてなかった。」と、差し込む西日にサンバーザーの角度を替えなら、後部座席の方を振り返る私に、
「Yちゃん、推薦入試、受けたいんだって。」と娘。
「詳しいと聞いてましたので、、、、行きたいのは〇〇大学××学部で、今、内申、4.2ぐらいあるんです。」
「え~、バイトやりながらでそれはすごいね、指定校推薦狙えるんじゃないかな。一度、学校の推薦枠確認した方がいいよ。」
と感心しつつ、それからサブカルやバンドの話題が出ると、ちょくちょく会話に参加させてもらい、会場に到着したのでした。
路駐の隙間にF36を入れ、二人を下した際、YちゃんがF36のピラーに頭を軽くぶつけてしまった以外は、無事、送り届けることに成功し、あとは来た道を辿って帰り、また迎えに行くだけ。

F36の街乗りのマナーの良さに改めて感じ入り、十㎞程度を謙譲の塊のごとく黒子に徹し、JK二人に、何の気兼ねもさせず、教室にいるかのような空間を提供できたことや、徹底したドライバーズカーであり、強烈な個性と存在感抜群のG80であれば、こうはならなかったであろうことなど考えながら、とある話題が出なかったことに大きく安堵したのでした。

そう、それは、娘の『恋バナ』
もし、そんなんが飛び出したら、光の速さで心臓と人格が爆散してしまうに違いなく、
2年前、非人道的大量破壊兵器のごとく、年頃の娘を持つ全国のお父さんのメンタルを完膚なきまでに叩き潰したと言われる、16歳のJKが詠んだ伊藤園の俳句大賞の一句(ブログでご紹介済み



ホント、何度見ても、1億回は死ねる

な事態になったら、血の涙を流しながらも冷静を装いつつ、娘の成長として喜べるか、それとも、錯乱した挙句に自我がぶっこわれて哲学的ゾンビになり果てるか、はたまた、闇落ちして彼氏絶対許さんダークメタラーが爆誕してしまうのか、、、、

てなことを、この夜、夕食で出された、ソーセージ・マルメターノ弁当を眺めながら、まるでベルヌーイ螺旋のごとく、ぐるぐると巻かれた腸詰の円環に思考をループさせて、ブツブツ言っていると、
「そもそも、本人の問題なんだし、私たちはそうなったときに考えることなんじゃないの。ほら、冷めるし、お迎えも行くんでしょ。」との嫁の至極まっとうなお言葉。




このソーセージ・マルメターノ弁当、有名な元ネタは置いといて、さぞかしジャンクなものかと思いきや、加工肉では珍しく無添加無化調で、その見た目に反してハーブが利いた上品な味わいでして、それはまるでアオハルの螺旋のようでもあり、どこが始まりでどこが終わりか分からないまま、いつの間にか食べ終わり、もっと味わっておけばよかったとか、あのソースをつけて食べてみたかったなど、小さな後悔と不可逆的なifを伴いながら、私の血肉へと変わっていくのでした。


※タイトル画像と花火の画像は、娘から現地より送られてきたものです。
Posted at 2026/08/24 12:35:23 | コメント(3) | トラックバック(0) | F36 | 日記
2026年08月16日 イイね!

BMW謹製の内燃機関 B48vsS58 一人称視点による比較インプレッション

BMW謹製の内燃機関 B48vsS58 一人称視点による比較インプレッション本日は送り盆、そして皆様におきましては、明日から再び忙しい日常が戻って来ると思われますが、こと私自身、過去、盛大にやらかしたプロジェクトを、もう一度託されるというチャンスが訪れ、明日早朝からのキックオフに備えて、ほどよい緊張とともに入念な準備をしているところでございます。

さて、恐怖体験シリーズはいよいよ真の恐怖へと突入する本章となり、その続きは下書きに装填済みにつき適宜掲載をさせていただくとして、先日、あまたの女性陣から忌憚ないコメントを頂戴し、その内容については賛否両論ございました、第三者目線によるF36とG80の極めてニッチなインプレをいたしまして、
今回は、HR&HMと並んでガソリンエンジン大好きな私が、我が家のBMWの心臓部でありレーゾンデートルたる、B48とS58の比較を、どちらもノーマル状態ではなくなってしまってはいるものの、勝手気ままなオーナー目線による主観と素人感性で綴っていきたいと思います。

簡単なスペックのご紹介から。
どちらもBMW現行の内燃機関であるものの、キャラクターは対極。
ますは『B48』(以下、WEBより一部抜粋)
2Lの直噴ターボ(ツインスクロールターボと呼ばれていますが、シングルターボです)で、N20の後継として2014年に初登場。以降改良を重ねながら「B48A20」「B48B20」「B48D20」などの派生型を展開。標準モデルからM Performance仕様まで幅広く対応し、出力レンジは150〜306psと柔軟性が高く、スープラのSZ-R、SZにも搭載。
ちなみに、F36 420ⅰに搭載されているのは「B48A20」で、スペックは184ps(135kW)/5000rpm. 最大トルク,27.5kg・m(270N・m)/1350~4600rpm.
N20との違いとして、クローズドデッキ構造による高剛性化、燃焼室と冷却経路の改良による熱効率アップ、改良型Valvetronicによるレスポンス改善、チェーン駆動系の信頼性向上、アイドリング時の静粛性の向上など。
ウィークポイントとして、何をトチ狂ったのか、ウォーターホースのブロックとの接合部が樹脂製であるため、振動と熱で劣化していき、5万㎞程度で破断、クーラントをぶちまけ、オーバーヒートのリスクがあること。
対策品も出ているが、相変わらず樹脂製の接合部分であるため、根本的な対策になっておらず、定期的な点検と交換が必要と、もはやリコール案件。

続いて、『S58』(同じく、一部、WEBより抜粋)
言わずと知れた、BMW直6最強の3L直噴ツインターボ。
歴代のS型がそうだったようにM専用の心臓部(ただし、S58のみALPINAにも供給)。
2019年の登場時には、480ps&510ps、600Nm&650Nmだったスペックは、CSLでは560psまで向上(6MTを採用した為か、逆にトルクは550Nmに低下)
クローズドデッキブロック・大型インタークーラー・改良されたウォーターポンプなどS55から基本設計から見直され、さらに2027年9月には、先進技術である副室燃焼を採用したMIgniteが登場。
ちなみに、S=BMW M社開発、5=直列6気筒、8=ターボ/バルブトロニック/直噴のガソリンエンジン、B=縦置きガソリンエンジン、30=排気量3.0ℓを表しているとのこと。
我が家のG80Competitionは、510ps、650Nmの標準型。
目立ったウィークポイントは、S55でのクランクハブが固定化されたこともあり、ほぼないのですが、オイル管理がシビアなことと、TOPGEARでお馴染みのジェレミー・クラークソンもコメントしていた、設計上、タペット音が大きめに発生している(潤滑性能のためにカムとのクリアランスを広めに取っている?)ところぐらいでしょうか。

翻って、現在の我が家のB48は、納車1カ月足らずでbm3を施工し、ほぼ300ps、480Nm(パワーメーター表示)、S58はと申しますと、ちょうど1年前のパワーチェックでは、35度を超える猛暑の中、吸排気のチューニングのみで、598PS/6002rpm、78.6㎏/4216rpm(ダイノパック TCF1.15換算)を記録しており、比較対象としては、どちらも適切ではなくなってしまっているかもしれませんが、インプレッションを。


ノーマル時点でのB48はと申しますと、汎用ユニットと思えない程、極めてなめらかで上質、そして高圧縮の直噴ターボがもたらす分厚い低速トルクのおかげで、停止状態からの加速も1.5tの車重を感じさせないほどスムーズ(0-100㎞ 8秒台)
1500pmも回っていれば、8ATの緻密な制御と相まって、流れをリードすることも可能。
ゼブラゾーンまで、控えめなサウンドとともに淀みなく回るのも美点ながら、特性が低~中回転域ゆえに、4000rpm以上は、トルクレスポンスが希薄。それゆえ、同じ4気筒ターボでも、一気呵成に吹け上がる170psのN13の方が若々しく感じたのは事実。
3000rpm前後で、直4ならではの2次振動が発生するのはやむを得ないとして、全域でフリクションを感じさせないバランスの良さと組付け精度は、汎用ユニットすら手を抜かないBMWの設計思想でもあり、スポーツモードに入れると、なぜか6気筒のような重層的なサウンドになるのも、走る喜びを感じさせてくれる粋な部分。

bm3を入れ、ポテンシャルを開放した後は、それらの美点はそのままに、スポーツユニットのごとく積極的に中~高回転域を好むようになり、やや物足りなさを感じていた高速域での加速も、300ps相当と文句なしの性能に。燃費の悪化は織り込み、総合的にマップが適正化されているとはいえ、ブースト圧がノーマルの65kPaから2倍の130kPaに上がっているのが少々心配。
それらを鑑み、自称、内燃機関フェチとして、直4エンジンの最高峰は、NAではホンダのH22A、ターボはこのB48ではないかと、思っている次第です(異論大歓迎)


画像はどちらも、TKさんで整備中の時のもの。

一方、S58はと申しますと、ノーマル状態かつ電子制御が効いていたとしても、もはや素人が扱えるFRの限界を超えており、合流加速で深めに踏み込むと、リアの305がギリギリ持ちこたえながら、フロントのグリップすら怪しくなるほどの猛烈な加速に、たちまち血の気が引き、イキリダッシュなんてしようものなら、自爆してSNSで晒されること必至。
先代のS55のように直線的にパワーが出ていくというよりは、S55の7500rpmのレブリミットから250rpm引き下げられた7250rpmまで、低速トルクを敢えて絞り、濃密な回転フィールに加えて、レブに向かってヤマを作ったような演出がなされていると感じております。
ドラマ性でいえば、官能の権化であるS54に及びはしないまでも、過給機付であることを感じさせないほどの常用域でのフレキシビリティとマグマのごとくパワーが湧出していく爆発的な回りっぷりは、S55と同じく、まごうことなきM社の手が施されたスペシャルユニット。
詳細は、愛車レビューにも載せておりますので、よろしければご参照を。

麺類で例えると、ノーマルのB48は、冷えた素麵を、カツオ出汁の利いたさっぱりとしたツユにつけ、少しばかりの薬味とともに、のど越し良く、つるっと流し込むような感覚で、bm3を施したB48は、素麺がコシの強い讃岐うどんになり、ツユは濃厚動物系スープへとなり替わって、つるりとした喉越しはそのままに、ガツンとパンチの利いた風味へとアレンジされたよう。
S58は、世界的なシェフが、コンテストに勝つため、コストを度外視して厳選した食材をふんだんに使い、パンチもテイストも3つ星レベルへと仕立て上げた二郎系全マシといったところでしょうか(勿論異論OK)

まとめとして、B48は“BMW史上最高の4気筒エンジン”と評されるだけあって、『最新のBMWが最良のBMWである』との格言を体現した内燃機関であり、
S58については、官能性や情感、レースフィールドでのバックストーリーが乏しいのが惜しくはあるものの、スペックでは、最強の直6であることは疑いようはなく、歴代の直6ユニット、S50、S52、S54そして、M系では不世出であろうV8のS65B40を振り返ってみると、どれも伝説の名機S14B23につらなる系譜であり、その名機S14B23も4気筒だったことを思えば、B48にも名機のDNAが流れていても何ら不思議ではなく、エンジン屋としての矜持は、基本設計や世代、キャラクターは違えど、遍く注がれているのだと、僭越ながら、一つの考察に至った次第です。

バイエルンのエンジン屋が手がけた、S50、S52、S55、S58&N13、B48を乗ってきた身として、是非とも内燃機関を続けてもらいたく、F1からフィードバックされた新技術である副室燃焼のMigniteを採用したS58に胸躍るのでした。


Posted at 2026/08/16 13:59:09 | コメント(2) | トラックバック(0) | G80M3 | 日記

プロフィール

「疲労コンバインからの喰種爆誕 http://cvw.jp/b/192969/49310925/
何シテル?   09/18 10:25
偶然出会った96年式M3CLimousineを溺愛すること4年、そして涙の別離を乗り越え、その後、やって来たE46M3と忘れえぬ10年来を共にした不人気車とメタ...
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