
3月19日(金)に東京都八王子市丹木町にある
滝山城に行ってきました。
戦国時代に北条氏照が、同じく八王子にある
八王子城を築城して移るまで居城としていた城で、多摩川の河畔にある加住丘陵に造られた、東西約1㎞,南北約1.5kmにもなる戦国時代の平山城です。
城跡を含めて東京都立
「滝山自然公園」となっていて、近くで見ると森にしか見えませんが、その森の中に巨大な中世城郭が非常に良い状態で残されています。
こんなのとか
小宮曲輪の空堀
こんなの
二の丸の空堀
実はというかご存じの方もいると思いますが、この城を攻めるのはお初ではありません。今回で三度目になります。前ん時の様子は
==>>① ② ③
中世城郭が非常に良い状態で保存されているとは言っても、そこは自然公園。
主要な部分を除くと、入るのを躊躇するような藪も多く、まだまだ見ていない遺構がありました。
こんなとこ前は降りる気にならなかった!
でも昨今の戦国武将ブームのお陰でしょうか?
天守閣や石垣のある近世城郭だけでなく、主に土造りの中世城郭にも目を向ける方が増えたようで、先日行った
滝の城のような小さな城でも綺麗に藪が刈られて整備されるようになってきています。
今回の滝山城なんかは、昨年の大河ドラマ
「天地人」で上杉謙信の居城
「春日山城」としてロケ地にもなっていたので、ちっとは注目されてんじゃないかと思って行ってみました。
そしたら、以前は無かった
「戦国の名城 滝山城入口」なんて大きな看板が、自然公園の入口の各所に立てられていて、少しはやる気になっているみたいです。
初めて来た時は、どこから入ったらいいのか迷ったくらいですから。
前は行けなかったけど、これなら行ける!
まだまだ春夏の行楽シーズンへ向けて、これから本格的に整備を進めていくと思われますが、現状でも鬱蒼とした藪が切り開かれて、かなり見易くなってました。
谷津が入組んだ複雑な地形なので、たかだか比高3,40mの丘陵なんですけど、広い遺構を攻めるとアップダウンの繰り返しで意外と脚にきます。
今回の様子==>>① ②
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城址探訪 | 日記
Posted at
2010/03/22 06:16:12