SARD ブリーズタンク  

ラジエーターの交換作業と合わせて、冷却水ラインのエア抜き＆キャビテーション対策に装着。

取付作業を、整備手帳の方にアップしております。

純正のフューエルフィルターを移設して空いたスペースを利用して、設置しました。

VG30DE（TT）は、水路設計や冷却水循環があまり良くないので、タンクの装着に当たりエンジン上の水路（ウォーターライン）も全て見直しました。
エア抜きラインは、ラジエーター給水口からと、バルクヘッド側のエンジン･ヘッドの後方から出るヒーターラインからバイパスラインを引きました。
リターンラインは、ラジエーター上流側サイドタンクへと、バルクヘッド側のヒーターリターンホースへも割り込ませました。
クーラント給水時も、とてもスムーズにエア抜きする事ができました。


※ 以下、余談ですが、Z32 で水温問題を抱えている方へのアドバイス
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Z32 で水温の上昇に不満を感じている方も多いようですが、VG30DE（TT）は冷却水の循環経路の設定があまり良くないので、エア抜きがうまく出来ていないことによる問題が多いと思います。
純正ラジエーターでもエア抜き不良がなければ、（コアがキレイに掃除されている事が前提ですが）それなりにちゃんと冷えます。
逆に、社外の大容量・高効率ラジエーターを装着しているにも関わらず水温上昇に困っている方は、ほとんどがエア抜き不良と考えられます。
（ウォーターポンプやサーモスタッドなどのメカニカル不良は除く。）
エンジン側・ヒーター側、全ての水路をしっかりエア抜きする事が大事です。
それから、古い年式・走行距離のかさんだ車両では、クーラントの交換の際に、冷却水の希釈に水道水を使用するのは止めましょう。
水道水に含まれるミネラルなどの不純物の影響により、冷却ラインの鉄管の錆があった言う間に進行してしまいますので、工業用精製水（純水）を使いましょう。
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【 備忘録 】
装着日 2011年6月19日
装着時 ODO≒35,750Km

購入商品は ⇒ https://a.r10.to/hNhBSe