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HE゙AT DRIVERのブログ一覧

2025年11月11日 イイね!

素敵なレストモッド!?

素敵なレストモッド!?『フィアット X1/9』は“庶民のフェラーリ”と呼ばれる魅力のあるクルマとして有名ですが、私も大好きなクルマの1台です。
何といってもカッコいいのが最大の魅力で、やはり【ベルトーネ】のデザインが際立っていると思います。

『フィアット X1/9』はボディスタイルのみならず、ホイールベースから全体のディメンジョンに至るまで、当時の【ベルトーネ】のチーフデザイナーであった「マルチェロ・ガンディーニ」氏が手がけています。
また走行テストを含めて、サスペンション開発やパワートレイン系のコンサルタントとして「ジャンパオロ・ダラーラ」氏が参加していたというから驚きです。

とはいっても『フィアット X1/9』は“スポーティな乗用車”として作られていますから、スポーツカーとして見ると“非力すぎるパワー”や“(排気量から考えると)重すぎる車重”などによって物足りなさを感じてしまうのですが、とても運動性能の高いクルマであることが知られています。
発売当初のイタリア本国仕様では最高出力75PS/6000rpm・車重880kgでしたが、誰にでも乗り易い乗用車だったのかも知れませんね。

この『フィアット X1/9』をスポーツカーとして乗るのであれば、やはりチューニング&カスタマイズが必要になると思いますが、物足りない部分はレストモッドしてしまえば見違えるようなクルマに仕上がることと思います。
ここに紹介するのは“レストモッドした『フィアット X1/9』”で、海外のカスタムカーなので詳細はよくわかりませんが、搭載しているパワーユニットは【ホンダ】のハイパーエンジンであることから、単なるお洒落に仕上げられたクルマではないように思えます。

外観ではフロントノーズが現代的に仕上げられていて、リトラクタブル式のヘッドライトを固定式に変えつつ、わずかにノーズ部分が長くなって滑らかに仕上げられているのがわかります。
さらに、取り付けられているバンパーもお洒落で、違和感なくスタイリッシュに見えますが、少なからずロングノーズになってしまっているのが私には気になるところです。

エンジンフードもまわりもカスタマイズされていて、エンジンが大きくなっていることによるものなのかも知れませんが、より通気性を良くして、軽く仕上げられているように思います。
エンジンフードの周りもエンジンフードと同じように艶消し黒色にしているのは微妙に感じられて、オリジナルのように車体色にしてあった方が自然な雰囲気になるのではないかと思いますが・・・どうでしょうか。

内装に関しても丁寧かつ上品に仕上げられていて、配色も含めてお洒落だと思います。

この画像ではちょっとわかりませんが、ボディやハンドルに取り付けられている黄色のエンブレム?!は【フェラーリ】を模したような馬が描かれていて、跳ねているのではなく飛び降りているようなデザインで面白いです。

シフトノブは球状の樹脂タイプのようで、1970年代のスポーツカーらしい雰囲気が出ていると思います。
ドア部分を見ると手動のレギュレーターハンドルが見られて懐かしさを感じますが、スペース的に問題がなければ、私はこのタイプの方が好ましいです。

シートも張り替えられており、『ホンダ ビート』のオリジナルシートに近い形状のスポーティなものですが、ドアの内張り部分と同じく、ダイヤクロスのデザインタック仕上げになっているところは旧車らしく似合っていると思います。

フロント周りと同様に大きくカスタマイズされているのがリヤ周りのデザインで、シンプルなバンパーもカッコいいと思いますが、さらにスポーティな丸型4灯のテールランプがとてもお洒落です。

『ロータス ヨーロッパ』と同じように、『フィアット X1/9』のオリジナルのテールランプもコストダウンのために“他の乗用車の流用品”だったと思いますから、こうしたカスタマイズは素敵であり羨ましく思います。

このクルマの最大のセールスポイントは、何といっても搭載されているパワーユニットでしょう。
【ホンダ】製の「VTEC/K20Aエンジン」は少なくとも200馬力以上は発揮していることでしょうから、このクルマのパフォーマンスを大幅に引き上げることになり、車体の重さも気にならなくなっていることでしょう。

FF車のパワーユニットをリヤミッドシップに搭載するスタイルを確立したのが『フィアット X1/9』であり、『トヨタ MR2』のお手本にもなったと聞いていますが、そうするとスペースの都合でミッションも【ホンダ】製になるのでしょうね。

しかしながら、パワーユニットの「K20Aエンジン」を搭載するためには、いろいろと苦労したことでしょうね。
もともとの排気量は1300ccですから、驚くようなパワーアップを望まなければ2代目『ホンダ シティ』の「D13Cエンジン」が軽くてピッタリだと思いますが、私だったらソレを選ぶかも知れません。


こんな風に自分の好みのスタイルやパフォーマンスにチューニング&カスタマイズすることによって、“自分仕様のクルマ/スポーツカーに乗れること”は誰もが憧れることと思いますが、そのレベルは違えどもスポーツカーを愛する者の1人として“おすすめしたい”と思っています。
私の愛車『ホンダ ビート/HE゙AT CYCLON』も決して出来の良いスポーツカーだとは思っていませんが、自分仕様のクルマとしては乗り味も性能もとても気に入っております。笑

先に紹介した『フィアット X1/9』では、ノーズが少し長くなってスタイリッシュになっているものの、そのあたりは私の好みではありませんで・・・
私としては『ミツビシ スタリオン4WDラリー』のようにフロントのオーバーハングを短くカットして、丸目2灯または丸目4灯の旧車顔で仕上げてみたいですね。

せっかく大好きなクルマに乗るのならば、好みのエッセンスをたくさん取り込んで、自分仕様にして乗っていただきたいと思いま~す♪
Posted at 2025/11/11 08:31:42 | 日記
2025年11月02日 イイね!

理想的な非力?!

理想的な非力?!すっかりと秋らしくなり、気温が下がったことで“エンジンの調子がさらに良くなったように思える今日この頃”ですが、いかがでしょうか?!

私のクルマ『ホンダ ビート/HE゙AT CYCLON』もとても調子が良くて、乗るたびに“心地良い加速”に酔いしれています。
たかが“64馬力”のパワーなんですけれども、私には十分に心地良いと思える加速感ですね。

速さを求めるのであれば、もっとパワーが欲しくなるところかも知れませんが、私としては“活かせる(使い切れる・使いきれそうな)パワー”が欲しいと思っているだけであり、何よりも“持っているパワーを活かす”ことが乗り手の楽しみの1つだと考えていますから、現状でも悪くないと思っています。

大好きなアニメドラマでは“パワーのあるマシンを求めてはいけない”なんていうセリフ(シチュエーションは違います)がありましたが、大切なことは“クルマの能力を出し切ること”にあると思っていますので、私には非力なくらいが合っていると考えています。

こんなことを言いつつも『HE゙AT CYCLON』では、エンジン本体には手が入っていませんが吸排気系のパーツはもちろんのこと「ECU」にもチューニングROMを載せてありますし、その他にもいろいろと手が入っていますから、自己申告ながら66馬力くらいは出ていると期待しています。
私の理想としているのはスポーツ仕様のクルマやオートバイとして“リッター100馬力”で、今となってはチューニング次第で普通に発揮できる数値と言えるんじゃないかと思いますが、あくまでも小排気量のエンジンでの話ですよ。

しかしながら、走るコースのすべての状況下で“そのパワーを使い切る”のは簡単ではないと思います。
軽自動車の排気量が660ccであり、リッターあたり100馬力を発揮するとしたら出力は66馬力になるわけで、私にも扱えそうな気がするのは錯覚なのかも知れませんが、持てる技術と体力を精一杯出し切って、そのパワーを活かして走らせたいと思っています。

そういったことに応えられるように仕上げたのが赤いクルマ『HE゙AT CYCLON』で、以前に乗っていた白いクルマ『HE゙AT SPRINT』と同じように“コントロール性を最重視”しています。
ボディの剛性アップ等を通してステアリングインフォメーションを高めることにより、走行時のクルマの状態をリアルタイムで把握しやすくなれば、より適切なドライビングができるようになると考えています。


私の大好きなクルマ『ロータス ヨーロッパ』は誕生してからどんどんパワーアップしていき、最終型では排気量1600ccのエンジンから126馬力(グロス表示?!)を発揮しています。
最高出力の数値としては大したことはありませんが、車重は『ホンダ ビート』よりも50kg以上軽いのに約2倍のパワーを発揮していますし、排気量の分だけトルクも出ているわけですから、その走りは異次元のレベルに近いと思っています。

次に登場したライトウェイトスポーツカー『ロータス エリーゼ』にも言えることで、初期型モデルでは車重は700kgに満たない超軽量であり、排気量1800ccのエンジンから118馬力(143馬力仕様もあり)を発揮しています。
普通に考えたら“追いつけるはずもないスーパーカー”のような存在に思えますが、そのパワーを活かしきるのは簡単ではないと考えています。

たしかに車重が変わらなければパワーのあるクルマの方が速く走れそうに思えますが、すべての道路でそのパワーを使い切れるとは限りませんから、スポーツカーが本領を発揮する“コーナーの続くステージ”では何とも言えません。
『ホンダ ビート』の得意とする“低速コーナーが連続するようなコース(2速・3速がメインなるステージ)”ならば、ちゃんと仕上げてあるクルマであれば、扱いやすいパワーのおかげで速く走ることも不可能ではないと思っています。

忘れてはいけないのは、クルマの速さは“タイヤの性能次第であること”で、タイヤの性能の上で走らせていることです。
加速も減速もタイヤのグリップがあるからこそ活かせるものであり、コーナーリングの速さもタイヤのグリップによる恩恵が大きいと思っています。
サーキットを走ったことがある方には当たり前のことに感じられるかも知れませんが、タイヤが変わると同じ様に走れなくなるだけでなく、同じラインさえも走れなくなってしまうことがあります。

また、いくら強力なブレーキを備えていたとしても、それに見合うグリップ力を持っていなければブレーキを活かせないかも知れませんし、速くコーナーから脱出しようとしてもタイヤがグリップしてくれなければ加速できませんから、基本的には速く走れるかどうかはタイヤの性能次第になります。
そうは言っても、すべてのドライバーがタイヤのグリップを最大限に活かして走れるわけではありませんから、工夫をすれば何とかなる?!・・・こともあると思っています。笑


話しは変わりますが、私のクルマが少しオーバーステア傾向にあることは先日にお話ししましたが、それを是正しつつ、ちょっと見栄えを良くしたいのでリヤタイヤのサイズアップを考えています。
現状では165/60-14サイズを履いていますが、セオリー通りに185/55-14サイズを履こうと思っています。

となると心配になるのが“リヤフェンダーからのタイヤのはみ出し”になるのですが、実は2017年6月に保安基準が改正されていて“乗用車のタイヤは10mm未満に限りフェンダーからはみ出しても車検が通る”ようになっています。

改正された保安基準については、自動車の登録確認調査事務を行う独立行政法人【自動車技術総合機構】の審査事務規定に次のように記されています。 
※画像は「ベストカーweb」より拝借しました。


自動車が直進姿勢をとった場合において、車軸中心を含む鉛直面と車軸中心を通りそれぞれ前方30°および後方50°に交わる2平面によりはさまれる走行装置の回転部分(タイヤ、ホイール・ステップ、ホイール・キャップ等)が当該部分の直上の車体(フェンダ等)より車両の外側方向に突出していないもの。

この場合において、専ら乗用の用に供する自動車(乗車定員10人以上の自動車、二輪自動車、側車付二輪自動車、三輪自動車及び被牽引自動車を除く)であって、車軸中心を含む鉛直面と車軸中心を通りそれぞれ前方30°および後方50°に交わる2平面によりはさまれる範囲の最外側がタイヤとなる部分については、外側方向への突出量が10mm未満の場合には「外側方向に突出していないもの」とみなす。


簡単に言うならば、クルマのタイヤを真横から見たとき、真上から前に30°と後へ50°の範囲のタイヤやホイールはフェンダーからはみ出してはいけないというルールで、これは従来からある規定であり、この原則はなんら変わっていません。
しかしながら、乗用車においては、その範囲から“突出しているのがタイヤであれば、突出量が10mm未満の場合には突出していない”とみなすということです。

ここで注意しなければならないのは、規定の範囲から突出していいのはタイヤだけで、ホイールやホイールナットやセンターキャップなどは対象外だということと、あくまでも乗用車に限られるということです。
なので商用車である4ナンバーも対象外になりますので、気を付けていただきたいと思います。

この改定については“クルマの世界基準”に合わせたものだと聞いていますが、【ベンツ】や【BMW】などのクルマではタイヤがツライチ状態で販売されていることがあり、日本では販売後にフェンダーモールなどを貼っていたことがあったそうですが、そういったルールはおかしいとクレームが入り、世界基準に合わせて現行ルールになったそうです。
とはいっても、はみ出していいのは“タイヤのラベリング部分とリムガード部分の突起だけ”になるのですが・・・

『ホンダ ビート』では、取り付けているホイールによってはフェンダーからはみ出すこともありそうですが、私のクルマの場合には5.5インチ巾×実質オフセット35のホイールですから、185/55-14サイズを履いてもタイヤが少しはみ出すだけになると思いますので大丈夫だと考えています。
もし10mmを超えてしまうような場合には、フェンダーモールに助けてもらうことにしましょう。汗


もう11月になってしまいましたので、峠コースに走りに行くのも“年内はもう1回”かなと思うところですが、気温が低くなるとタイヤのグリップも期待できなくなりますから、暖かさが少しでも残っているうちに走りに行きたいと思っています。
今月中旬以降の土曜日または日曜日の早朝(雨天順延)で、一緒に【いつもの峠コース】に行ってくれる方の連絡をお待ちしておりま~す♪
Posted at 2025/11/02 08:00:20 | 日記
2025年10月19日 イイね!

今がチャンス!?

今がチャンス!?私のクルマ『HE゙AT CYCLON』の“リフレッシュ作業”の続きにもなりますが、“今のうちにやっておかなければ・・・”と思って「バッテリー」を交換することにしました。

今まで積んでいたバッテリーは「パナソニック/カオス N-60B19R/C7」で、通称「ブルーバッテリー」と呼ばれているものでしたが、調べてみると2020年2月中旬に購入して使い始めていたみたいです。
既に5年以上も使っていますから、そろそろ新調すべき時期に近づいていると思ったので、思い切って交換することにした次第です。

それで次のバッテリーは何にしよう?!とちょっと考えたのですが、やはり高性能かつ安心できる製品が好ましいので、安心の日本メーカー品「パナソニック/カオス N-60B19R/C8」に決定しました。

少なからず進化しているよう(C7→C8)で性能がさらに上がっているかも知れませんし、他の製品と比べて価格もそれほど高いものではありませんでしたので、また「ブルーバッテリー」のお世話になることになりました。

クルマの電装の性能はエンジンの性能に大きく影響していることは明らかですから、より高性能なバッテリーを選びたいですし、より安心して使うことができる日本のメーカー品を選びたいと思っていました。
このバッテリーが国産品かどうかはわかりません(願わくば国産品が好ましいです)が、何といっても【パナソニック】というブランドイメージに惹かれています。笑

私のクルマでは、ここ最近になって“セルモーターの回り具合”に少しだけ違和感を感じることがありましたので、それで今のうちに交換しておこうと思い、急ぎ購入に至りました。
リーズナブルなバッテリーは多く出回っていますが、それなりに費用は抑えたいと思っていたものの、クルマの性能に直結するパーツですから“高性能でありながら安心できる製品”が欲しいと思っていて、できれば重量の軽いものが好ましい(他の製品よりも少しだけ軽かった!!)のでコレに決めたわけです。

それに今回購入したバッテリーには、“今まで使っていた古バッテリーの無料回収”のサービスが付いていました(対象になるかどうかは届くまで不明)ので、処分の費用や手間がかからずにラッキーでした。


『ホンダ ビート』の標準仕様のバッテリーは[28B17R]になりますが、より高性能な製品が欲しいとなれば現在では[60B19R]あたりかなと思います。
バッテリーの規格について少し調べていますので、それを掲載しておきます。

現在流通している製品では、純正サイズの長さ170mmというものは“純正バッテリー”しか見当たりませんで、その代わりに使用できる長さ190mmのものが主流になるようです。
ジェネリック品もあると思いますが、性能が高い方がありがたい(必ずしもすべての点において良いわけでないようですが・・・)ので、サイズ的に収まることや価格を考えると長さ190mmのバッテリーがリーズナブルです。

ターミナルの位置については“ノーマル車であれば重要”になりますが、私のクルマのようにカスタマイズをされている場合には何とかなってしまいますから、特にこだわらなくても良いと考えています。
今回はノーマル同様に“Rタイプ”を選んでいますが、現状では“Lタイプ”でも容易に接続できましたから、そちらを選んでいた方が良かったかも知れません。笑



さてバッテリーを交換した後の反応としては、やはりセルモーターのスタートが良くなっているように思えました。
走りに関しては今までと変わりませんので特筆するようなものはありませんが、これで3~4年はバッテリーが上がってしまうなんていうトラブルは気にしなくても乗れるようになりましたから、正直なところホッとしています。

私のクルマではエアコンはありませんので夏場のバッテリーへのダメージは特にないと思っていますが、これから寒くなるとちょっと心配になるところでしたから、寒さを気にすることなく乗ることができます。
実は1ヶ月ほど前に、この先のことを考慮して“バルス充電”ができる安価な「バッテリー充電器」を手に入れて対応していたのですが、たまに感じる“セルモーターの回り具合の違和感”は解消できませんでしたので今回のバッテリー交換に至ります。

今まで持っていたのがオートバイ用の超安価で低性能なタイプだったので、新たに手に入れた「バッテリー充電器」については初期充電にも使用していますが、今後のメンテナンスに重宝してくれると思います。
クルマと共に生活する上では、バッテリーの状態もチェックしておかなければなりませんから、いつでもフォローできるような環境にしておけるのはベターですよね。

気温が下がるとバッテリーへの負担が大きくなります(参考資料)から、今のうちに対策することができて良かったです♪
Posted at 2025/10/19 07:46:17 | 日記
2025年10月05日 イイね!

続々・さらにリフレッシュ?!

続々・さらにリフレッシュ?!私のクルマ『HE゙AT CYCLON』の“リフレッシュ作業”の際に取り外すことになった「マッスルフレームF1」ですが、その代わりに取り付ける製品「マッスルフレームF1/特注仕様」が出来上りました。
既に取り付けてありますが、ちょっとアレンジして作ってもらっていますので今までよりも好ましい見映えです。

基本的には「マッスルフレームF1」のメインパイプの位置をずらした製品が欲しかっただけでしたが、せっかく作り直すので試しにΦ32mmパイプを使用して作ってみました。

両脇の取付プレートは板厚4mmなので、レギュラー品とほぼ変わりません(パイプ径の増加に伴い溶接部分を2mm延長ししてあります)で、発揮するパフォーマンスはΦ25mmパイプの時と大差はない?!と思っていたのですが・・・それなりに変わっている気がします。

走り比べてみなければわからないレベルかも知れませんが、パイプ径が太くなるほど発揮するパフォーマンスは大きくなる傾向にありますから、やはりノーズの入りが良くなっているように思いますね。
当初はそのまま取り付けて様子を見ていたのですが、ちょっと欲が出て取付ボルトのサイズを“M6→M8”と変更したくなり、こちらも試してみることにしました。

もともと「マッスルフレームF1」の取付ボルトは“M6×2本”ですから、それほど強力な取付けではないのが惜しいと思っていましたので、それを“M8×2本”に変更すればボディ補強パーツの取付状態としては好ましくなります。
作業の手順は、M6のネジ穴を6.8mmのドリルで拡大し、あらたにM8タップでネジを切り直すだけですから簡単であり、工具さえあれば誰にでも可能だと思います。

『ホンダ ビート』をミッドシップのスポーツカー化するならば、この部分の補強は重要だと考えていますので、本当はブラインドリベットで恒久的に固定してしまいたいと思っているのですが・・・
そうすると後々で問題になりそうなので、“取付ボルトのサイズを拡大するプラン”で留めておきました。汗

その結果は・・・残念ながら明確に差がわかるほど変わっていない気もしますが、より好ましい方向になっていると思えていますので、やはり取付ボルトのサイズを拡大する方がおすすめです。
何よりもΦ32mmパイプを使用している効果が大きく、それによってさらに回頭性が上がりフットワークが良くなっているように思いますが、こうなってくるとリヤタイヤに履いている“165/60-14サイズ”が少し辛くなりそうです。

ミッドシップのスポーツカーとして考慮するならば、フロントに履いているタイヤが“165/55-14サイズ”の場合には、リヤに履くべきタイヤは“フロントタイヤよりも2~3サイズ大きい185/55-14または195/55-14”を履かせるのが正しい選択だと考えられています。
しかしながら当時は予算の都合だけでなく、女房が乗っていたことを考慮した(女房はアクセルでクルマを曲げるような走り方をしない)ために、純正指定の“165/60-14サイズ”のタイヤを履かせることにしたんですよ。

それにリヤタイヤとして“185/55-14サイズ”を取り付けると、好ましいスタイルになるものの『ホンダ ビート』ではわずかにボディからはみ出しそうなので、別の意味で気になります。
太いリヤタイヤに未練はありますが、しばらくは現状で様子を見ることにしたいと思います。


話しは変わりますが、ラジエターを交換し搭載位置を変更したことにより、ボンネット内にラジエターを通過した温まった空気が充満することになったために、走っていると車室内に温かな風が入ってくるようになりました。
もう少しすれば気温が下がるでしょうから、その時には車室内に温まった風が入るようになると思うと嬉しいのですが・・・笑

現時点では、昼日中でなければ窓を開けて走っていれば涼しく過ごせますが、それでも雨が降るとエアコンの無いクルマではデフロスターのお世話になるので、車室内に温まった空気が入ってきて辛くなります。
改善の手段としては、ボンネット内にある車室への通風口を塞ぎつつ、ダクトホースなどで新鮮な空気を導入できるようにすれば良いと考えていますが・・・

実はこの構想はもう何年も前から考えてあるので、近いうちに製作に取り掛かろうと思っています。
そのために用意してあったのが“内径51mmのダクトホース”と、その先端部分に取り付ける“ステンレス材で作ったリップ部分”で、製品「スポーツエアクリホース」と同じようなパーツが準備してあったんですよ。

新たに作らなければならないのは車体側に取り付けるパーツで、ボンネット内の“3ケ所の通風口を塞ぐ部品”になるのですが、そのうちの1ケ所に“ダクトホースが接続”されることになります。
実はこの部分のパーツを作るのが面倒だったので、ずっと後回しにしていたのですが、必要に迫られていますから重い腰を上げて取り掛からなければ・・・と思っています。


「マッスルフレームF1」を取り外したら違和感があるかなと思っていたら、なんだかフィーリングが柔らかくなってハンドルも少し軽くなったような気がしていたのですが、新たな「マッスルフレームF1」を取り付けたならば前よりも硬い感じが強くなって、再びハンドルが重くなってしまいました。

バッテリーを移設してからハンドルがしっとりと重く感じられて、私としてはあまり好ましくないものの、それでも荷重移動してのコーナーリグは気持ち良く曲がってくれて文句の付けようがありませんが、現状ではやはりオーバーステア傾向が強くなっていますから面白い半面で注意が必要ですね♪
Posted at 2025/10/05 07:36:03 | 日記
2025年10月01日 イイね!

続・さらにリフレッシュ?!

 続・さらにリフレッシュ?!私のクルマ『HE゙AT CYCLON』の“次のリフレッシュ”を、やっと進めることができました。
それは以前にお知らせしていた“ラジエターおよび冷却水の交換”であり、新たな製品「ビッグコアラジエターA」のフィッティングの確認をしつつ、新しいラジエターを取り付けたうえで冷却水も交換することができました。

取り付け前の状態はこんな感じでした(リフレッシュ時の画像)が、アルミ材の大きなラジエターが鎮座することにより、大きく見映えが変わることと思います。
そのラジエター本体については、より効果的な冷却を目指して“ラジエターの搭載角度を起こして取り付けたい”と考えていたので実践していますが、いろいろと工夫しなければならないこともありました。

製品「ビッグコアラジエターA」のフィッティングの確認というのは、要は“電動ファンおよびファンカバーがちゃんと取り付けできるかどうか?!”ということで、結論から言うと“ファンカバーには加工が必要!!”です。
実はそれを気にしていたので【パーツ工房】用の画像を撮り忘れてしまって、ちょっとショックを感じています・・・涙

この製品はもちろん『ホンダ ビート』用のラジエターとして販売されていますが、やはり輸入品ですから純正部品と同じようには取り付けられませんで、少なからず詰めが甘い(寸法の写し取りが悪い)と言わざるを得ません。
取付けに際しての加工は“ファンカバーのみ”で済むと思いますが、そういったことが得意ではない方には銅二層の「ビッグコアラジエター」をおすすめしたいと思います。

このラジエターの上側ステーは純正部品と同様にアッパータンクから生えて(溶接して)あり、やや仕上げが悪いものの取付け穴も長穴になっていますから自由度があり、取付けには困らないようです。
またラジエターの下側はしっかりとした取付用のネジ穴が作られていて、さらにアルミ材のステーも付属していますから、こちらは重宝しそうです。

下側に使用する付属品のステーは純正部品の代わりに使えるので、既存のラジエターを取り外すときに錆びて劣化しているステーを目にすることと思いますから助かりまが、ステーの仕上がりは良いとはいえません。
私のクルマの場合は“ラジエターの搭載角度を起こしたかった”ので、強度的に安心できそうな純正のステーを加工して再使用していますが、付属品のアルミ材のステーも問題なく使用できると思います。

強いてあげれば、ラジエターを交換するときには、ラジエターを支持している“3カ所のゴムブッシュ”も交換しておくことをおすすめいたします。
私の場合には、“3カ所のゴムブッシュ+ボルト+カラー(2,300円程度)”をセットで新品に交換していますが、それほど高額な部品ではありませんので交換しておくのも悪くないと思います。

当たり前のことですが、取り外して再使用するパーツ=電動ファンおよびファンカバーは汚れていますから、これを新品のラジエターに組み付けるのはもったいないと思えてしまったので・・・
いつものようにクリーニング&メンテナンスをすることになりました。

いったんバラして各部の汚れを落としながら再塗装できるように足付けをして、さらに錆のある部分については「サビチェンジャー」で前処理をしておき、最後は艶消し黒色のスプレーで塗装して仕上げました。
思っていた以上にファンカバーに錆が多く出ていたのですが、ちゃんと手を入れておけば今後も十分に機能してくれるはずですから、手間がかかって面倒なことばかりですがトラブル予防のためにメンテナンスは必要です。

電動ファンの樹脂の羽根とコード部分はクリーニングのみとしていますが、モーター部分はクリーニング後に保護(防錆)の目的で同様にスプレーで塗装しておきました。
もう2度と電動ファンまわりのメンテナンスをすることはないと思いますから、なおさら“今できることをやっておこう!!”という感じですね。


電動ファンとファンカバーのメンテナンスを終えたならば、新しいラジエターに組み付けます。

ラジエターにファンカバーを合わせてみたところ、ファンカバーの下側がラジエターのウォーターホースやサーモスイッチの接続部分に大きく干渉していましたから、上の画像のようにハンドグラインダー等を使って加工を施しておいたのですが、それでもウォーターホースやサーモスイッチを接続する際に少し干渉してしまっていたので、この画像よりも大きく切り込んでおく必要があります。

またファンカバーの下側の取付穴(解放穴=溝)の位置も上下に大きくズレでいましたから、上方向に4~5mmほど穴(溝)を削って広げて取り付けは容易になりましたが、ラジエターとファンカバーの隙間が3mmほど開いてしまうので座金をスペーサーとして入れて組み付けています。
ファンカバーの上側の取付け穴も少し広げておく必要がありますが、こちらは内側に1mm(片側0.5mmづつ)削っておく程度で取り付けが可能になりました。

メンテナンスを終えた電動ファンおよびファンカバーを新しいラジエターに取り付けると、こんな感じになります。
パッと見には“ピカピカのラジエター&電動ファン”に見えてしまう(あくまでも自己満足)のですが、ラジエターを新品に交換する場合には電動ファンとファンカバーもキレイにして、気持良く頑張ってもらいたいと思っています。


次に、いよいよラジエターを車体に取付けます。
私のクルマでは“ラジエターの搭載角度を20~25度くらい起こして取り付けたい”と思っていましたので、まずはラジエターの下側の取り付けステー(純正部品)の“への字に曲がった部分”をおおむね平らに伸ばして整えて再塗装しておき、新しいゴムブッシュ等を取り付けて作業を進めています。

ここでちょっと問題が発生したのですが、ラジエターを少し起こして取り付けるべく位置を合わせようとしたら、フロント補強パーツとして取り付けてあった「マッスルフレームF1」に干渉してしまうことがわかりました。
なので「マッスルフレームF1」はいったん取り外していますが、メインパイプの位置が15~20mmほど前方向にズレていれば干渉しなくなるので、新たに図面を書いて「マッスルフレームF1/特別仕様」を発注して製作することにしました。

ラジエターの取り付けに関しては、下側の支持は“先のプラン”で対応できましたが、上側の支持は新たにステーを作らなければなりません。
起こしたラジエターを支えるだけの簡単なモノになりますが、材料も新たに用意しないと作れませんから、こちらも新たに図面を書いて発注して製作することになりました。

接続するウォーターホースについては、IN側(上側)のホースはいったん切ってアルミパイプで延長して対応していますが、OUT側(下側)のホースは接続する角度が少し変わっただけなので無加工で接続できています。
少なからずホースにストレスがかかることになってしまいますが、大した量ではないので問題ないと考えています。

ラジエターのフィラーホース(上に伸びるホース)はラジエターキャップを取り付けるとボンネットに当たりそうになるので、初期の『HE゙AT SPRINT』で使用していたアルミ材で作った「めくら栓」を使用することにしました。
この部分は冷却水を入れる時には必要になりますが、通常はラジエーターキャップは無くても困らないので取り外すことにした次第です。



ラジエターの上側のステーが出来上がったので、それを取り付けて完成となりました。

ステーはすんなりと取り付けられてホッとしていますが、出来上がりの見栄えとしては、カッコよく取り付けられたとは思えませんで、ちょっと不細工に感じています。
それでも“次のリフレッシュ”を無事に終えられて、本当に良かったと思います。

今回の“ラジエターおよび冷却水の交換”も、たっぷりと時間がかかってしまいました。
単純にラジエターの交換および取付けだけならば、それほど時間はかからないのですが、いつものようにクリーニングやメンテナンスをしながらやっていると驚くほどに手間と時間がかかります。
しかしながら、ラジエターを交換するなんていうことは滅多にやらない作業でしょうから、せめてラジエターまわりだけでもトラブルの発生等が出ないようにしておきたいので、今この時に手を入れておかなければと思って後悔しないようにやったつもりです。

フロント側(上側)から見ると、こんな感じになります。
このままの状態で電動ファンが作動すると、ボンネット内は温かな風で満たされてしまうのですが、走行中はボディ下を流れる気流に連れられて行くと思うものの、それでも冬場はかなり暖かく過ごせそうな予感がします。笑

ちなみに、ラジエターのコアに当たった風は上下・左右方向に逃げて行こうとしますから、それを防止するための「導風用シュラウド」を作る必要があると考えています。
ラジエターの冷却効果を左右する大事なパーツになりますから、近日中には何らかのモノを用意したいものです。

暑い夏場のことを考慮すると、温まった空気が車内に入ってこないように、ラジエターを抜けた風が速やかにボディ下に流れるようにする工夫も考えたいですね。
さらに、温められていない新鮮な空気を車内に取り込めるような“ダクト&ホース”も検討したいと思っています。


今回の作業も“面倒なことになりそう・・・”と思って、ついつい後回しにしていたのですが、とあることを切欠にして作業を始めてみました。
結果的にいつも手間をかけて面倒なことばかりやることになるわけですが、それでも“自己満足できる仕事”ができていると思いますから、最終的には自分で納得できる仕上がりになっていると感じています。

今回の作業では「マッスルフレームF1」までも作り直すことになりましたが、また1つ“必要なリフレッシュ”が終えられたことを嬉しく思うばかりです♪
Posted at 2025/10/02 00:38:00 | 日記

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「素敵なレストモッド!? http://cvw.jp/b/207747/48760193/
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“4輪のオートバイ”のようなスポーツカーでした。 「ホンダ ビート」に間違いありませんが ...
ホンダ ビート HE゙AT SPORT (ホンダ ビート)
女房のために作った“街乗りスポーツカー”で、誰でも気楽に走りを楽しめるように仕上げました ...
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