
私のクルマ『HE゙AT CYCLON』では、
“次の一手”に取り掛かっています。
「サイドバー」=「マッスルフレームC2改」の取付けがそれで、“フロント側の取付けポイント”が出来上がりましたので、サイドバー部分の製作を始めました。
“フロント側の取付けポイント”については、先に作っておいた“3ミリ厚のステンレス板に接続ステーを溶接したプレート”を、車室内のフロントフェンダーにうまく密着させて、ブラインドリベットで固定してあります。
作業の流れとしては、いったん強力な接着剤でプレートをフロントフェンダーに貼り付けておいて、しっかりと固定できていることを確認したうえでΦ4.8ミリのドリルで穴あけして、その後にブラインドリベットで固定させています。
固定に使用したのは“Φ4.8ミリのオールステンレス材のブラインドリベット”で、1サイズ細い“Φ4.0ミリ”を使っておけば良かったと後悔したこともありましたが、とにかく苦悩しながらの作業になりました。
取り付ける場所の都合により、普通の「ハンドリベッター」ではリベットを打つことができないことがわかって、新たなリベッター等を用意して対応しなければならず本当に焦りましたよ。
いろいろと考えた末に目を付けたのが「電動リベッター」で、調べてみると「電動ドライバー」に取り付けて使える「リベッターアダプタ」がリーズナブルな価格で【アマゾン】にて販売されていましたので、それを試してみることにしました。

何よりも先端が細く長い形状だったので、狭いスペースでもリベットを打つことができそうであり、今回の作業にはちょうど良いアイテムだと考えて使用することにした次第です。

とはいうものの、この「リベッターアダプタ」でブラインドリベットを打つためには、インパクトタイプの「電動ドライバー」が必要になりますから、また知り合いから借りてきて作業を進めることになりました。
想定していた通り?!に3~4回ほどトラブルがあり、余分な手間もかかってしまいましたが、なんとか“フロント側の取付けポイントベース”を固定させることができてホッとしています。
片側のプレートに9点のリベットを打って固定してあり、溶接したのと変わらないくらいの強度を得ようと頑張っちゃって、ちょっとやりすぎの感があるようにも思うところですが・・・
Φ4.8mmのステンレスリベットの出来栄えには、とても満足しています。

“フロント側の取付けポイントベース”が固定できましたので、次はいよいよ「サイドバー」を作って接続すれば出来上がりになりますが、ここからまた新たに採寸等を始めて検討します。
「サイドバー」は単純にストレートバーで接続できれば簡単に作れますし、剛性アップ効果も期待できて好ましいと考えていますが、乗り降りのことを考えるとちょっと難しくなるかも知れません。
とりあえず、試しにストレートバーで接続するとどうなるのか?!を、「紐」を張って状態を検証してみることにしました。

「サイドバー」については、できれば単純にストレートバーで接続したいと思っていたのですが、ハードトップを取り付けている私のクルマではスムーズに乗り降りすることが難しくなりそうなので躊躇していました。
そうはいっても、座席がバケットシートではなく純正シートのままになっているので、スルッと「サイドバー」を乗り越えることができれば、思いの外すんなりと乗り降りできたりするかも知れません・・・
当初のプランのように“曲げ”を入れて製作すれば、乗り降りへの支障を最低限にすることはできそうですが、やはりストレートバーへの憧れもありますし、何といっても簡単に製作できそうなので・・・
場合によっては作り直すことになるかも知れませんが、とりあえずは“ストレートバーで「サイドバー」を製作”することにしました。
ということで、新たな【プランC】の登場となりました。

助手席側はハンドルがありませんから、今までよりも乗り難いながらも意外とすんなりと着座できそうな気もします。
しかしながら運転席側はハンドルが邪魔になって乗り込み難いのは明らかで、降りるのはもっと辛くなりそうな気がしますが、そういうものだと割り切れば対応できる?!と思うことにしています。苦笑
ずっと以前に『シュペールマルタン(スーパーセブン類のスポーツカー)』に乗り始めた頃は、幌の屋根やドアが付いていたうえに雨の日も乗っていましたから、その乗り降りは結構アクロバチックなものでした。
普通に屋根のある『ホンダ ビート』でも「マッスルフレームC2」を取り付けると少し乗り降りが難しくなると思っています(乗り手の気持ち次第かも知れません)が、フレームの位置が少し高くなっただけで深刻さは増大しますから悩むところです。
それから「サイドバー」に取り付けておきたかった「ニーサポート」については、残念ながら、それを取り付けてしまうと乗り降りがさらに困難になることがわかりましたので、このプランは諦めることにしました。
それでも“右膝のサポート”は必要だと考えていますから、別の方法で取り付けることを検討していて、やはり乗り降りに支障が出ないようにするためには“ドアの内側に取り付ける”しかないように思っています。
話しは変わります・・・
運転席のシートも早々に取り替えたいと思っていますが、やはり問題は座面の高さになります。
ある程度シート側の加工(余分な機能の部品を取り去るなど)が必要になると考えていますが、場合によっては『HE゙AT SPRINT』のように専用のシートベース(シートスライドしない取付けベース)を作ることになるかも知れません。
取り付けようとしているのは『ホンダ N-one』のシートで、もともとは“女房も乗れること”を前提に探したモノでしたが、スポーツカーのシートとしても悪くないと思っています。
ヘッドレストが取り外せるタイプを探していて見つけたモノであり、そのおかげで4点式・5点式シートベルトが使えるようになりますから、もっとスポーツドライビングを楽しみやすくなると考えています。

そうはいっても、スグには取付けできそうにありませんので、しばらくは現状のままで乗ることになるのですが、運転席の表皮は補修してあったものの既に見栄えが良くありませんから、再び補修を試みることにしました。
そのために汎用の「合皮補修シート」を準備していて、今回は“大きなサイズ 40cm×200cm”を手に入れているので大胆に補修してみました。
それなりの見栄えになっていますが、これでしばらくは安心して乗れそうなので、近日中に出来上がる「サイドバー」を取り付けて走れる日を待つことが大きな楽しみです♪
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2025/06/01 04:55:32