2017年10月28日
エアコンVSコタツ・スバルよお前もか・タイラップ?インシュロック?
・夏場エアコンのお世話になった流れから暖房でもエアコンを使い出している。エアコンは真冬には効かないし、効率も悪いと言われているけれど、ちょっと肌寒い程度だとちゃんと効くしさほど効率も悪くないみたいだ。というのは、エアコンは電力で熱を作ったりしている訳じゃなくて、熱を「移動」させているに過ぎない。省エネの権化みたいなコタツだが、あれはエネルギー効率から言えばさほど良くないというか、単純に電気を熱に100%変換して終わりだが、エアコンのAPFは5(投入エネルギーに対して得られる熱量が5倍)になる。ま、だったらコタツをエアコンで暖めたらどんだけ省エネになるんだろうと思ったりもするんだが、スポットクーラーは聞いてもスポットヒーターって(ハロゲンヒーターとかは別として)聞かないな。
ちなみに熱効率が思っている以上に悪いのに電気カーペットがあり、実効効率はコタツの1/2~1/4というデーターがあった。これはおそらく接触伝熱で裏に抜けちゃうロスが馬鹿でかいのと、対流でどんどん上に抜けちゃうので設定温度維持出来ないからなんだろう。だから床暖房を電気でやるとかキチガイだと何度も(ry 無論、充分に断熱された部屋であれば床暖房は可能だろうが、もしそうであればエアコンでもっと高効率に暖める事が出来るのは分かるよね。
もっともエアコンは外気温度が一定以上でないと冷媒の気化などで運転が出来なくなるし効率も下がる。そして基本「夏に冷やす目的で室外機を設置する場所」と「冬に暖める目的で設置する場所」は真逆になる。夏なら北向き日陰だし、冬なら南向き日向だろう。っても昼間日向側でエアコン運転したって話は聞いたことないけどな。うちも室外機は温室の中にあるので、もし昼間運転すればかなり効率はいいだろうが、そもそも温室を開ければ温風が手に入る訳で、よほど悪条件でさらに温度上げたい場合にのみ意味があるのかなと(例えば外気0度の温室5度で暖房かけたいとか)。
・ミニキャブのアクセルが低いんじゃー!って事でアクセルペダルをかさ上げしたい。以前溶接して高さ調整しているのも見たけど、ああすると元に戻せないから、とりあえずペダルカバーを使って見たい所。ずっと昔に見たLONZAがまだ好評なのがなんとも。個人的にはアクセルは社外ペダルでも平気だけど、ブレーキとかクラッチは純正ゴムのが一番安心に思うけどどうなんだろうな。もちろんアクセルだけの製品があれば一番いいんだが、軽自動車サイズのはアクセル単品は見つからなかった。まあ安い物だからどうでもいいが。あとはかさ上げがどうなるかだな。なんかスチールバンド曲げて包んでいるだけの商品なんて全く信用出来ないんだが、やるならボルト度目でナット挟むとかの方が確実そう。
・今日もステラに乗ったが、あのブレーキのカックン具合が気になるとずっと気になる。不満に思っている人は思ってるし、そうでない人も結構居る、そんな感じだ。一番いいのはブースターから換える事だろうが論外、次善はパッド交換で、うちのは7万キロぐらいだからどのみちパッドは減ってるだろう(勝手な予想)。でも、純正よりコントロール性重視で初期制動落としました!ってうたっている商品が見つからない。みんからだとくわしくレビュー書いてくれている人にはそういう商品も見つかったのだが、今度その商品の取り扱いが見つからないと言った所。実際フルブレーキをやったり、ブースターオフ状態で煽って置いて遊びを調整しておくと、全然別の表情を見せる。この調子だと簡単にロックすると思ってフルブレーキしてもタイヤも鳴かない。止まる事はちゃんと止まるし、うちのはABSレスだったはずなので介入の有無でロックを判断は出来ないが、まあ大丈夫。むしろ、気持ちもうちょっと効いてもいい気がする。カックンの部分は遊びの部分が終わった所で唐突に立ち上がる制動力の部分「だけ」で、その手前でもっとなだらかに制動力が上がっていれば問題ないし、なんならもっと効くブレーキで柔らかい所から制動力を上げておいた方が、最終的にロックする段階まで含めてのリニアリティーの整合性は取れるかも。そして、以前の整備記録に書き記してあったのだが、「そもそもエア抜きとかしてソリッド感を出せばカックンはかなり収まる」とあるので、これはまたエア噛んだだけなんかも知れない。
・もうスバルまで不正やってるとなると、何を信じたらいいのか分からないな。日本の車検制度自体がもうおかしいんじゃないのか?って気はするけど、もう役人天国は変わらないだろうし。しかし仕事のために仕事作って給与だけもらう生き方なんてさみしいね。日産が「こんなの大した事ないアピール」のため、さんざ謝罪にならない会見で消費者をバカにしたのだけは他山の石にして、すぐにトップが自らの罪や日本産業界への反省の弁を述べた事だけは評価出来る。簡単に言うと悪い事したら謝れるかどうかというのは重要だなと。あとはアフターフォローをしっかり出来るかだろうが、販売台数少ないのが幸いしそうな感じ。
・結束バンドの事をなんと呼ぶかちょっと話題になったので。そもそも結束バンドという呼び方自体が果たして同じ物を指していると皆が理解出来るかという事もあるが、結束バンドは一般名詞なのでとりあえず。私はこれはタイラップと呼んでいて、この手の製品の中で最も古くからある商品である。全く同じ物のブランド違いがインシュロックであり、まあインシュロックまでは認めざるを得ない。ケーブルタイという言葉もあるが、これが微妙で、本来の意味は「ケーブルで結ぶ」という事なので一般的な言い方に置き換えた物であるが、個人的には「ケーブルを結ぶ」という用途での表記に良く見る気がする。例えば電子工作とかPCとかね。となると、そういうメーカーの意図は本来の結束バンドとは違うのではないか?って気もする。ナイロンタイという呼び方もあり、これはタイラップがナイロン素材限定であった事などからであろうが、現在はPP素材の物もあるので一般性にやや難がある。インシュロックには異素材の物も含まれるみたいだ。
さて、結束バンドには他に紛らわしい物が混じらないかと言うと沢山ある。そもそも、縛り紐という概念で言えばほとんどの紐がそれに使えるし、縛り専門のバンドという幅ある物という物にしてもウィキにPPバンドと出てくるが、これすら二種類思いつく。一つはPP素材のタイラップであり、もう一つは梱包用の熱溶着バンドの事もPPバンドで出てくる。つまり、あのラッチ機構によるワンウェイで単体でしばれる物に限定するには広すぎる。つまり用語としてはタイラップかインシュロックが誤謬が少ない表現ではないかと。さらに言えば素材縛りが少ないインシュロックが製造会社の問題を除くと一番近い。が、そこがまた問題だ。
ソニー以外が作った携帯型音楽プレイヤーはウォークマンとは呼べないのだが、現実にはウォークマンで通じた。あるいはスマホ一般をiPhoneと呼ぶのも間違いだ。しかし現実に市場占有率が高かったりパイオニア製品だったりする場合、一般名詞として扱われる事は良くある。有名なのだと「セロテープ」「ホチキス(ステープル)」「コーラ」「フラッシュ(スピードライト)」「ジープ」などなど。その観点から言うと、タイラップやインシュロックをブランドを超えた物として呼ぶ事にそこまで違和感はない。で、インシュロックのブランドを持つのは日本のヘラマンタイトンという会社らしく、最初は輸入をしていたらしいが今は国内で製造をしている。古く見ても1970年頃設立の比較的新しい会社である。
一方のトーマスアンドベッツが作るタイラップであるが、この会社はもう無い。倒産したのではなく多国籍企業に買収されているのだが、これで企業の沿革が見えなくなってしまっている。でも、1958年に世界ではじめて樹脂バンドを作ったという記述が見つかったので、原点はこっちだと私は思う。そもそも、ナイロンだったのは、実用化された樹脂はたしかナイロンが最初だったからじゃなかっただろうか?で、インシュロック派の人達は「市場占有率はインシュロックが今は圧倒的だからインシュロックである」と主張している。確かに寡占率は重要なのだが、恐らく歴史的経緯からするとタイラップが先にあった訳だから占有率は100%だった訳だ。それが現在の寡占率で一般名詞が変わっていいのだろうか?という言語学的な疑問がまずある。上で言えばホチキスをステープルと言う言い換えはそこそこ市民権を得ていると思うが、紙用のNo10だけはやっぱりホチキスじゃないかな。ステープルは建築用とかもっと広範な包括概念に感じる。
というか私は嫌なのだ、後から来た企業が先発の特許を回避するかなんかして市場占有率を上げてイメージを塗り替えるために名称をゴリ押ししてくるのが。そこにオリジナリティーの違いが存在するんならいいし、商標回避で一般名詞を使うのはいいんだけど(MAXはこれ)、同じ物を後発ジェネリックが違う名前で出すのはしょうがないとして、そっちがあたかもオリジナルみたいな事になると違うんじゃないかなと。もちろん、これは個人的な拘りというか良くない固執なのであって、皆さんがなんとお呼びしても全然構わないし、そもそも考察の根拠をちゃんと調べた物でもない。意思疎通する上での認知率とかが高いのが正しい。
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Posted at
2017/10/29 23:27:07
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