タクシーは正しく乗りましょう

何れ、この事について書かねばと思っていましたが、機会が訪れたので…。
昨夜、仕事を終えて帰庫すると、運輸支局からの通達が掲示されてました。その内容とは、タクシー運賃に関してで、
「運賃不正行為(例：メーターに依らない〈主に乗客主導の〉不当な運賃決定、深夜割増時間帯に昼間運賃で運行)が多く見られる現状に懸念を表す。場合に依っては、巡回監査もあり得る」
というもの。
この仕事をしていて、昼間は先ずないものの、深夜の中州で「￥○○で行けるね？」と持ち掛けられる事があり、とても歯痒くありますね。みんカラ内でも、一部で「タクシーは運賃交渉して乗るもの」なんて誤った認識が罷り通ってますし…。
タクシーの運賃は認可制であり、飽く迄メーター通りの額を頂戴する事が前提のもの。コレは私個人の考えですけども…運賃不正行為の要求/強要は、タクシーのメーター制度を否定すると共に、タクシー事業及びタクシー乗務員を侮辱する行為でもあると捉えています。
この様な不正行為を持ち掛けて断られたとしても、少なくとも不当な乗車拒否には当たらない事をご承知置き下さい。輸送約款にも、その旨が明記されています。尤も、我々にも生活がある事を一考戴ければ、運賃交渉をして良いか否か分かる筈でしょうけど…。



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