(画像はインターネットから借用)
今回の話は約1か月前の出来事です。リアルタイムの更新でなくて申し訳ございません m(__)m
写真は昨年の11月中旬頃の道路のライブカメラです。
岐阜県高山市の平湯の様子です。11月だというのにがっつり雪が積もっています。
実はこの前日に職場の先輩方と飛騨牛を食べに高山までドライブに向かう予定でした。実際は仕事関係で都合がつかなくなり急遽予定を前倒しして上旬に行っていたのですが、まさか当初予定していた日にこんなことになるとは思ってもいませんでした。
知らずにノーマルタイヤで行って降雪に見舞われていたらと思うとゾッとします。
これを見てからというもの、やはりスタッドレスタイヤは欲しいと思っていました。
でも、それなりの価格もしますし、GSを購入してから物欲が止まらないので自重していました。せめてお買得品があったら検討しようと。
スタッドレスタイヤといえば、アコードの時はピレリを履いていました。
当時のピレリのスタッドレスの印象は価格は安いけど走りはしっかりしているというものでした。私の住む地域は年に1~2回くらいしか雪が積もらないので、乾燥路でもしっかり走れるこのタイヤはお気に入りでした。
(画像はメーカーHPより借用)
現在の商品は「ICE ZERO ASIMMETRICO」なんですね。
225/50R17のサイズだと速度記号がHなので、国産ブランドよりは固めかもしれませんが、雪国に住んでいない私には好都合です。
今回もピレリで探せばお買得品が見つかるかなと思って探してみたのですが、昨今の燃料費高騰に始まる物価高の影響なのか最近のピレリは思ったほど安くはありません。
正月休みにインターネットで色々探した結果、面白いスタッドレスを見つけ、ちょっと気になっていました。
そのスタッドレスはYahooショッピングで販売されていたのですが、Yahooショッピングは全額PayPayで支払うとPayPayポイントが多く付与されることが多く、今回も実質価格で考えると結構お買い得感がありました。
ただ、型落ちの商品でしたので正直ちょっと購入を迷っていたのですが、ちょうどポイントバックの還元率がさらに高くなるキャンペーンがあるのを知ってしまい、その日に合わせて購入してしまいました。
実際に購入する日は、きっと他の購入希望者も狙っていると思っていたので、スマホで売り切れていないことを確認しながらコンビニから一旦PayPayへチャージし、即購入手続きをいたしました。そして、予想通り私が購入した後すぐに売り切れになってしまったのでギリギリセーフでした。
さてこのトレッドパターン、どこのタイヤでしょう?
ブリヂストンのBLIZZAK「VRX2」と言いたいところですが実は違います。
(画像はインターネットより借用)
メーカーはブリヂストンなのですが、「VRX2」と同じ型を使ったBLIZZAK「XG02」というスタッドレスタイヤです。
「XG02」なんてあったっけ!?
そう思われる方がいるのもごもっともで、メーカーはブリヂストンでもこちらは海外向けのタイヤになります。
製造も日本ではなく中国で日本向けの商品ではありません。だから通常は日本で販売されていないものになります。
(画像はメーカーHPより借用)
試しにブリヂストンの
中国サイトを覗いてみたら、見つかりました。
中国国内で販売されているタイヤのようです。中国での販売価格(定価)までは分かりませんでした。
中国向けのタイヤだから、同じBLIZZAKでも日本仕様とは全くの別物でしょう?
確かにその通りだと思います。
でも、性能が大きく劣るかといえば、私はそれほど変わらないのではないかと思います。
確かに使っているコンパウンドとかは全く同じではないと思いますが、大きく性能を落として価格を安くしたところで、価格競争だけなら他の中国ブランドには勝てないでしょうし、そもそも性能が悪ければブランドのイメージダウンにしかならないでしょう。
たぶん性能は日本仕様に引けを取らない質を維持しつつ、高価格帯で売る方がブランディング戦略としては効果的なのではないでしょうか。
まあ、ちゃんと調べたわけではないので私の勝手な想像ですが、BLIZZAKと名乗っているからには使い物にならないスタッドレスタイヤではないと思っています。
一応、HPに記載してある「发泡橡胶」の文字を翻訳してみると「発泡ゴム」となるので、ブリヂストンお得意の「発泡ゴム」が採用されているようです。氷上性能が期待できるのなら、日本で使用しても期待外れにはならない気がします。
「発泡ゴム」を使っているといっても、そもそも中国製のタイヤは品質的にどうなんだ? と人によっては気にされる方もいるかもしれませんが、おそらくほとんど機械で製造されているから個体差なんてほぼないでしょうし、個人的にはブリヂストンのようなちゃんとしたメーカーであれば製造工程もしっかりしていて問題ないと思っています。
私の場合、現在サマータイヤで使っているミシュランも中国製ですし、アコードで使っていたピレリのスタッドレスも中国製でしたが何も問題なく使えました。
(画像はインターネットから借用)
購入したタイヤは、実は製造が2021年と2年落ちの商品だったのですが、タイヤはしっかりと保管されていれば製造年の数年の違いはあまり影響がないようです。もっとも今回のタイヤがちゃんと保管されていたものなのかは確認しようがないので、そこは信じるしかありません。
ただ購入者の心境としては年数の経ったタイヤは敬遠したくなるもので、そのおかげで人気が落ちてお求め安い価格で購入できたというわけです。
実質価格が、送料込みで42,000円ほどでしたので、225/50R17のスタッドレスタイヤとしてはかなりお買得だったと思います。サマータイヤで使っているミシュラン PRIMACY 4+の半額以下です。
ビード付近に貼ってあったバーコードのシールが削り取られたようになっていたのがちょっと気になりましたけど、流通ルートがわからないようにするためでしょうか?
そうだとしても、4本のうち1本はそのままバーコード表示が残っていたのであまり意味はなさそうです。
さて、タイヤ装着に必要なホイールはすでに用意してあります。
以前のブログで紹介した、同じ10系GSの標準仕様の純正17インチのホイール。きれいに掃除しておいて良かったです。
あと、TPMS(空気圧センサー)を装着するかなのですが、そこはちょっと悩みました。純正の新品を用意するとなると結構高くつくのですよね。それなら、安い同等品を購入するか?
冒頭の話の中で、飛騨牛を一緒に食べに行った先輩の一人が実はISに乗っておられる方で、新車購入からもう10年乗られています。その先輩が3年位前にタイヤを交換したというので、参考に伺ってみました。
Q1.タイヤはどこで交換?
A1.量販店
Q2.TPMSは持ち込んだ?
A2.交換せずそのまま
Q3.10年経っているが電池は大丈夫?
A3.TPMSの電池って10年で切れるの?
というような感じで、10年経っても使えているようです。その先輩も土日しか運転しないからでしょうか。
とりあえずそういうことなら、GSの当初のホイールに装着されていたTPMSはまだ当分使えるんじゃないだろうか?
インターネットで調べてみるといろいろで、おおむね5~7年が寿命となっていますが、純正品を製造している太平洋工業のHPには10年と記載されていました。
そういうわけで、捨てずに保管しておいたTPMSを再利用することにしたのですが、さすがにゴム部品とかは交換した方が良いかと思い、フィッテイングキットを用意しました。
こちらはネットオークションから新品未使用品を入手できました。しかもキャンペーンで200円割引クーポンまで使えて格安でした。
さて、購入したからにはすぐに装着しないともったいないです。すでにシーズン半ばになっていますし。
次の仕事休みの日にあわせてタイヤ屋さんに取付の予約を取りました。
このタイヤ屋さんは以前から利用している、持込歓迎のショップで作業工賃も優しいです。
私は、できることは自分でやりたい派なので、タイヤ屋さんにはホイールへの組み込みだけお願いし、車両への付け替えは自分で行うことにしました。その方が工賃も安くなるので。
持ち込んだTPMSには以前のデータが残っていたようで、前回どこの位置に装着されていたのかタイヤ屋さんが印をつけてくれていました。まあ、車両側は新しいTPMSの情報を上書きしてしまっているので、またディーラーで登録してもらわないとダメなのですが、お心遣い感謝です。
以前補修したちょいキズはこんな感じです。よーく見ないと分からないレベル。
ちなみに製造年周は2021年の32週でした。ほかに24週や31週もありました。
時間がもったいないので、その日のうちに車両に取り付けます。
その過程で、タイヤの大きさの違いを比べてみました。
サマータイヤは235/45R18で、直径は669mm(計算値)
スタッドレスは225/50R17で、直径は657mm(計算値)
その差12mmはやはり大きく、実際に比べると左側のスタッドレスの方が一回り小さく見えます。
これだけを見るとサイズを間違えたのでは?と思われるかもしれませんが、10系GSの標準仕様の純正17インチに装着されるタイヤサイズは225/50R17なので、決して間違いではありません。
あくまで計算上の話ですが、235/45R18と比べてタイヤハウスのすき間が6mm広がり、車高は6mm低くなります。
交換作業中、悲しい出来事に遭遇してしまいました。
なんとサマータイヤの左のリアにネジ?が刺さっていました (>_<)
まだ購入して半年も経っていないのに…(T-T)
ブロックを突き破って下まで刺さっていそうでしたが、先端部はユルユルの状態でしたのでネジを回すと簡単に取れました。
いつから刺さっていたんでしょう?
ネジの摩耗具合から見て当日の出来事とは思えず、直前までTPMSの警告も点灯せずまったく気が付かずに走行していましたので空気漏れ(パンク)は起こしていないようです。
それにしても、この状態で走行していてブロックのゴムが引きちぎれていないのがすごいです。タイヤのゴムって丈夫なんですね。
抜いたネジです。
本当はどれぐらいの長さだったのでしょう?
こんなの道路に落とさないでほしいです。
本当に迷惑です。
外したサマータイヤは、これを機に洗ってきれいにしておきました。
一応、ネジが刺さっていた箇所に洗剤をつけてみましたが泡が出ることがなかったので大丈夫そうです。今度はサマータイヤに履き替える時に空気圧を測って確かめてみようと思います。
やはりこうして自分でタイヤを交換してみる機会も大事ですね。今回タイヤを交換していなかったら、いつまでもネジに気が付かなかったわけで、そう思うと怖いですね。
サイドウオールにはしっかり MADE IN CHINA と記載されていますね。
さて、タイヤ交換したら空気圧を調整するのですがここで疑問発生。
何 kPa(kg/㎠)にすれば良いのだろう?
GSの取扱説明書では17インチも240(2.4)なのですが、それは日本のタイヤの話。
このスタッドレスは海外向けなのでJATMA規格ではありません。
欧州のETRTO規格かと思いきやどこにもEマークが見当たりません。
よく見ると中国向けのCCCマークがありましたが、中国向けのタイヤ規格はインターネットで検索しても見つからず。
とりあえずETRTOのSTD(スタンダード)規格にしておけば大丈夫だろうということで、負荷能力(670kg)から逆算して250(2.5)に調整しておきました。
実際に取付けてみた印象ですが、ブリヂストンのタイヤらしくサイドウォールのデザイン(形)がきれいですね。
50タイヤなのですが、リムプロテクターが立派で精悍に見えます。これを見るとブリヂストンが人気の理由もわかる気がします。
そういえば、新品でブリヂストンのタイヤを購入したの初めてでした。
そうそう、このタイヤの速度記号ですが、S(180km)になります。
国内向けの「VRX2」ですと、Q(160km)になるので、「VRX2」よりも若干固めだと思います。このことからも「XG02」は「VRX2」とは別のタイヤであると言えます。
まあ、固いといってもピレリの H(210km)ほどではないと思いますし、ほとんど雪が積もらない地域で使う私にとっては乾燥路もしっかり走れて好都合です。
実際に走行してみると、腰砕け感みたいなものは感じませんし、ロードノイズも静かです。
さて、TPMSが変わったので警告灯が点くのかと思いきや全く点きません。
ひょっとして、車両側に以前のIDがまだ記憶されているのか? と思ったのですが、空気圧は測れていないようです。
TPMSのリセットをして、しばらく走行していたら、めでたく警告灯が点きました。
冬の時期に車検はないので、正直このままでも良いのですが、ネジが刺さっていたことを思うと、せめてTPMSの電池が切れるまではちゃんとIDを登録して、空気圧管理をしていこうと思います。
2月下旬に点検があるので、その時に登録してもらおうと思います。
前述のとおり、タイヤハウスのすき間が6mm広がり、車高は6mm低くなる計算ですが、見た目変わりましたかね?
例えば19インチからのインチダウンでしたら、大きく印象が変わるでしょうが、18インチからですと、そんなに変わらない感じですね。
純正の17インチホイールのおかげで違和感が全くなく、個人的には、スタッドレスタイヤにしていることも言われなければわからないのではと思います。
さて、スタッドレスタイヤといえど、皮むきは必要です。
試乗がてら、首都高つかってお気に入りのラーメンを食べに行きました。
現在は、関東には都内と埼玉県にしか店舗がなく、クルマで気軽に行けるのは埼玉県越谷市のイオンレイクタウンにある店舗くらいなので、足を延ばしてみました。
当たり前ですが、首都高を普通に走ったくらいでは何も不安は感じませんね。
ずいぶん久しぶりでしたので、奮発して「特選とろ肉らーめん(塩)」を注文しちゃいました。
やわらかいチャーシューが本当に美味しいです。
寒い冬に食べると最高ですね!
また神奈川県内に出店してほしいです。