正月休み、動画配信サイトのU-NEXTで“MFゴースト”をイッキ見していたら、きのこの山が食べたくなってしまい、わざわざ合間に買いに行ってしまいました。
さて、正月ということで季節はすっかり真冬ですが、今年の正月は暖かいですね。
しかし、いつ雪が降ってもおかしくないこの時期、積雪となっても移動できる手段は確保しておきたいものです。
元々所有していたスタッドレスタイヤはアコードとともになくなってしまっていますし、GSに装着するとなると、GS用のスタッドレスは高価の上、ホイールまで用意しなくてはなりません。
しかし、以前のブログでお伝えしたとおり我が家には親のアクアがありまして、必要だったらアクア用のスタッドレスを用意すれば良いと思っていました。
ところが、私のGSが納車となった後、急遽アクアを手放すことになってしまい、その目論見が崩れてしまいました。
まあ、親はもう後期高齢者なので自主的に運転をやめると決断したことについては尊重したいです。
(画像はインターネットから借用)
というわけで、我が家の唯一のクルマとなってしまったGS。
ほとんど雪が降らない地域とはいえ、やはり急遽雪が降った時の備えはしておきたいところです。
そして偶々ネット通販で見つけたのが、この布製チェーン?
こんな布で雪道が走れるのかと疑問に感じましたが、YouTubeの動画を見ると圧雪路なら結構いけるみたい。
少なくとも緊急用として持っていて損はないといった様子でした。
そして価格もちょうど値下がりしていた期間でしたので、思わず購入してしまいました。
この商品は“SNOWSOCK”という商品名で、BEIKEMALLというブランドみたいなのですが、他のショップの違うブランドの布製チェーンと商品名もパッケージも全く同じです。
よく見ると“BEIKEMALL”という文言もパッケージにシールで貼り付けてあるだけなので、どのブランドがオリジナルなのか判別がつかない状況です。
これは何となくパチもんの臭いがしますね。
そして予想したとおり、MADE IN CHINAだったわけですが、パッケージにはEUのマークらしきものもあります。
インターネットで調べてみると、288-23038という番号は、欧州冬季滑り止め装置規格EN16662-1に適合しいるという認証番号みたいなものらしい。
つまり表記に偽りがなければ、この商品は国際的な滑り止め装置規格に適合した商品であり、結構まともな商品だったようで、ちょっと期待が膨らみました。
布の表面はこんな感じで、たしかに圧雪なら噛んでくれそう。氷上はどうかな?
とりあえず、GSのトランクに放り込んで緊急時の備えとしました。
本当はスタッドレスタイヤを用意するのが一番なのですが、初期投資にかかる金額を考えると気軽に購入に踏み切れません。
特にホイールはTPMS(空気圧センサー)も装着しなければならないため、TPMSはもちろん、それ対応のホイールを選ばなければならず、格安でというわけにはいきません。(チェックランプが付きっぱなしで良ければ気にすることはないんですけど…)
元々GSに装着されていた18インチホイールは売却してしまいましたし、そうでなかったとしても18インチのスタッドレスは高いので、ホイールを用意するのなら17インチで探さなくてはなりません。
そう思いつつ、掘り出し物はないかネットオークションを見ていたら、なんと同じ10系GSの純正17インチのホイールを発見!
しかも、4本セットが送料込みで3.5万円ほど。商品説明には汚れはあるものの比較的きれいとあり状態も悪くなさそうです。ちゃんとセンターキャップも付属してますし。
TPMS対応のホイールについては、タイヤよりも選択肢が限られてしまう気がしますし、純正のホイールなら何も心配はないと思いましたので思い切って購入することに。
商品説明のとおり、確かにきれいなホイールだったのですが、それはディスク面だけで、内側はかなり汚れておりました。
恐らくフロントに使われていたと思われる2本は上の画像よりもさらに汚れており、本当に真っ黒でした。
(手も真っ黒になってスマホを触れなかったので写真とれませんでした)
ただ、洗剤を使って洗ったら、内側の汚れは意外ときれいに落ちたので助かりました。
しかし、残ったバランスウェイトの両面テープがかなり強力で、まったく剝がれません (>_<)
シール落とし剤やシンナーを使ってみてもなかなか剥がれず、接着剤はがし液まで使って何度も擦ってやっときれいになりました。
ただ、塗装を痛めてしまったようで、うっすら下地が見えるようになってしまったのは残念です。まあディスク面からは見えないので、ほとんど影響ありませんけど…
それにしても、ウェイトの両面テープを剝がすのにこんなに苦労をしたのは初めてです。レクサス純正(トヨタ製)は他のメーカーよりも強力なのでしょうか?
外したウェイトを見てみるとグラム数と思われる数字が印字されているのがわかります。
きっと、5gウェイトの数を数えなくても済むよう、グラムに応じたそれぞれのウェイトのセットを用意してあるんでしょうね。
(例: 5g×4のウェイトのシールや5g×7のウェイトのシールを用意しておく)
さて、一番気になるホイールのディスク面は確かにきれいなのですが、1本だけリムに傷がありました (T-T)
大きさや傷の形状から縁石にぶつけたガリ傷というには小さく影響はほぼないのですが、塗装は完全に落ちています。
なるべく目立たないよう、タッチアップペイントで色を付けてみたところ、色がぴったり。
このホイールのカラーは、私のGSと同じソニックシルバーのようですね。
あとはスポークの側面に大きな線キズがあったのですが、これはタッチアップペイントを塗布するまでもない程度。
コンパウンドで磨いたら、かなり目立たなくなりました。
あと、リム内側のタイヤのビードが当たる部分にタイヤのカス?みたいなゴムが全周にわたってこびり付いていました。
タイヤの空気漏れを防ぐ意味でも除去した方がよいと思い、使用期限の切れたETCカードを使って削ぎ落としました。
クレカみたいなカードだと硬さも丁度よく、ふちの断面もしっかりしており角も立っているので剥がしやすかったです。
この部分もこれほど多くタイヤのカスがこびり付いていたのは初めてでした。
少々苦労はしましたが、磨けばかなりきれいなホイールになりました。
これだけきれいならば、かなりの掘り出し物が安価で手に入ったといっても良いくらいです。
とりあえず、これでタイヤさえ入手すれば雪道も走れるようになりました。気持ち的にはすぐにでもスタッドレスタイヤを購入したくなりますが、いったんココは我慢です。
私の生活圏は雪国ではないので、生活に欠かせないというものでもなく、今回はどうしても必要になった時用のために用意したものであるため、今シーズンのタイヤ装着は見送ることにしました。
保管するにも場所をとるため、屋内保管は断念。厳重に梱包して物置へしまっておくことにしました。
ここまでしておいて何だかもったいない気もしますが、アコードの時も後半はほとんどスタッドレスを使っていなかったため、しばらく様子を見ます。
例えば職場の異動で、今後車通勤が必要な部署になった場合とかであれば迷わずスタッドレスタイヤを購入し、冬季の間はずっと装着するようになると思います。
さてさて、いつまで我慢できますかね~ (^^;