ゲッタウェイ スーパースネーク

イーサン・ホーク主演のカーアクションもの。
B級映画臭プンプンだけど、いいんだ、カーアクション映画好きだから。

元レーサーの主人公の妻が誘拐されて、身代金の要求じゃなくて、謎の男からの指示でクルマを運転しろって話。
スケートリンクに入ってメチャクチャにしろとか、トラックに突っ込めとか、何それ。

舞台はブルガリア、ソフィア。
ブルガリア警察が追うのは、シェルビー・マスタング・スーパースネーク。
大破するパトカーとか総勢130台。もうね、シェルビー無双。
クラッシュしても全く無傷。
こういう大排気量のマッスルカーはいいな、乗ってみたい。自動車税高そうだけど。

過ぎたるは及ばざるがごとし、まさにそんな感じで、ボコボコパトカーが潰れて行って、プリンセス・テンコーばりの大爆発からの大脱出とかさ、どんどん冷めて行っちゃう。

カーアクションはとにかくカット割が命。
あんなに、ごちゃごちゃカットをぶつ切りにしちゃダメ。
ドライバーの心理、俯瞰での車の挙動、スピード感のあるドライバー視点。
最後の方に出てきた、備え付けカメラで撮った長回しのカーチェイスはなかなか迫力があった。
70てん。ストーリーはゲテモノだけど90分だからまあまあ。